- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953086326
感想・レビュー・書評
-
緊急事態宣言が解除されても、すぐに開かなかったお店があったけれど、今はほぼ全てのお店が開くようになって、これまで買えなかったものの買い出し(例えばKALDIのコーヒーとドレッシング)や、給付金申請の準備をしていたら、映画を観る時間とエネルギーがすっかりなくなってた。
なので超軽め、1時間ちょっとのコメディ作品を。
菅田将暉、学ラン超似合う!
あと、彼の骨格がすごい好き。スタイルいい!手もきれい!
ただただ池松壮亮と菅田将暉が会話をしている作品。
時折観ているこちら側も一緒に相槌をうってしまうような自然な空気感。オールナイトニッポン(ほどテンションは高くないけれど、)を聞いているかのような空気感。
たまに深いこと言う池松壮亮。菅田将暉と時間を過ごしながら徐々に変化していく感じがほっこりする。
ネコ回は涙あり。
うううー、明日仕事行きたくない… -
まるで小さなオアシスのようだ(笑)
面白かった。癒されます。
高校生ふたりがただくっちゃべってるだけなんだけど、そこは作品、ちゃんと流れもオチもある。
主演ふたりのキャラも俳優さんのキャラに合っている。
私も中条あやみの袈裟姿見てみたいな~
メチャクチャ似合いそう。
主演二人を替えてテレビドラマになるようで、不安半分期待半分。 -
神妙な面持ちで爆笑。
演技のうまい二人だから安定して見られたが、
考えてみれば会話劇だからこそ、
うまくなければ悲惨な仕上がりになるだろうな。
原作を読みたくなった。
きっとこれは映画化よりも、
原作の方が絶対的に面白いだろう。
なによりも漫画的だ。 -
セトウツミ、というかスダイケマツ。公開時に知り合いの映画好きのおばちゃんが「面白かったよ」と言っていた。観てみたところ、まあ普通レベルでは面白かったけど期待したほどではなかったかなという感じでした。発想としてはあまり新しくなく、90年代に想いを馳せつつ「時代は変わったな」と思いました。理由はふたつ。
ひとつめ。まあ普通に漫才ですね。かつてダウンタウンが横山やすしに「チンピラの立ち話」と言われたエピソードを思い出した(82年頃の話です)。このスタイルはわりと最近だとブラマヨとか千鳥なのかなと。というか今の中堅芸人でダウンタウンに影響を受けてない人の方が少ないと思う。
私は昔からフリートークが面白い人たちが好きで、もう今はなくなっちゃったけど『ガキの使い』でもフリートークのコーナーが一番好きでした。最近の番組だとフリートークってあんまりないのかも。『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』ぐらい?
当然市井の人間も影響を受けるので、私と後輩の会話もだいたいこの映画と似たような感じです。だから目新しさがない。
ふたつめ。もはや「日常系」アニメが流行ったのもだいぶ前になってしまったけど、90年代にはまだあんまりなかったのではないかなと思う。
その頃、アフタヌーンで連載されてた『反町くんには彼女がいない』という漫画がありまして、私は多大な影響を受けました。志村貴子の『敷居の住人』や冬目景の『イエスタデイをうたって』より数年前の話。
それは男子高校生の日常系漫画で、作者の有川佑先生はその後商業誌ではほとんど連載されてなくて…色々と理由はあると思うけど、「早すぎた」せいもあるのではと。今はこういう方向性の漫画は普通にたくさんある時代だけど、当時の状況だと「スポーツものをやれ」「ヤンキーものをやれ」など、編集部からの圧がかなりあったみたいです。(『スラムダンク』とかが全盛の時代でしたし)
ということを考えると、特に新しくはないし、時代は変わったなということと、切ないなと感じます。
『セトウツミ』の漫画の方は未読ですけど、これは漫画よりも実写の方がテンポをそのまま表現できるので良いのではと思う。当然原作の段階でも評価されてると思うけど、それならコマ割りとか間を表現するのが上手い漫画家さんなのかなと。 -
あ〜、このテンポの映画は好きですね〜。
というか、逆に言えば、心の中に穏やかさがないと見れないかもなあ。
懐かしいあの頃やあの頃の気持ちを、ポジティブに思い出す。
