少女終末旅行 4巻: バンチコミックス [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
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  • 文明崩壊後の世界でチトとユーリが織りなす厳しくも柔らかな旅物語の漫画、第4巻です。
    電車に乗って遠くの区画へ移動したチトとユーリ。
    地上で出会った不思議な生物をお供に、ラジオから流れる歌に導かれます。
    真実に大きく近づいた二人の旅は続きます。
    5巻にも期待します。

  • カメラの中身が明かされる。沢山の人々の手を渡ってきた記録が一気に溢れ出す。よくよくみると、シメジシミュレーションのキャラがいる。
    ぬこの口調はクセになる。結構ツボ。20ミリ弾を頑張って飲み込もうとしてる姿に萌える。その正体はいわば爆弾処理班であり、人類の残した武器や機械を浄化するもの。そしてその末に地球の営みは終了し、眠りにつくのだ。
    彼らの知る限り、チトとユーリ以外の人間はもういない。最上層以外ほぼ全て――ということは、イシイとカナザワも?

  • 列車に乗ってたどり着く先には何があるのだろうか。現実的なチトのおかげで、食事と燃料を塩梅しながら進む旅。制約があるから進めることもあるのかもしれない。文化の定義をひねりだすチト。ユーリは文化を生み出すタイプで、チトが後世に残すタイプだ。謎の生き物ぬこを連れて進む先にあるのは。この世界にはチトとユーリ、飛行機のイシイとカメラをくれたカナザワ、もっといるのかもしれないし、いないのかもしれない。それでも過去には人は存在していて、文明や文化を発達させた。記録があることはよい一面もある。

  • 第8刷p82で誤字発見。
    わかならいよ…→わからないよ…

  • チトとユーリは列車に乗ってたくさん移動。ようやく空が見える場所へ出る。そこで出会った,ネジや砲弾を食べちゃう謎の生物「ぬこ」としばらく一緒に旅。ラジオからたまに流れる悲しい音楽。ラジオの電波が発する位置を「ぬこ」がつきとめ,「ぬこ」の成体たちと出会う。少しだけ「ぬこ」の成体が世界のことを語る。

  • 徐々に明かされてきた世界の謎がいっきにあかされてきた感じ。

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著者プロフィール

漫画家。2014年、『少女終末旅行』(新潮社)で商業デビュー。他の作品に『シメジ シミュレーション』(KADOKAWA)などがある。twitter: @tkmiz

「2021年 『終わりつづけるぼくらのための』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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