64-ロクヨン-後編 通常版DVD

監督 : 瀬々敬久 
出演 : 佐藤浩市  綾野 剛  榮倉奈々  瑛太  三浦友和  永瀬正敏 
  • TCエンタテインメント
3.32
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474178167

感想・レビュー・書評

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  • 誘拐された子供を 殺された父親/永瀬正敏。
    それから、時間が 14年がすぎた。
    時効 間近なのだ。
    犯人の声と想定された目崎/緒形直人には、子供が二人いた。
    その子供が 誘拐されたのだった。
    それは、64ーロクヨンの誘拐の同じことの指示が、
    目崎は、それに従う。
    誰が、誘拐したのか?
    子供が失踪した 三上広報官/佐藤浩市。

    父親の苦しみを身体の中にもつ 三上。
    ロクヨンの時にも担当した、今は広報官。
    だからこそ、殺された父親に感情を共有する。
    目崎に対しては、憎しみをもつ。難しい役どころでもある。
    そして 64ーロクヨンの事件を隠蔽する県警本部刑事部。
    奥田瑛二が、官僚の刑事部長を演じる。
    事件の報告を部下である 柄本佑にやらせる。
    まったく、記者に対応する力がない。
    記者たちは 報道協定ができるような情報を伝えろと言う。
    ロクヨン 捜査班の三浦友和は、立ち場が微妙に揺れる。
    三浦友和、奥田瑛二を追求する 三上。
    そして、犯人は。
    後編になっても、スリリングな展開で、おもしろかった。
    なんと言っても、永瀬正敏が 存在感があり、
    緒形直人が 被害者であり、
    加害者であるという立ち場を演じきる。

  • 他の方の感想を見ていたら、みんな厳しいなぁとか思うんですがそれは原作読んでいたりドラマの方を見ていたりしてるからかなぁと思いました。原作未読、ドラマも見ていないのでワタシは普通に楽しめた。緒方直人の顔が怖い。佐藤浩市の顔が嫌だという娘の気持ちが全く分かりません(笑)細かいところがよく分からなくて??と思ったりするところはあったけど、永瀬正敏の指の先の血豆みたいなところとか、夏川結衣がなぜ家から出られなくなったかとか、そういうのはもう少し説明して欲しかったかも。原作読んでから映画見るひとってどれくらいの確率なのか、説明しきれないところのことをすごく考えてしまった。でもわりと面白かったので☆4にします。

  • 原作読了済。
    組織内での葛藤、佐藤浩市の表情から目が離せない。
    記者陣がずっと喧嘩ごしでぞろぞろ団体で動くのだけ気になる。

  • 引きつづき、小説版を読んだ夫と鑑賞。しょうせツ番では、64の事件解決自体への貢献はほぼなく蚊帳の外のようだけど、映画版では主人公と犯人の直接対決を描きたかったためか、ストーリーや登場人物が追加されているそうだ。映画版だけを見ると、ヒロイズムに物語の山場を持ってきていたり、豪華で若い俳優を使っていることもそのまま受け取れる気がしたけど、ストーリーの加え方や、後半での記者クラブの存在感の薄さ、広報官自体を辞職するらしい主人公の最後に不満続出な感想を多く見た。
    初見で謎もしくは感情が理解できないのは以下の点。
    ・雨宮さんは始めになぜ妹と車に乗っていたのか。誘拐して殺害するところまでを計画していたけどできなかったのか。その後、妹が雨宮さん宅にいたのはだれの導きか。
    ・犯人は冷徹・残忍な一面をもっていてもおかしくないはずだけど、素行が目だつ娘の誘拐に対しても異様なほど焦りと愛情を見せているように見える。
    ・永瀬さんの雨宮役がかっこよすぎる。
    ・諏訪ちゃん、と広報倶楽部に特別慕われるほど、広報係長はフランクさを感じなかったし、若すぎる印象を受けた。

  • とにかく俳優が豪華。
    映像だけでお腹いっぱい(笑)
    原作は読んでないけど前半の方がこれからどうなるのか楽しみだったんだけど、後半は真犯人はなぜ殺しちゃったのかとかわからなかったところがちょっと残念。

  • 佐藤浩市がかっこよすぎる。

  • 2018/10/6

  • 出てる俳優陣の演技は素晴らしいの一言。
    前編から後編と飽きることのないストーリー展開。

    骨太の俳優陣に支えられたまさに傑作といえる作品。

  • 佐藤浩市さんは、いつも通りの安定した演技。永瀬正敏さん、緒形直人さんの鬼気迫る演技、息が詰まります。ただ、前後編で4時間を超えるのは大作過ぎるのではないかと感じてしまったのは私だけでしょうか。

  • 前編があるからこその後編であるし、
    ついに動き出す事件に、
    思わず息を呑むのだが、
    内容を知っているが故か、
    観ていてどこか冷めてしまった。

    それでも良作というのは、
    内容を知っていても、
    何度でも楽しめるものであるはずだから、
    ☆は落とした。

    貫く信念の先にあるものは、
    必ずしもカタルシスではない。
    それは普遍的な真実だ。

著者プロフィール

1960年大分県生まれ。映画監督、脚本家。1989年に『課外授業 暴行』(ピンク大賞新人監督賞受賞)で商業映画監督デビュー。主な監督作品に『冷血の罠』(98)『ドック・スター』(02)『MOON CHILD』(03)『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』(07)『泪壺』(08)『ドキュメンタリー 頭脳警察』(09)『ヘヴンズ ストーリー』(10)『アントキノイノチ』(11)『64-ロクヨン』(16)『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)『友罪』(18)『菊とギロチン』(18) 。

「2018年 『平成の黙示録「ヘヴンズ ストーリー」をよむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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