ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016年 12 月号 [雑誌] (チームの力 多様なメンバーの強さを引き出す)
- ダイヤモンド社 (2016年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910059691264
感想・レビュー・書評
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内容紹介
個を活かすチームマネジメント
│特集│チームの力
多様なメンバーの強さを引き出す
●【インタビュー】<成果を出すリーダーの要件>
チームの価値は「新しさ」を生むこと
・魚谷雅彦 資生堂 代表取締役執行役員社長兼CEO
●<力を発揮させる環境をつくるために>
チームワークは4つの要素で決まる
・マルティーヌ・ハース ペンシルバニア大学 ウォートンスクール 准教授
・マーク・モーテンセン INSEAD 准教授
●<仕事開始前の「5つの会話」で摩擦の芽をつむ>
多様なメンバーの「違い」に気づく技術
・ギンカ・トーゲル IMD 教授
・ジャン=ルイ・バルスー IMD シニアリサーチフェロー
●<限られたリソースを活かし切る>
メンバーを変えずにチームで変革を進める法
・マイケル D. ワトキンス ジェネシス・アドバイザーズ 会長 兼 IMD教授
●<究極のフラット型組織で、究極の実力主義>
チームラボのチームの秘密
・堺 大輔 チームラボ 取締役
●<イノベーションに必要な知の交流を活かす>
業界を超えたチームで成功する法
・エイミー C. エドモンドソン ハーバード・ビジネス・スクール 教授
│HBR翻訳論文│
●<組織>“自主管理"の正しい導入法
ホラクラシーの光と影
・イーサン・バーンスタイン ハーバード・ビジネス・スクール 助教授
・ジョン・バンチ ザッポスドットコム CEOアドバイザー
・ニコ・キャナー インカンデセント 創業者
・マイケル・リー ハーバード・ビジネス・スクール 博士課程
●<会計>企業の財務報告が抱える難題とその対処法
会計操作を統計学と心理学の活用で見抜く
・H. デイビッド・シャーマン ノースイースタン大学 教授
・S. デイビッド・ヤング INSEAD教授
│連載│
●《New!!》Inventing the Future:未来をつくる(1)
青臭い想いは、心に刺さる
・小沼大地 クロスフィールズ 共同創業者・代表理事
●SHIFT:イノベーションの作法(2)
SHIFT領域の考え方
・濱口秀司 ビジネスデザイナー
●世界標準の経営理論(27)「弱いつながりの強さ」理論
「スモール・ワールド」現象は、世界でさらに加速する
・入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授
│巻頭言│
●ポールダンスが私を生かしてくれた
・REIKO ポールダンサー
│Idea Watch│
●思ったほどグローバルではない世界
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
●ステータスが高いとストレスも大きい
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
│リーダーは「描く」│
●「楽しむ」ことは乗り越えること
・南 壮一郎 ビズリーチ 代表取締役社長
│前号を読んで│
●「最先端」に偏りすぎていないか
・津田和樹 JSR 石化事業部
●20人の紹介をもっと深く
・樋口泰行 日本マイクロソフト 執行役員会長
この雑誌について
意思決定者のためのマネジメント総合誌 -
「チーム」を特集している号ですが、各論文が想定するチームのおかれた環境にばらつきがあるので、すべての読者に全部の稿がすぐに役立つものではないと思います。
組織の最小単位であるチームに焦点を当てており、大変興味深いのですが、もっとも汎用性のあるマルティーヌ・ハース、マーク・モーテンセン『力を発揮させる環境をつくるために――チームワークは4つの要素で決まる』を除いては、かなりの程度で読者を選ぶと思います。
新連載の『未来をつくる』は、先月号の特集で紹介されたU-40経営者のインタビュー記事です。「もっと深く」を期待した前号が掘り下げられていますので、今後も楽しみです。
一方で前号から連載のはじまった『イノベーションの作法』は、周知の事実を理屈で再定義したという印象で、やや内容が希薄に感じます。