イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 [DVD]

監督 : モルテン・ティルドゥム 
出演 : ベネディクト・カンバーバッチ  キーラ・ナイトレイ 
  • ギャガ
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感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921403658

感想・レビュー・書評

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  • 想像と違ってかなり悲劇だった。
    もっと天才数学者の天才っぷりが見れると思ってた。
    ひどい時代だったんだね。

  • 第二次世界大戦下のイギリス。劣勢を強いられる連合軍の急務はドイツ軍の暗号機エニグマの解読であった。天才数学者チューリングがこの暗号解読チームに参加するが、独自の解読機の設計を始める。チャーチル首相に直訴しチームリーダーに就任した彼は、実力不足のメンバーをクビにし公募で募った女性ジョーンを採用する。
    寄宿学校時代にいじめから庇ってくれた友人クリストファーを肺炎で亡くした彼は同性愛者であったが、ジョーンをチームに残すため彼女と結婚する。チームはエニグマの解読に成功し連合軍の勝利に貢献するが、終戦後すべての資料は破棄されエニグマ解読の功績は葬り去られる。
    1951年、同性愛行為で逮捕されたチューリングは有罪判決を受け化学的去勢を受け入れる。心身ともに憔悴した彼をジョーンは励ますがチューリングは41才で自ら命を断つ。

    第二次世界大戦下で活躍した実在の数学者アラン・チューリングの半生を映画化。スリリングな戦争ものでありながら、チューリングとクリストファーの純愛と悲劇的なラストに涙。風変わりなチューリングを支えたジョーンを演じたキーラ・ナイトレイが美しい

  • 「SHERLOCK シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演で、第2次世界大戦時、ドイツ軍が世界に誇った暗号機エニグマによる暗号の解読に成功し、連合国軍に勝機をもたらしたイギリスの数学者アラン・チューリングの人生を描いたドラマ。第87回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。
    1939年、第2次世界大戦が始まり、イギリスはドイツに宣戦を布告。ケンブリッジ大学の特別研究員で、27歳にして天才数学者と称えられるアラン・チューリングは英国政府の秘密作戦に参加し、ドイツ軍が誇る暗号エニグマの解読に挑むことになる。解読チームには6人の精鋭が集められるが、他人と協調することを嫌うチューリングとチームメンバーとの間には溝が深まっていく。
    チューリングを理解し、支える女性ジョーン・クラークにキーラ・ナイトレイ。監督は、「ヘッドハンター」で注目を集めたノルウェーのモルテン・ティルドゥム。
    原題:The Imitation Game
    (2014年)

  • チューリングの映画なので「観なきゃ」とは思っていたんだけど、コンピューターよりは暗号解読が中心になりそうだったので、なんとなく避けていた本作。実際に見てみると、暗号要素も、恋愛要素も、同性愛要素も、チューリングマシン要素も、それぞれ均等に配分されていて、どっちつかずな作品。映像、演出、演技のどれもクオリティーは高いので、テーマを一つに絞った方が説得力は生まれたはず。ラストまで自伝映画の域を出なかったのが残念。同じ天才学者を描いた『ビューティフル・マインド』の方が評価も一つ抜き出ていたのは、その一点に尽きるのではないか。☆3.5

  • 解読に至るまでの苦労を描いたストーリーなのかと思ってたけど、アラン達にしてみれば解読後に得た情報をどう利用するか、誰を生かし誰を見殺しにするかを決めることの方がよっぽど精神的にキツい作業だったのではないだろうか。

    エニグマが実は解読されていたと知った時のドイツ軍の驚きはどんなものだったのだろう?

  • 事実に基づいてるからか、最後はすっきりしない。

    キーラナイトレイ美しす。
    アドバイスに素直に従って仲間に林檎を差し入れるアランも可愛いし、
    関係を良くするためにくれたのを理解した上で、ありがとう。林檎好きなんだ。って大人、あんたイケメンだ!

    アランチューリングが警察の尋問を受ける部屋で待つシーンから。
    第二次世界大戦のドイツの暗号エニグマを解読した数学者と仲間の話。
    戦争は被害者しか生まない。
    後半に進むにつれて、もしかしたらと思ったら、やっぱり最後は自殺だった。
    同性愛者で逮捕されて、ホルモン治療を選んで、
    ホルモン治療か禁固刑かって当時のイギリスで本当にやってたのかな。
    手が震えて日常生活に支障、得意なクロスワードも解けなくなってってツラ。

    事実に忠実ならアランは発達障害があったように思える。コミュニケーション方向で。

    ソ連スパイの同僚が見覚えあって、名前は覚えてないけど、
    ダウントンアビーで三女と結婚して運転手から貴族になって、アメリカに娘と渡った人!!

  • ある天才の人生。天才は類稀なる興味を持って一つのことを突き詰められる高機能自閉症の人がなれるのだろうか。
    人にすかれないと助けてしてもらえない。まさに。

  • うーん、登場人物の深掘りも暗号論の解説もほとんどなくてイマイチだったなあ。演技力だけで最後まで見た感じでした。あまり語らないのが英国流なのかな。

  • シャーロックのベネディクト・カンバーバッチが好きになってこちらを観賞。可哀想に。誰もこの孤独な天才を救えず、とくに同性愛者への扱い。時代が違うとこうも違うなんて。でも比類なき至高の才能。エリザベス女王が死語恩赦をしたのは本当によかった。
    ダウントンアビーのトム・ブランソン役の俳優さんが出てきてトムって思ってしまう(笑)

  • チュリーングの存在価値が認められたみたいな描き方がされていたけれども、チューリングはけっきょく、みじめな死を遂げたのではなかったっけ!?

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