煽動者 (文春e-book) [Kindle]

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制作 : 池田真紀子 
  • 文藝春秋 (2016年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (460ページ)

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煽動者 (文春e-book)の感想・レビュー・書評

  • どんでん返しの『巧』の技が遺憾なく発揮された作品。タイトルにもなっている扇動者との攻防と同時進行するサイドストーリーにも様々な仕掛けが施されており、個々の相乗効果で面白さを一層掻き立てている。
    ディーヴァーだけにどんでん返しに注意しながら読んではいても、そこは流石の『巧』。ミスリードを駆使して読者の目をあらぬ方向へ導く手腕は正に『扇動者』!

    リンカンライムシリーズと充分肩を並べるシリーズに成長したと思う。

  • キャサリン・ダンスシリーズ。
    おもしろかったけれど、起きる事件が最高に恐ろしかった。混み合ったライブハウスで将棋倒しになるとか、テーマパークの出口に人が殺到するとか、満員のエレベーター内に閉じ込められた人たちがパニックになるとか、閉所恐怖症ぎみのわたしにとっては恐ろしすぎる。誘拐とか殺人はもちろん恐ろしいけれど、こういう日常的にすぐ巻き込まれそうな事件はこわい。しかも、火事かも?とかテロかも?ってだれかがひとこと口に出すだけで、噂が広がり、今やラインやメールで拡散して、デマでも真実味を帯びてくるという。わたし自身、勝手にパニック起こして人に迷惑かけるタイプかも、と思ってさらに恐ろしくなった。いつも冷静で、動じない人間になりたい。。。
    メディアとか、あと、残忍なゲームが子どもに及ぼす影響とか、そういういまどきの事情が組み込まれているところもうまいなと。

    ただ正直なところ、ラスト、事件の解決も、そしてダンスの恋愛も、こんなにうまくいくかな?とちょっと思ってしまったのだけど……。

    でも、ミステリでも、女性が組織のなかで仕事をする話が好き。超人的なものではなくて、捜査官とか弁護士とか刑事として仕事をして、プライベートの生活もあって、っていう話をもっと読みたい。前は女性私立探偵が流行ったし、少し前まではスカーペッタみたいな検視官とか弁護士とかの話がたくさんあったような気がするんだけど。。。

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