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- / ISBN・EAN: 4988031187043
感想・レビュー・書評
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RADWIMPSが2016年に発表した6thアルバム。18thシングル「記号として/‘I’ Novel」を収録。映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」、「スパークル」のoriginal ver.やドラマ「フランケンシュタインの恋」の主題歌「棒人間」なども収録。本作は、「君の名は。」の影響なのか、より多くの人が聴きやすいと思うサウンドと歌詞になったと思います。映画から入った人は過去にさかのぼってRADWIMPSの音楽を楽しむのはどうでしょう。ちょっと雰囲気が異なりますが。
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「初回限定盤」なんて買ったの何年ぶりだろ…。
このCDを手にしたのは前回の一時帰国時。こちらではなかなか手に入らない邦画DVDを手に入れるなら前もって自宅に届くようにしておくのが得策か…と発注した作品が「トイレのピエタ」(2015) という作品。持ち帰って観るのを楽しみにしつつその勢いでCDも買った。映画サントラというわけではなくその作品に主演として抜擢されていた野田洋次郎の、つまりは彼のバンドのRADWIMPSの作品。彼のつくる音を一度きちんと聴いてみたいというのは2年前の映画鑑賞直後からの願いでもあったのでそれを遅ればせながら実行に移してみたといういきさつ。
発売されたのは2016年11月で実際に手に取ったのは年明け2月。初回限定盤が3ヶ月店に残っているというのはいい話ではないのだろうが、話題となった「君の名は」の主題歌も含むこのアルバムがそんな憂き目をみているというのが昨今の現実なのだろう。誰も足を運んでレコード屋(とつい言ってしまう世代…)で買おうとする人なんかもう少数派になっているということ。現に自分もすぐに携帯デバイスに取り込んで聴いているのだし…。
とはいえ心地よい。
いろんなリズムのいろんな世界観のうたが散りばめてあって、アルバムってこうあるべきだなんてことを久々に考えてみたりした。彼のかく詩の世界観も清々しく、自分にとっては随分昔のことにはなってしまったけれどもせめて聴いている間だけでもその精神年齢を若返らせてくれるならそれもまたよいではないかと。
おっと、おまけのDVD、まだ観てなかった。はやめに楽しもう。