時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 従来のやり方を惰性に任せてやるのではなく、自分で一足飛びにでもできること・利用できるものがないかを考えること。

    やりたいことが何かを見極めることが大事。

    フィードバックを愚直に捕らえ、それを実験と考えて次につなげる。

    うまくいったら、その勢いを止めない。止めないためには、いつでも撃てる弾を用意しておく。

  • Kindle版購入しました。
    勝間塾サポメで1週間読んでいて良さそうな本なので、しっかり読んでみる。

  • 計算機に関する学術研究の圧倒的多数は、電卓のような計算ツールを活用することで概念的な理解力が高まると結論づけている、つまり、道具を最初に学んだ方が、その科目を早くマスターできる

    確かに、スマホやらタブレットて簡単に計算できるのに、なぜ自分で計算できないといけないのでしょうかね。

    ただ、使いこなすには概念を理解する必要があると思います。その概念を理解するのに、果たして、コンピュータの画面と睨めっこで、出来るのでしょうか。自分は計算の反復練習で算数が何たるかをある程度理解できたと思ってまして、その練習なしに誰もが理解できるようになるには少し疑問です。

    別の目的があれば、その目的とは反れた部分については理解は不要、ということなのでしょうか。

  • ショートカットではなく、スマートカット。9つの鉄則で、キャリアアップを加速する。ホームズとジョブズのシンプル化が同じと気づいたのは収穫

  • 真ん中辺は、読み飛ばしました。

    ごめんなさい。別にブレークスルーとか狙ってないです… 大ホームランも狙ってないです。

    上司が勧めてたってか理由で読んだが、
    上司が勧めたという理由も加点要素に入れた上で、星2つです。

    効率良く成功する方法を幾つもの事例使って説明してます。

    もちろん同じ時間費やしても、頑張り方ってあるのは分かります。
    なんか、働き方改革とか読めば良い気もしたw

  • コツコツやってもなかなか結果や評価に繋がらない人もいれば、はたから見れば、なぜ?と感じるほど上からの評価や信用が高い人がいる。

    例えば、アメリカの大統領は上院下院の議員よりも若いのはなぜか?
    芸能などで一発屋で終わるか、継続して露出続けられるかの違い。などを通してその理由や彼らの考え方などを、紹介し、現在は昔ながらの出世の階段を1段1段上る時代ではなく、真の成果主義が求められるという話は、
    能力のある人には素晴らしい世界だが、反面そうでない人には厳しい世界になってくと感じた。

    また雲梯を渡るときの話をしていたがとてもわかりやすい例だった。
    ・手を離さないと進めない
    ・動き続けないと止まる、再び動く時大きな力が必要。

    本書の伝えたい事
    ・思わぬ成果を偶然い生み出す能力は意識的に発揮できる。
    ・運は自ら切り開ける
    ・ルールやしきたりは無視してもいい
    ・成功への最良の道はいつも同じではない

    短期間で成功を収めたパターン9つの鉄則
    1.ラダー(成功の階段)ハックする
     もっと良くするにはを常に考え色々な可能性(道、方法)を探す
    2.メンターとともにトレーニングを積む
    3.迅速なフィードバックで最適化する
    4.プラットフォームを活用する
    5.波を見つけて波に乗る
    6.スーパーコネクターを見つけ、自らもスーパーコネクターになる
    7.成功の連鎖を作る
    8.シンプルを極める
    9.10倍思考を実行する

    コツコツやっても伸びない人(×)、時間をかけるに成功する人(○)
    ×:小さな成功を地道にたくさん積み重ね、大きな成功にたどり着こうとする
    ○:小さな成功を元手に大きなチャレンジをして一気に目的を達成する

    ×:下積みからスタートして1段1段着実に出世の階段を登ろうとする
    ○:一つの階段を途中まで登ったらキャリアを変えて別の階段を駆け上がる

    ×:ライバルが少なそうな場所からスタートする
    ○:ライバルひしめくメジャーな場所で実績を作り、自分に箔をつける

    ×:自分の実力を一人で頑張る
    ○:その道の達人(メンター)に教えを乞う

    ×:職場の上下関係、制度、紹介等与えられた「形式的メンター」を頼る
    ○:自然に出会う自分で探して頼み込むなど「個人的メンター」に協力してもらう

    ×:周りに尊敬できる人もロールモデルもいないとメンター探しをあきらめる
    ○:観察力を磨き、メンターを見つけ出す。(実際にあったことがない人でも)

