葛城事件 [DVD]

  • 77人登録
  • 3.44評価
    • (5)
    • (14)
    • (17)
    • (4)
    • (1)
  • 15レビュー
監督 : 赤堀雅秋 
出演 : 三浦友和  南果歩  新井浩文  若葉竜也  田中麗奈 
  • キングレコード (2017年1月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003842239

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

葛城事件 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 実際にあった事件を元に作られた話と言う事で期待大で観ました。
    無差別殺人にいたるまでの家庭の様子を描いていますが、どちらかというと犯人よりも犯人の父親がメインな話。
    父親の人格により崩壊していく家庭。
    本人は家庭のために働き、家も建て、昔ながらの日本の典型的な父親として自分は家族を守ってるし、間違っていないと思っているけど、それはただの支配だと言う事に気付いておらず。
    三浦友和の演技がすごすぎてある意味ドキュメントを見てるように淡々と見てしまいました。
    キャスティングは素晴らしかったと思います。
    素晴らしすぎて本当に淡々と嫌な気持ちで見るしかない。
    何一つ共感できず。
    実際の犯罪にこういう家庭背景があるのだとしたら、犠牲者の方々が本当に可哀想すぎる。

  • 崩れていく家族。観ていていい気持ちにはならないけれど、家族について、少し狂ったかたちで考えさせられます。

  • とにかく狂ってるな。
    どいつもこいつも。
    そしてとにかく嫌い。
    どいつもこいつも。
    あの事件を題材にしたらしいが、それはまったく関係ない感じである。
    正直全然関係ないと思った。
    そんなことよりとにかく嫌いなヤツしか出てこないし、まあイラッとする。
    そして割と普通にいるよなあこういう家族。
    もしかしたら自分もこの一員に入るかもしれないなあと思うくらい普通にいる家族。
    たぶんこんな感じで狂っている家族はアチコチにいるだろうと、そこがまたイヤな感じである。
    それにしても役者ってのはよくもまあこんな人間を演じられるものだ。
    感心する。

  • 1つの家族が音を立てて崩れていく様を追った映画。
    壊れる過程や結果は様々だとしても、家庭不和が起こる根源は、会話がなくなってしまう・本音を話すことができなくなってしまうことにあるのだと改めて痛感させられる、重たい映画だった。
    三浦友和、はまるなぁ。

  • 次男は、最終的に何であそこまで追い詰められたのか?? 中間までは、まだ母親と一緒にご飯を食べたりしてたのに、、もう少し 母親が協力てきに仕事探しを手伝うとか、仕事ができないのであれば、家事をやらすとかすれば良いのに。次男は、結局自分は、生きている価値もない 自分には何もできない、いつ死んでもいいとゆう投げやりな人生を過ごしていて、その結果が殺人犯。 幼い時にあんなに可愛いかった子が、なんでこうなる?
    家族環境って本当に大切だと思った。家族環境で人生決まるってゆってもおかしくない。 どんな貧乏でも家族愛がある家庭で育った子供は、絶対ああならないし。

    結局 次男は、人を殺したのも親父の人生をくちゃくちゃにするためだと思う。 お前の子供は、殺人犯で何の取り柄もない糞息子。こうなったのも全部お前ら親のせいだって気持ちでやったんだと思う。 兄ちゃんは、自殺しちゃったけど、あんなどうしようもない次男だけど、兄として、守ってやるべきだったよ。兄ちゃんも頼りならないし母親は、イカれてるし、最悪なメンツが揃った家族。

  • 2017/5/14鑑賞。
    昭和の男を引きずる父親と、その呪縛から逃れられない家族の話。
    義父にそっくりだったな。
    己の価値観のみでは家族は作れない。
    一方通行のコミュニケーションでは家族ってすぐ壊れてしまう。
    この手の人は、最後に何が残るんだろう。

  • 一家離散の話。
    観ていて胸が痛くなるほどの緊張感。
    三浦友和だから演じられた役どころ。
    他の人だとこの重さは出ないのでは?

    共感できる登場人物が誰もいない。
    時間軸が入れ替わるから、
    わかりずらい部分もあるが、
    良く出来ている。

    ラストは、教訓か?

