小説Dear+(ディアプラス) Vol.63 2016アキ 特別付録 鳥谷しず「溺愛スウィートホーム」ミニドラマCD

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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910043521164

感想・レビュー・書評

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  • 久我有加先生のお話がすごく好みでした! 大正時代の映画製作のお話。時代背景もおもしろかったです。攻めが関西弁で。もうきゅんきゅんでした。文庫化が待ち遠しい。
    モノクロームロマンスも静かに胸を打つお話でよかったです。
    鳥谷しず先生はらしい展開とフェチで笑いつつもしっかり恋愛もので、ワンちゃんがかわいい!
    名倉和希先生はリーマンもの。ニブい受けにほのぼのにまにま。
    小林典雅先生の「国民的~」の続きも相変わらずなふたりで(笑)最後よかったね~。
    椿姫せいら先生のはこれだけ年下攻めでした。でも展開はよかったですよ。好きです。
    安西リカ先生はかなりの年の差でドキドキ。あきらめたくないという気持ちが胸に迫ってきてここは引き込まれますね。ただ先生のコメントがチラついて集中できなかった(笑)
    一番よかったのは一穂ミチ先生の「ひつじ~」の番外編SS。短いのにふたりのやりとりに笑わせられたと思ったらハッと胸を衝かれます。

  • やっと読み終わりました…
    お題は「年の差」。何不自由なく年上男に溺愛されてる受が、そのありがたみにまったく気付かずにあれこれ思い悩んでいる…というのが年の差ものの大体の展開ですね。
    今回も似たようなシチュエーションと、似たような職業設定の作品があって混乱しました。

    鳥谷しずセンセ「溺愛スウィートホーム」番外編の『薔薇の記念日』がふろくミニドラマCDでした。鳥谷センセのシナリオも採録されていていました。遥役の阿部敦さん、鷹遠役の羽多野渉さん、聖大役の村瀬歩さんのインタビューが面白かったです。CD化すると、エロさよりもHENTAI性がより前面に押し出されてて楽しかったです。薔薇の蕾がやっぱりすごいインパクトw
    「兄弟ごっこ~甘い恋のアミュレット~」は、元義兄弟で教授×准教授の特濃初恋ロマンス。新書館のエロ鉄人の名にふさわしく?大人のエロスたっぷりでした。
    上流社会ドリームの中にひときわ光るアミュレットの正体wwシモネタが今回も炸裂。

    小林典雅センセ「国民的スターに恋してしまいました」の続篇『国民的スターと熱愛中です』
    恋人同士になった葛生と旬の、1年後の話です。二人はとてもラブラブなんですが、スターとの恋は難関難問がありすぎ!苦労してるけど、会えない時間が愛を育てるんですね~

    安西リカセンセ『ふたりでつくるハッピーエンド』
    人気俳優×役者を目指す大学生。40歳と18歳という、かなりの年の差でドキドキしました。

    久我有加センセ『疾風に恋をする』
    大正時代の大阪を舞台にした、旧劇の人気役者と映画俳優を目指す新人役者のドラマティックな恋物語。時代背景が生き生きと描かれていて、すごく読み応えがありました。

    椿せいらセンセ『AVみたいな恋ですが』
    ポルノスター×地味リーマン。身体から始まる恋で、コミックですが七海センセの「ポルノスター」とか、おわるセンセの「キチク、エンカウント」とかを思い出しました。
    ちゃんとラブになってたのは安心ポイントw

    名倉和希センセ『純情秘書の恋する気持ち』
    イケメンエリート部長×生真面目新米秘書。
    包容力があるステキな攻に溺愛されてて幸せ者の受…と思ったら、意外に伊崎は束縛系かもww何も考えずにひたすら楽しく読ませていただきました。

    BL小説大賞トップ賞作『恋はJ列にいる』
    深夜の映画館で出会ったリーマン×青年。
    ストーリーにひとひねりあって、好意がもっと特別な感情に変化していく様子もしっかり伝わってきて、思わず引き込まれました。次作にも期待です!

    一番良かったのは、一穂ミチセンセ番外SS『ひつじの夏』
    笑ったりうるっとさせられたり。短い話なのにすごく胸を打つものがありました。
    天真爛漫な羊がかわいいです。大人である一色の心情が「あっという間」という言葉に凝縮されていてしみじみとしました。

  • CD目当て。よかった。

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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