一流の人は、本のどこに線を引いているのか [Kindle]

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  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 読書を続ける中で、自身の読み方の効率が悪いのでは、と思い購入。

    土井さんといえば、BBMの発行を続けている書評の中心人物。
    自身の今後の読み方の参考になった箇所を列挙。


    ・要約のためではなく自身のために読む。
    ・全部読まなくていい。部分練習をすべき。
    ・自己陶酔の線は無意味。
    ・タイトルと中身はリンクしていないことが多い。
    良いタイトルに騙されない、よりも悪いタイトルに騙されない。タイトルが微妙でも良い本はある。
    ・速読はいらない。知らないことは遅くて当たり前。
    ・挫折をしたのは負荷が大きかったから。良いチャレンジをしている証拠。
    ・ベストセラーからは中身ではなく、なぜ売れているかを学ぶ。
    ・古典は例がわかりにくいからこそ役に立つ。

    部分練習、要約は意外だった。
    土井さんは全部読んでメルマガで要約を掲載しているのではなく、自身が何を取り込んだのかを説明している。
    確かにメルマガでは、勉強になったという発言が非常に多い。
    本当の意味で自身のために読むようにしたい。

  • 楽しむための読書ではなく、人生に役立てるための読書について書かれている。ビジネス書の読書は「消費」ではなく「投資」。早く読むことにも読んだ冊数にも価値はない。それを「どういかしたか」に価値がある。ビジネスで強みを生かし弱みを克服するための、8分野の厳選書籍が紹介されている。営業マンが学ぶべきは「節税」。著者が線を引いた本を読みたくなった。

  • 引いた一文→本の画像→解説の流れがさわやかでよい。

  • ついついやってしまっている読書の仕方のうち、決定的にそれやっちゃダメよという要素が幾つかあったが、年間年間1000冊くらい読んでいる人が言うと本当に説得力がある。

    本は読むためにあるのではなくて、読んだものを実践に活かすものであるため、読んで面白かったかどうかということは本当にどうでもいいことなのである。

    ・自分が強い共感を覚えた、自分の考えは間違っていなかったと感じた部分に線を引くのは自己陶酔でありムダ
    ・読むべき本は著者でだいたい決められる
    ・評価とは理解
    ・全部読まなくていい
    ・結果でなく、その結果を産んだ原因や背景に着目する
    ・わからないことに出くわしたときこそチャンス
    ・今年○冊読むというような目標は立ててもムダ

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著者プロフィール

エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役 1974年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。 ゲーム会社、編集者・取材記者・ライターを経て、 Amazon.co.jp立ち上げに参画。27歳で同社の社長賞にあたる 「Company Award」を受賞。数々のベストセラーを仕掛け、 「アマゾンのカリスマバイヤー」と呼ばれる。 2004年、30歳で独立。国内160万部、世界1100万部を突破した 『人生がときめく片づけの魔法』の近藤麻理恵氏をはじめ、 多くの著者の出版プロデュースに携わる。 2004年7月に発行開始した日刊のメルマガ 「ビジネスブックマラソン」は読者数5万4000人超。 著書に『「伝説の社員」になれ!』(草思社文庫)など多数。

「2020年 『20代で人生の年収は9割決まる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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