  • 三浦友和がすごい。好きな俳優さんではあるけど狂気役もすきだなー
    これは無差別殺人をした本人というより家族に焦点を当てている割合が多い。
    家庭環境が最初は幸せだったものの父親の思惑とずれていってからのアレなんだろう。家族全部が壊れていて、死刑廃止を訴える女性が獄中結婚したり主要人物全員が壊れている。南果歩もあのイライラする演技が素晴らしい。壊れているといっても壊れていないのがどうなのか分かりませんけれどね。
    なんだろうな。「家族を築いて守る」が男の全てだと思ってたけど壊れてしまった場合はどこに価値を見出せばいいんだろうね。重くて胸糞で見ごたえがありました。

  • 葛城稔は無差別殺傷事件を起こして死刑判決を受けた。
    死刑制度に反対する女性 星野は稔と獄中結婚する。
    星野は稔の事をもっと知りたいと義父 清を訪ね話を聞くが、清はこれまで家族を抑圧・支配してきていたのだった。

    清のモンスターファザーぶりがすごい。
    後半の過去のシーンで家族への想いは純粋だったのではないかと思わせながらラストはアレだからね。
    でも世の中にはこういう人いる。
    そして甚だ迷惑である。
    やり口わかるから「うわ~」と思うけど止められないからね。

  • 映画上映されていた時から見たいと思っていた映画です。


    でも近くでやってなかった・・・



    DVDで見て、やっぱりすごい衝撃を受けた作品でした。



    三浦友和演じる無差別殺人を起こした男の父親。

    もう目の鋭さがすごい。

    今までの三浦友和ではない姿、もう心の底から嫌いになると思います。



    息子が大きな犯罪を犯してしまっても

    「俺が一体何をした」と繰り返し開き直る父親。

    それは言い訳ではなく、本心から思っている言葉です。

    仕事をして、家を建て、家族を食わしてやっている。

    そういう見栄と虚構に満ちた男が築いた家族。

    すべてが崩壊に向かう中に、見る人は全く自分とは違う家族だと思うかもしれないけど

    それでも震える気持ちにきっと他人事と思えない気持ちがあるんだと思いました。



    この映画、ヤバイ。

  • 「俺が一体、何をした。」
    はい、全くその通りで、私には三浦友和さん演じる葛城清は、確かに言動が抑圧的ではあるものの、異常と捉えるほどの暴君ぶりを発揮しているようにも見えず、逆に一体全体どうしてこのような家族のありようになってしまったのか??と、その理由がいまいちわかりませんでした。例えば、「血と骨」で北野武さん演じる金俊平のような、あの圧倒的な自己中心的さや暴力性が描かれでもすれば、子の反発やその後の顛末も理解ができるのですが。。
    毎日淡々とお客が来ない金物屋に自転車で通い、日がな一日を店番でぼーっと過ごしつつ、時折昔の家族の写真を眺めては懐かしむ日々。家に帰れば次男の扱いを持て余し、妻には拒絶される。あぁ、悲しいかな、寂しい中年男性よ。
    あえて言うなら、何もしなかった。それは定職に就けず家でくすぶり続ける次男に対してもそうですし、親から継いだ廃れる一途の金物屋に見切りをつけられずに止まり続けたことや、抑圧的な言動で父親の威厳を保つことから変わろうとしなかったことではないでしょうか。そして、そのことに気づけなかったことが、葛城事件の事件たる所以のように思えました。

  • 身につまされる。
    最後のイスを蹴るところが、グリーンマイルのおじいちゃんの自殺シーン。

  • 制作年:2016年
    監 督:赤堀雅秋
    主 演:三浦友和、南果歩、新井浩文、若葉竜也、田中麗奈
    時 間:120分
    音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch


    どこにでもありそうな郊外の住宅地。
    ボソボソと『バラが咲いた』を歌いながら、葛城清は、古びた自宅の外壁に大量に落書きされた“人殺し”、“死刑”などの誹謗中傷をペンキで消している。
    やがて庭に移動すると、庭木にホースで水を撒きながら、ふとこの家を建てた時に植えたみかんの木になる青い実に手を伸ばす…。
    親が始めた金物屋を引き継いだ清は、美しい妻・伸子との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てる。思い描いていた理想の家庭を築き上げたはずだった。
    しかし、その想いの強さが、家族を抑圧的に支配するようになっていたことに、清は気付いていなかった。
    長男・保は、子供の頃から従順でよくできた子供だったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。
    堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔は、ことあるごとに清から責められ、理不尽な想いを募らせる。
    そんなある日、清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた伸子が不満を爆発させ、稔と共に家出。
    これをきっかけに、葛城家は一気に崩壊へと向かってゆく。
    稔が無差別殺人事件を起こして8人の人間を殺傷、死刑宣告を受けてしまう。
    次第に精神のバランスを崩し、廃人のようになってゆく伸子。
    さらに、死刑制度反対を訴える女性・星野順子が、稔と獄中結婚するが…。

全15件中 1 - 15件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

葛城事件 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

葛城事件 [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする