- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102445294
感想・レビュー・書評
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面白かった。しかし期待以上ではなかった。思った通り、という展開と結末。映像、Ava役の女優さんが美しい、実験台の男性が好印象。
試作を繰り返しているA.I.の殻というのかロボットというのかが、全部若い女性であることが、この映画のレベルを少しだけ下げていると思った。男性も作ったら?被験者に女性も選んだら?
広大な土地があるのだから、施設も広くして、別セクションで同時進行的に実験を何本もやったら?
とか思ってしまった。
そういう意味で、飲んだくれのボスがポンコツすぎる気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
検索エンジンで有名な世界最大の
インターネット会社“ブルーブック”で
プログラマーとして働くケイレブは、
巨万の富を築きながらも
普段は滅多に姿を現さない社長の
ネイサンが所有する山間の別荘に
1週間滞在するチャンスを得る。
AIを搭載した女性型ロボットが
ある使命を帯びたときにどのような行動に出るか?
数あるAIを題材にした作品の中でも
よく練り込まれていて、考えさせられる作品。
エンジニアが観て納得でき、おもしろいと
思える作品です。 -
EX MACHINA
2015年 イギリス 108分
監督:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン/アリシア・ヴィキャンデル/オスカー・アイザック/ソノヤ・ミズノ
http://www.exmachina-movie.jp/
検索エンジン世界最大手のブルーブック社内で開催された、抽選に当たると社長の別荘で1週間過ごせる!という企画に当選したプログラマーのケイレブは、ヘリコプターに乗らないといけないような大自然の中の山荘に招待される。外観は自然にとけこむオシャレな木造っぽいけれど中は超ハイテク。しかし超有能な創業者で社長のネイサンはいつも酔っぱらっているし、設備はハイテクだけど遊ぶとこもないし、おまけに謎の守秘書類にサインさせられて、社長が一人で極秘で開発中の人工知能搭載女性型アンドロイド「エヴァ」のチューリング・テストに協力させられるはめに。まあ仕事大好き人間が出世の糸口掴むためと思えば嬉しい状況なのかもしれないけど、正直社長の豪華な別荘で優雅に休暇を過ごせると思っていたら、こんなのご褒美どころか罰ゲーム(苦笑)
しかし真面目なケイレブくんは、せっせとアンドロイドとの面談にいそしんじゃう。なぜなら、このアンドロイドのエヴァが超可愛いから(笑)演じるアリシア・ヴィキャンデルは「リリーのすべて」での人間くさい役柄とはうってかわって、無機質でぎこちない仕草のアンドロイドを演じていて絶妙。さらにアカデミー賞視覚効果賞も納得の、半透明のそのボディが美しい。登場人物はこのほかに社長の愛人兼家政婦のようなキョウコという女性のみ。このキョウコさん(演じているのは日系イギリス人のソノヤ・ミズノという女性でバレリーナでモデルらしい)も大変美しいし、大自然とハイテク施設の対比もオシャレだし、映像の目の保養度はかなり高い。
ストーリーは一見、アンドロイドものの定番、人間とアンドロイドのラブストーリーのような展開だけれど、後半でどんでん返しがいくつかあり、そのどんでん返しが9割が想定内のもの、なのに、残り1割でちょっとだけ裏切られる、そのバランスがいい感じ。あ、そこはどんでん返さないんだ?みたいなところもあったりして、反対方向に期待を裏切られたり。オチはそれなりに面白かったし、タイトルのダブルミーニングも効いている。全体的にとても好みの映画だったけど、正直いうと、ちょっと途中で眠くはなった(苦笑)
結論としては、たとえアンドロイドといえども女性は怖いなと。映画の中でロボットに性別は必要か?とケイレブとネイサンが議論する場面がありましたが、このアンドロイドがもし男性型で、テストするのが女性だったらこういう実験結果は出ないんじゃないかなとふと思ったりもしました。あとドーナル・グリーソンが誰かに似てると思ってずっと気になってたんだけど、途中であ、ファラミアだ!(※デヴィッド・ウェンハム)と気づいてすっきりしました(笑) -
どこからがうそでどこまでが本当なのか、アンドロイドと言えど女心は怖いね
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ストーリー
世界シェア率No.1の検索エンジンを運営するブルーブック社で、プログラマーとして働くケイレブは、CEO.ネイサンが所有する大自然の中の邸宅に、1週間滞在するチャンスを得る。人里離れたその地に到着したケイレブ。彼を待っていたのは、ネイサンが極秘に開発した美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された人工知能(AI)の“チューリング・テスト”に協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。R15+