    ×:失敗を引きずる、人のせいにする、もしくは「何事も経験」と笑い飛ばす
    ○:自分の失敗でも他人の失敗でも失敗を分析し次のチャレンジに役立てる

    ×:ネガティブなフィードバックを貰うと心が折れてしまう
    ○:ドンのフィードバックからでも「役立つ点」を抽出する

    ×:とことん自分で考えたアイデアを自分流に発表する
    ○:とりあえずアイデアを発表し、フィードバックにあわせてどんどん変える

    ×:常に全力投球。何事も100点満点を目指す
    ○:頑張らずにすむ「合格ラインの点」を取り、余った時間で重要だと思う事をやる

    ×:何事も基本が大切。コンピュータなどに頼ると能力が衰えると信じている
    ○:コンピュータなどを活用し、省略できるものは全て省略する。空いた時間で深く思考する。

    ×:どんな環境下でも全ての案件について個別に努力する
    ○:整備された環境(プラットフォーム)を活用し、無駄を省く

    ×:「運とは天から降ってくる純粋なめぐりあわせ」と信じている
    ○:地道な観察で「運に出会いそうな場所」を探しタイミングよく駆け付ける

    ×:本業に専念し、運が廻って来るのを待つ
    ○:本業でなくても「何かありそうなこと」にはとりあえず足を突っ込む

    ×:新しい商品やサービスで未知な市場を作る「ファーストムーバー」を目指す
    ○:ファーストムーバーが市場開拓した後、素早く問題点を改善した商品やサービスを出して利益を得る「ファストフォロワー」を目指す

    ×:人脈を広げようと色々な人とコンタクトをとる
    ○:たくさんの人脈を持っていそうな一人とコンタクトをとる

    ×:ネットワークが出来たら、どのような協力をしてもらおうか考える
    ○:ネットワークができたら、まず相手の役に立つことを考える

    ×:Give & Takeで公平なネットワークを作る
    ○:ひたすらGiveを続けてファンを作り、信頼に満ちた絆を作る

    ×:思いがけず成功し一発屋で終わる
    ○:成功したら次に打つ手を成功前に準備しておく

    ×:成功という目的を遂げて燃え尽きてしまい、成功を楽しめない
    ○:一つの成功で勢いをつけ、成功の連鎖を目指す

    ×:よりよくするためにオプションを多くつける
    ○:よりよくするためにオプションをなくす「simple化」を考える

    ×:何事も丁寧に、小さなことでもその都度判断する
    ○:集中力を高めるために細かい事はルーティン化して判断を省略する

    ×:白紙の状態から唯一無二のアイデアを生み出そうと頭をひねる
    ○:予算、環境、条件など制約を設けてたくさんアイデアを出す

    ×:大きなことを成し遂げるには予算と人が必要だと考える
    ○:まず徹底的に無駄を省き、低コスト少人数で大きな事が出来る方法を考える

    ×:今あるものの改善点を探し、10%改良する
    ○:常識や前提を捨てて「10倍良いもの」を目指す

    ×:自分の夢をひたすら語り、周りの賛同を求める
    ○:ストリーで肉付けした「みんなの理想」を語りブームを巻き起こす

    気に入った言葉
    ・ビジネスの世界では、失敗によってスキルが高まったり賢くなったりはしない。だが成功はさらなる成功の呼び水になる
    ・フィードバックを耳にした本人が、任務や仕事について言われたと取るか、自分自身について言われたと取るか
     大切なのは「自分自身の人格」と「失敗した行為」を分けて客観的な実験と捉える
    ・シリコンバレーでは「何事も失敗せよ」と言われるが正確には「早く失敗に気付き、モンドも失敗せよ」だ
    ・仕事上心に最も大きな影響を及ぼしている要因は「進歩」。どんなわずかでも前進している手応えが重要
    ・勢いを味方につける秘訣は自分の中に潜在的なエネルギーを蓄えておくこと
    ・simple化の追求こそイノベーション
    ・フィンランドは「少ない労力で大きな成果」「スモールイズビューティフル」が合言葉
    ・自分で波を起こし、その波に乗る

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著者プロフィール

ニューヨークを拠点に活躍するジャーナリスト・起業家。メディアの世界に新風を吹き込むべく、仲間とともに2010年にコンテントリー社を創業。コロンビア大学大学院でジャーナリズムの修士号を取得、英ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの会員でもある。『ワイアード』誌や『ファスト・カンパニー』誌に定期的に寄稿しているほか、『ニューヨーカー』、『ワシントンポスト』、『タイム』などさまざまな媒体でイノベーションに関する記事を執筆。全米各地でメディアの未来に関する講演を多数手がけている。『フォーブス』誌の「アンダー30(30歳未満)のメディア・イノベーター30人」に選定され、技術系の起業活動では、国連を始め、『ニューヨークタイムズ』『フォーブス』、『ディテイルズ』、ニューヨーク市経済開発委員会からも評価されている。

「2016年 『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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