問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書) [Kindle]

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制作 : 堀茂樹 
  • 文藝春秋 (2016年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (151ページ)

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問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書)の感想・レビュー・書評

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  •  私たちがゾンビイエ制度(日本会議的な)に対峙するのに今一番必要なのは私たちのための国家だ。今の国家は一部のための国家になってしまっている。そしてそれを国家嫌い(特にエリート)が逆に呼び込んでしまっている。取り返すためには直系家族的なものでもなんでも利用しよう。
     私たち(庶民ですらも)はほとんど経済学的にしか人々の営みを観察してこなかったのではないだろうか。それは結局経済学をも歪めたかもしれない。もっと様々な人口統計などの指標にも関心を向けるべきだった。
     イギリスのEU離脱、そしてアメリカのトランプ勝利。しかしまだ日本のエリートはその事実の受け入れを拒否しているかのようだ。しかしなぜ、彼らは人間の事実を探求することが苦手なのだろうか。庶民は逆にあまり抵抗なさそうなのに。
     「グローバリゼーション・ファティーグ〔疲労〕」は日本でも起こっていると思う。その胎動をしっかり認識すべきだろう。
     そしてエリートは責務を果たそう。エリートはいかに今の地位を手に入れたのかを思い出して欲しい。そして少々大げさだが映画スパイダーマン第一作のこの名言を贈りたい。「大いなる力には大いなる責任が伴う」
    あのWTCが崩壊後の作品であることも合わせて。

  • エマニュエル・トッドさんの日本でのいくつかの講演を集めてられます。俯瞰して読ませていただくことで、著者の研究の姿勢とそこから見出された結論の揺るぎなさを知ることができます。著者がなぜソ連の崩壊そのほかを予言できたのか。家族のあり方が、政治のあり方にこれほど重要な意味を占めるということ、それが個々人や一族ではなく、その場にあるということ、今までの常識を心地よく修正していただきました。私としては、目から鱗の内容でした。

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