はじめてのサイエンス (NHK出版新書) [Kindle]

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著者 : 池上彰
  • NHK出版 (2016年10月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (140ページ)

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はじめてのサイエンス (NHK出版新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「おわりに」に次のような一文があります。

    ❝ 現代に生きる私たちは、もはや「私は文系なので」などと尻込みしているわけにはいかないのです。❞

    なぜ「尻込みしているわけにはいかない」のでしょうか。
    それは、「国際情勢から日本という国の未来まで、あらゆる局面に科学の考え方や発想が密接にかかわって」おり、「日々、新聞やテレビで報道されるニュースをきちんと理解し、私たちの社会のありかたから国際情勢、そして地球の未来までを自分の頭でしっかり理解し、考える」必要があるからです。
    そこで、『はじめてのサイエンス』の登場となります。

    この本に書かれていることは大きく二つと言っていいでしょう。
    「科学的思考」と「科学的知識」
    序章で「科学的思考」について解説したうえで、「現代のサイエンス」として、六つの分野において、身近な例を上げ「科学的知識」の解説がなされます。

    六つの分野は次のとおりです。
    「物理」「化学」「生物」「医学」「地学」「環境問題」
    たとえば、「物理」であれば原爆の開発から平和利用としての原発まで、その歴史的背景やエピソードと、そこに「科学的思考」が用いられている様子について解説されています。
    「科学」では水素エネルギー、「生物」では遺伝子研究、「医療」では再生医療、「地学」では地震、「環境問題」では地球温暖化といったところが主に扱われています。

    では、「科学的思考」とはどういうものでしょうか。
    序章に次のようなことが書かれています。

    ❝ 科学とは「疑うこと」からスタートします。そこから仮説が立てられ検証されることで、さまざまな発見に結びつき、歴史を動かし、私たちの生活を大きく変え、そして未来をも左右していきます。 ❞

    ここから三つのキーワードが見えてきます。
    「疑うこと」「仮説」「検証」の三つです。

    当たり前と思われることでも「疑うこと」
    当たり前を疑えば、別の「仮説」が必要になります。
    そして、それを「検証」する。
    「科学的思考」とはこの繰り返しということになるでしょう。

    著者は次のようにも言っています。

    ❝私たちにとって科学的な思考は武器になります。この武器を身につければ、サイエンスのさまざまな知識を手元にぐっと引き寄せて、身近なものとして考えることができるでしょう。❞

    「武器」であると同時に、情報過多の時代においては「防具」にもなるのが「科学的思考」ではないでしょうか。
    「疑うこと」「仮説」「検証」
    この三つを自分の思考に組み込み、「科学的思考」を攻めと守りの両面に活用すること。
    六つの分野の「科学的知識」の実例を挙げながら、「科学的思考」がどういうものかを教えてくれる一冊です。

  • 池上さんらしい平易な言葉での現代科学への入門書だった。

  • ・1/30 読了.おとなの教養の続編でもう少し科学分野の詳しい話を網羅したもの.確かに大人になって社会をよく知れば知るほど科学的知識が豊富になっていく.それも実際に起こってしまった悲劇の事故や事件のおかげで詳しくなってきているのが残念といえば残念かも.

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