時限病棟 (実業之日本社文庫) [Kindle]

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  • 実業之日本社
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感想・レビュー・書評

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  • 「仮面病棟」の続編。
    私は、仮面病棟より、こちらの「時限病棟」の方が好きです。
    ピエロにより立てこもり事件のあった田所病院で、今度は、クラウンにより拉致された5人の男女がリアル脱出ゲームの謎を解いていき、爆発から逃れなければならない。
    過去の事故死の謎を解いていくうちに、全員が関係者だと分かり、次々に真相が明らかになってゆく。
    最後のどんでん返しで面白さが倍増しました。
    前作とは全然タイプが違うお話で、私好みでした。

  • 個人的には仮面病棟の上を行きました。これは犯人分からなかった。文章が非常に読みやすく、ぐんぐん読み進めてしまう。あっという間でしたし、「お!」「あ!」「え!?」って3回くらい驚けたので楽しかったです。

  • 『仮面病棟』の続編。まあ、前作の出版から2年程空いているので、前作を読むのは必須ではないけれど、その方がストーリーは追いやすい。
    好みはあるが、ミステリーとしては合格点。

  • 廃病院に閉じ込められた男女5人。
    ある共通点を持った彼らが過去の真実と向き合う
    命懸けのリアル脱出ゲーム。

    密室・病院・ピエロの三大恐怖。
    怖さも難しさもあまりなく油断していたら
    次々にどんでん返しが待っていて
    まんまとハマって一気に読み終えていた。

  • 知念実希人さんの「時限病棟」読了。前作「仮面病棟」の後日譚。主人公の倉田梓が見知らぬ場所で目覚めるところから物語が始まる。病院着を着せられ、自分に何が起こったのか。不確かな記憶を浮上させる。。冒頭から「どうしたのかな?」と意識を物語の中に引き込まれる。使われなくなった病院を舞台に個性の異なるメンバーによる脱出ゲーム。脱出の鍵はピエロからの指令。限られた時間内に脱出することは出来るのか。自分好みの内容でした。最後までピエロがどのように関与してくるのか楽しみながら読めました。とても読みやすく面白かったです。

  • 2023/5/26 AmazonよりKindle本ポイントキャンペーンにて586円(234pt)でDL購入。

  • ほんとに良くできてる本だなあ

  • 親族以外全員カスで笑いました。
    月島、特に前編からの繋がりを感じて良かった。
    エレベータートリックはどこかで出るだろうなと思ってたので割と分かりやすかったかも。

  • 前作ほどでは無いが、どんでん返し多し

  • 時間制限があるのでスピーディーな展開で読みやすい。SAWを彷彿させるラスト。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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