本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2016年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (396ページ)
感想・レビュー・書評
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4.6
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マインも成長しつつ、周囲の成長も促していて、とても良い環境…!同い年の子達とどんな関係を作っていくのか楽しみ。
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ようやく読めた…! 今回はヴィルフリートとその周りにイライラしたな〜〜こいつ自分の現状わかってなさすぎだし周りのやつの使えなさ異常!そりゃ流石のマインもキレるって(笑)
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ハッセの話は面白い。ヴィルフリードのヤンチャぶりはほんとに見るに堪えない。自分も5歳の息子がいるけど、ジルのように甘やかさないぞって思った。カルタうちにもあるから遊ばせようかな。ここからどんどん加速する聖女伝説ー!貴族院の話が1番好きだけどweb読みでは読み飛ばしたりしてたところもあるので読み直しすら楽しい。
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領主の養女で神殿長という立場をより意識する第9巻。印刷業を拡大するためにハッセに作った小神殿。領主のお膝下の下町と郊外の農村とでの違い。フェルディナントのような腹黒さ(というか狡猾さ)を求められるローゼマイン。領主の跡取りとして我が儘放題な兄に対するダメ出しとキツい教育。根幹には本を増やすという大きな目的があれど、今や活動は多岐に渡り、全く飽きの来ない面白さが続く。読み出すと止まらない。さて、10巻にいくか。
(2022/142)印刷業拡大の最初の一手として領主一族の魔術で作られたハッセの小神殿における孤児引取りを巡る騒動から、結果として為政者としての貴族の考え方を学ぶことになったローゼマイン。領主の長兄として次期領主と明言されているヴィルフリードとその側近達に対する強烈なダメ出し。ヴィルフリード視点での一日神殿長の話が、彼自身の変化を感じさせる非常に味のある一編になっている。この後も愚かな面を度々見せていくことになるのだけれど、思い起こしつつ読み進めよう。 -
久々に物語を読んだ。
愉しいです。
自らが何者か、どのような状況にいるのかを徐々に理解していく。
相手が何者か、どのような状況にいるのかも徐々に理解していく。
未来の領主が未来の旦那様になったりして(笑
自分のToughさを維持するために、好きな時間を確保しないとまずいなと思いました。 -
情報戦キタ!ファンタジーでも戦記物でも謀略戦(知略戦)は大好物なのだけど、ついにそれをやってくれそうな、文官だけど情報将校的なキャラが出てきてご満悦。交わされる情報戦そのものの描写は、もう少し厚みがあるとなお嬉しい。
主人公マインの地位があがり、それを支える大人たちの描写の密度が上がったことで、彼ら彼女らの魅力が増してきた。それを領主の実子との対比で書くのも面白い。政治に、信仰に、事業に、薬集めに、マインの多忙な日々は続く。 -
面白かったです。
この世界観が不思議でワクワクします。 -
短編はハッセの孤児話とユストクスの下町潜入大作戦。他にエーファとブリギッテの短いのが書き足されていて、さらには四コマもと盛りだくさんでした。