さらば白人国家アメリカ [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • いつもながらまたものすごく勉強になった!
    トランプ大統領(この本のなかでは、「大統領」にはならないだろうと思われているけれども)のこともわかったし、なにより、アメリカの政治の歴史までわかる! 
    あと、個人的に、今、弁護士ものの海外ドラマ「グッド・ワイフ」にはまっているので、そのドラマに出てくる裁判制度や選挙のこともわかってすごく興味深かった。「大陪審」とか。
    もはや、わたしは日本の政治よりもアメリカの政治のほうを理解しているかもしれない。日本の政治についても、こんなふうにだれかがおもしろおかしく解説してくれたらいいな。(それは池上氏なんだろうか?)

  • トランプ政権誕生前夜の共和党の候補者達について詳しく書かれているため、逆になぜトランプのような人が大統領になったのか、ということが浮かび上がってくる。
    また、町山さんの得意分野と言ってもよい、アメリカに依然として横たわるキリスト教福音派による運動や、大企業による政治活動についてなど、最近のアメリカの世論の動きも良くわかる。
    よその国の話だからあきれて笑える。けど、笑えねえ!
    読んでいて自分の国はどうなんだろう、と改めて考えることになる一冊。

  • クーリエ連載をまとめたもの

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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