天冥の標Ⅸ ヒトであるヒトとないヒトと PART2 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]
- 早川書房 (2016年10月25日発売)
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感想 : 9件
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感想・レビュー・書評
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とある惑星が舞台であった第1部から、第2部は急に過去に遡ったり、舞台がゴロゴロ変わって、部毎に作品の様相がまったく変わる奇想天外なSFシリーズ。第10部で完結予定となっており、第9部はメインストーリーに戻ってきてからの話で、過去の伏線を回収しつつ物語全体の風呂敷が閉じ始めてきた。今までの伏線が綺麗にたたまれる展開は個人的に非常に楽しめた。ただ、物語の一番大きな流れである、とある2大勢力の闘いについては、第9部で目立った動きがあまり無かったので、第10部でも決着が付かないのでは無いのか、とそんな事も考えた。
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