- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4562474178150
感想・レビュー・書評
-
原作は未読。横山秀夫の小説を読み漁った時期があったのですがで、組織の中で板挟みの苦悩を味わう男たちというのは、横山秀夫作品ではお馴染み。本作の主な舞台は警察の広報室で、これまた彼の十八番。ああ、これが横山節だと懐かしく感じました(二渡が出てくるのも嬉しい)。この熱い人間ドラマに、迷宮入りした犯罪をめぐるミステリーが絡むストーリーは後篇への期待が高まります。
それにしても、ここで描かれる記者クラブの記者たちががあまりに粗暴でえらそうなのにはむかむか。作者は記者出身なのに、なぜここまで露悪的に描くのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作未読。
凄く楽しみにしてたんですがイマイチでした。
たった7日間しかなかった昭和64年。
その時起きた少女誘拐殺人事件(通称ロクヨン)の話をずっとやっていくと思っていたら、あっさり14年も経っちゃって拍子抜け。
この事件が重要になってくるのは後編みたいですね・・・これ前編いる?
この前編、正直観るの疲れました。
とりあえず記者クラブがうざすぎて、どうでもよくなった(笑)
なんでこいつら、こんなに偉そうなの?実際もこんな感じなの?
そんな事で後編もどうでもよくなったんですが、新たな誘拐事件しかもロクヨンの模倣っぽいのが起きたので後編頑張って観てみます。 -
本題の事件は全くと言っていいほど、解決には進んで行きません。ひたすら広報官と新聞記者たちとの確執を見せられます。それから、警察内部のドロドロした人間関係。後編で、どのように展開していくのか楽しみにしています。
-
君のせいじゃない
たった一言。ずっと言ってもらいたかった一言なんだよね。グワッと泣けた。熱くなる箇所がたくさんあった。 -
64はNHKのドラマで観た時に、
その熱量と複雑さに心を持って行かれたが、
映画になるとまた異なる、
映像の色合いと、
そこに含まれる抑えた熱量があった。
前編は主に、
記者達と警察の信念、
倫理観への問いが繰り広げられるが、
それは後編への非常に大切な道筋である。 -
昭和64年に起きた誘拐事件は子どもは殺され、犯人は捕まらないという最悪の結果を迎えた。14年後、事件は再び動き出す。。。(レビュー前後編まとめて)。
うーん。。。小説としては面白い話なんだろうけど、映画としては無駄に長い印象を受けたなぁ。。。
父親が犯人に辿り着いた方法が壮絶過ぎる。これは過去に引きずられ、過去に留まった人達の話だと思い知らされる。ロクヨンというタイトルはうまい。
-
昭和と平成の間にある七日間。そこで、女の子が失踪、身代金事件か発生、そして未解決となった。
当時の刑事だった男は、広報の報道官に追いやられているが、本庁からのトップの来訪を機に、事件に引き戻されていく。警務課と刑事課の確執、マスコミ各社とのいざこざに挟まれ、追い詰められていく。自身の娘も失踪していて見つからず。
事件当時、実は知られざる犯人からの電話があった。幸田メモと名付けられ、隠し通してきた刑事部長の申し送り事項。これが、犯人追求への糸口となり始めていく。
緊迫した事件当時から、忘れ去られていく事件に、危機感を募らせていく。一方、マスコミ各社と、真っ直ぐ向かいあおうとする報道官。名優たちの競演が見事。 -
飽きずに観れたけど盛り上がりがわからなかった。
個人的に組織の内部事情とかに興味を持てなかったからかもしれないけど。中間管理職はつらいですね…と思いながら観ていました。
あ、あと有名な役者さんそんな多くなくていいと思った。視覚的に満腹すぎる感じが…してしまったなぁ