徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) [Kindle]

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  • 文藝春秋 (2016年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (166ページ)

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徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書)の感想・レビュー・書評

  • 子供の貧困とはどういったものなのか。貧困という言葉から私たちが想像するそれは絶対的貧困といわれるもので、それは今の日本では存在しません。私たちはそうでない貧困であれば問題と認識しない、あくまで自己責任の話と切って捨ててしまっています。本書では、そうではなく、子供の貧困というものは問題であり、それは自己責任ではなく、私たち大人が手を差し伸べて、社会全体で無くしていくべきものであると訴えられています。子供の貧困とは(相対的貧困とは)の定義と説明があり、その具体的なストーリーも紹介されています。しかし、それだけではなく、それがどのような損失を生んでいるのか。社会と私たちに対する影響を社会的損失として数値にすることにより、できるだけ身近に感じることができるように工夫をされています。そして私たちがそれに手を差し伸べるための方法についても。
    不幸な境遇に生まれた子供が、そこから自力では抜け出せない現実があります。しかし適切な助けがあれば、抜け出すことが可能だということ。それは金銭的なものだけではない、様々な助けであり、私たちにそれが可能だということを知ることができます。

  • 日本の子供の貧困問題について、基本的なことを多角的に書かれた本。際立っているのが、日本財団の推計だといってよい。ちょっと肝心なところで筆者の主観的な憶測で語ってしまっている点が減点ポイントであるが(本来、そういう部分についても実証分析を行って、分析結果に基づいた解釈やインプリケーションを導くべきである)、全体的に読む価値のある本であると言える。

  • 子供の貧困、という言葉を聞いて、自分ごとと感じられる人は日本にどのくらいいるのだろうか。今でこそワーキングプアという言葉が一般化してきているけれども、貧困、という言葉の持つイメージとしては、インドとか難民とか、そうしたところの子供たちというイメージではないだろうか。
    それでも、日本において幼児虐待の事件は後を絶たない。そしてその原因の多くは貧困なのだ。本書を読むとそれがよく理解できる。

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