好きにならずにいられない [DVD]

監督 : ダーグル・カウリ 
出演 : グンナル・ヨンソン  リムル・クリスチャンドッティル  シガージョン・キャルタンソン 
  • オデッサ・エンタテインメント
3.45
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本棚登録 : 97
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571431213001

感想・レビュー・書評

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  • どうしてこんなにフーシは優しいの…そして不器用で臆病者で母親思いで 観てて泣けてきたよ

    今はルッキズムとか色々言われてるけど、ほんと人を見た目で判断しないってのはその時々によって大切で、太ってるとか痩せてるとか 良い歳なのに独身とかそんなの関係ないんだわ 人間心なのよ 人を思いやる心 
    イジメとかいつの時代にもどの世界にもあるけど、ほんと胸糞わるいわ
    でもゴミ処理場での同僚は始め外国語で悪口を言っているのかな?と思いきや、優しくてホッとした こういう居場所が必ずあるはず 誰にでも

    フーシには自分を思いやる心ももっと持って欲しいと思ったよ 他人を大事にする前にまずは自分を大切に
    でも最後に海外へ旅立ったフーシの微笑みが 自分を初めてちゃんと大事にした現れだったのかも

  • おじちゃんの初恋の映画。ピンクのポップな文字のパッケージからコメディでハッピーエンドだろうと予想していたけれど、見事に裏切られました。

    物語にはシェヴンとヘラという二人の女性が出てきて、その存在は対称的。大人で、自分で自由に動けるはずなのに、不安定で自分自身に囚われているようなシェヴン。子供で、まだ自分で好きなところには行けないけれど、自分の考えを強く持っているヘラ。その二人の面倒を見てあげるフーシ。

    ふとしたキッカケで、誰かに頼られて、その人のために精一杯自分にできることをやってあげる。そんな能動的な恋の幸せを感じました。シェヴンと結ばれることはなかったけれど、フーシが得たものは大きかったはず。映画が終わった後のフーシの人生がどう変わるのだろうか、どうか彼には幸せになってほしいと願わずにはいられないエンディングでした。

    Amazon Prime Videoで視聴。

  • 尽くす男、フーシ...。
    彼のような我慢強さとプライドと優しさがあったらなーと思わずにいられない。
    邦題は担当者の映画の感想か?
    ラストは『ダブリンの街角で』を思い出した。
    でもそれでいいの?フーシ、重くないか?

  • なかなか面白い恋愛? 映画でしたね…最後、結構あっけなく終わっちゃうんですけれども、北欧の映画ってこんな感じなんでしょうかね…ハリウッドなんかだと何かしらオチみたいのがあるんですけれども…この映画は視聴者に委ねるみたいな感じで終わりましたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    終始、淡々とした映画でしたね…流れるBGMのせいかもしれませんけれども…それにしてもあちらの国でも小さな女の子とちょっと接触したくらいで不審者扱いされるみたいな事例があるんですね! 日本と同じだ…みたいな驚きがありました。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    んー…僕は男ですので…男の視点から申するならば、あまり魅力的に思えない彼女さんだったんですけれどもねぇ…なんかメンヘラっぽいし。お母さんもおっしゃってましたが、まさに「ゴミのような女」だと言わざる得ません…。

    けれども、主人公は献身的にケアするんですよね…これがなんというか、涙ぐましいというか…ダメになっちゃうカップルを見ているような気さえしました。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    で、最終的には…なんだこの女!? って僕なぞは思ってしまったんですけれどもまあ、静かな映画なのにあまり眠くならずに観られたのはこの映画の内容が充実しているから、ということでさようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • niwagurashi_booksさんのおすすめ映画

    アイスランドに最近旅行に行った知人がSNSにあげていた。
    又吉さんがYoutubeで紹介していて、気になっていた映画だったという。
    あらすじは、
    ”アイスランド・レイキャビクの空港で荷物係として働く43歳のフーシ。母親と二人暮らしで、会社では単調な作業をこなし、金曜日はなじみのレストランでパッタイを食べる、日課通りの毎日を送っている。ささやかな楽しみは戦車や兵士の小さなフィギュアでジオラマを作り、エル・アラメインの戦いを再現することと、大好きなヘビメタをラジオ番組にリクエストすること。..."公式サイトより転載

    映像が美しい。アイスランドの空港、彼女はこの国にいったのね。
    そして、主演のフーシ演じるグンナル・ヨンソンの魅力に尽きる。
    なんとも感情の余韻が残る、余白。心のひだに染み渡るような映画。
    また観ようと思う「するめ映画」。
    観る人の経験値や心情によって評価は分かれると思います。
    映画としては、予算の関係でカットされたエジプトのシーンなどがなくなって残念。おそらくこれで、テンポが変わってしまったのかな。前半のしんどいシーン、展開のテンポで疲れて最後まで見なかったかもだけど、又吉さんと彼女の感想を聞かせてのメッセージに最後までみて良かった。

    見終わって、監督の情報を知りたくて調べてみる。
    監督・脚本 ダーグル・カウリ
    撮影はラスムス・ヴィデベック
    監督は、主演のグンナル・ヨンソンに惚れ込み、彼ありきで書かれた脚本。
    主演のフーシ役のグンナル・ヨンソン GUNNAR JÓNSSONのインタビュー記事も秀逸。
    ”バルト海を航海する貨物船で料理人として働いていた時に電話を受けた。私のために脚本を書いたから、まずはそれを読んで欲しい、私が受けなければ作らないと言われた。なんとも。それで脚本を読んだけど、最初はよく分からなかった。進行は遅いし、特に事件もないし、彼には「あまりいい映画にはならない」としか言えないと思った。でも貨物船は荷待ちで時間もあったから、再度読むことにした。数度読み返して、4日後に「受けるよ」と電話した。”

    マラケシュ 国際映画祭で主演男優賞を受賞、コッポラ監督からトロフィーを渡される時に”あなたのような人が増えれば、世界はもっと幸せになれるのに”というようなことを言われたという。

    記事は、音楽ジャーナリストの小倉悠加 さん
    https://www.magichour.co.jp/fusi/cast/

    日曜日の遅い朝、映画を見終わって、お昼ご飯にバッタイを作った。

    美味しいバッタイを食べて友人のイラストの個展初日へでかける。
    米粉の麺は、ぬるま湯でゆっくり戻すともっちり感がでて美味しいらしいよ。
    niwagurashi_booksさんと会いたくなったよ。また会いましょうよ。

    ダーグル監督とフーシ役のグンナル・ヨンソン。
    ノーベル賞の受賞者用に10名の監督がそれぞれ短編を撮る企画で、パンケーキを焼いてるだけの1、2分の動画があるらしい。
    これ、どこかでひらえないかな〜
    みてみたいな。

  • 優しすぎる大男フーシの話。優しすぎてせつない…!言いたいことだらけだろうにぐっと堪えて過ごしてる。ある意味臆病だし逃げてるのかもしれない。終わり方がよかった。

  • 優しい…優しすぎるよフーシ。尽くしすぎだよ…不器用すぎて切ないよ…フーシ。ラストとかもうなんとも言えないモヤモヤ感。。エジプトでいい思い出ができてるといいな、フーシ泣。

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