なくてはならなかった時間。
もう、あの頃のあのドギマギした感じには戻れない。青春て愛おしい。
それぞれの錯綜する思い。
今は少し現実を知り過ぎました。 -
連続ショートドラマのDVDって感じでなんとなく映画っぽくない、けどこれはこれでアリ。1話1話、しっかり面白い。きっちりオチがあってシナリオがなかなか良いです。最初なんで関西弁なんだろ、って思ったけど、このかんじは確かに関西の高校生の風景だ。特に大きな山場もないけど、この日常感がこの映画の良さだと思うし、邦画の青春映画なんて反吐がでそうなほどしょーもないものしかない中で、この作品は異色と言えます。安心してみれるというか。けど個人的には、これは映画で見るよりは、毎週末に1話ずつ家で見るテレビドラマだったほうが嬉しいかもと思った。あとこの映画が面白いのは、原作マンガがよくできてるからに尽きるのでは、とも思った。もちろん主役の二人の演技の素晴らしさがあってのことだと思いますが。特に菅田将暉が良いです。
ほんとしみじみ思ったのは、社会のいろんなものにくたされてしまったような気がする今、こういうのほほんとした高校生の何気ない放課後の一コマがガチで癒し。 -
高校二年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、内海が塾に行くまでの放課後を、いつも河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごす。
クールでインテリの内海と元サッカー部でお調子者の瀬戸。
真逆のような二人だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文面で真剣に悩んだり、ときにはちょっと深いことも語り合ったり……
二人でいれば中身があるようでないような話も尽きない。
そんな二人を影ながら見守っているのは同級生の樫村一期(中条あやみ)だ。
瀬戸が好きなのは樫村だが、樫村は内海が気になっており、内海はそんな樫村につれない素振り。
さらに瀬戸と内海の先輩であるヤンキーの鳴山(成田瑛基)やバルーンアーティスト(宇野祥平)、離婚問題に揺れる瀬戸の両親なども、二人の日常にちょっとした波風を立てていく。
まったりと流れる時間の中で移り行く季節。変わったもの、変わらないもの。二人の未来は、そして樫村との三角関係の行方は……?
同名コミックを映画化した傑作青春コメディ映画。片想いしている女の子のメアドをゲットして最初のメールの文面をどう書くかとか「~しているふしがある」とお互いのことを指摘し合うゲームをしたり、「何で人は上手くいかないんだろう?」という疑問から「コミニュケーション能力は演技力だ。それが出来るのが大人になること」という結論に達したり、瀬戸が飼い猫に死なれて落ち込んでいるのを内海が一生懸命慰めたり一緒に花火をしたり、川辺でだらだら男子トークをダベるだけなのに、菅田将暉と池松壮亮の会話の間の間までも完璧な掛け合いがリアルで、まるで彼らと男子トークを楽しんでいるかのような多幸感が味わえる傑作青春コメディ映画です。 -
映画館のスクリーンで見る必要はないと思います。でも、大好きです。二人の間合い、漫才と言ってもいい感じ。見ていて聞いていて心地よいです。40年以上昔、友達となんとなく河川敷に集まって、取り留めのない話をして日が暮れるまで時間を過ごした10代を思い出します。無駄に思えるそんな時間が、とても大事なものだったのだと思わせてくれました。
-
池松壮亮と菅田将暉の、台詞なんだかアドリブなんだかよくわからないほのぼのコメディ。男子高校生ってこんな感じだよね。二人が好きな人にはたまらない作品かと。
-
ほぼ川辺で喋ってるだけの映画なんて途中飽きそう…だけど、好きな若手の池松くんと菅田くんだしな…
と思って観たが、たいへん面白かったです、すまんかった!笑
掛け合い漫才のような会話から見えてくるそれぞれの事情や思いが想像できて結構奥深い。
菅田将暉さんと池松壮亮さんあっての作品でしょうね。
菅田将暉さんと池松壮亮さんあっての作品でしょうね。
映画なのに第〇話となっているところと、二人の会話の絶妙な間やテンポがよかったです(´▽`)
映画なのに第〇話となっているところと、二人の会話の絶妙な間やテンポがよかったです(´▽`)