統計学が最強の学問である[ビジネス編] [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 統計学をビジネスシーンでどのように使うべきかを細かいハウを除き、ざっくりとしたプロセスで解説してくれる本。
    ビジネスにおける使い方の概ねのイメージを掴むのに最適。

  • 統計学についての本というよりは、事業戦略、人材戦略、マーケティング、オペレーションという企業活動で極めて重要な取り組みに対して統計学的な考え方を如何に適用するかという視点の本だと思います。ですので、統計学としての詳細や特定分野に適用する方法論について述べられている訳ではないです。

    自身は最近、方法論(How)に関する書籍を読む機会が減ったのですが、久しぶりにこの本を読んで、データを扱うために、自分で手を動かせる程度の技術と知見は持っておきたいなと思いました。

  • ざっと一読。

    本来定性的で、変数が多すぎて解析できない類のものを、たとえば未来とか、人の心、人の成功とかを、データで何とか解決しようとしているように見える。

    だいたいそんなもの洞察はできても分析できない。洞察できない人が下手な分析しても、何ら価値を生み出さない。

    未知のものを未知として扱うことのほうが実務的には成功確率が高い。

    統計やデータの重要性は、”ファクトフルネス”を読めば十分かと。

    P210統計学が天才に打ち勝つ、と言っているが、統計学のプロが画期的な商品を作り出すことはまずない。数字は、特に統計がはじき出した結果が、デザイナーやクリエイターの確信や感性に影響を及ぼすことができないからだ。

  • ターゲットが不明確どころか逆にこの本を読んで得する読者がいるのかと思うほど中途半端な一冊だった。おまけに内容に具体性がなく、ビジネス統計としても常識的なことしか書かれておらず、少なくとも自分にとっては新たな発見はほとんどなかった。
    一方で、著者が専門外であるはずの経営学についての知識を書いていたのは意外だった。おそらく勉強したのだろう。そこは評価する。しかしながら、申し訳ないのだけど経営学者でもなければ実際のビジネスマンでもない著者が話したところで、内容がなんというか一般の人が勉強した内容をちょろっと書いたような希薄さだと感じてしまい、読むに値しないと思って途中からそういう部分の記述は読み飛ばしてしまった。

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著者プロフィール

1981年、兵庫県生まれ。統計家。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月に株式会社データビークル創業。自身のノウハウを活かしたデータ分析支援ツール「Data Diver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)、『1億人のための統計解析』(日経BP社)など。

「2017年 『ベストセラーコード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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