史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫) [Kindle]

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著者 : 飲茶
  • 河出書房新社 (2016年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (326ページ)

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史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)の感想・レビュー・書評

  • 表題の通り東洋哲学についての解説である。

    具体的には、インド、中国そして日本である。

    本書の初めでも触れているのように、東洋哲学と西洋哲学とではそもそも考え方が全く異なる。
    西洋哲学の「哲学」の方法は古代ギリシャ演繹的な方法によって理論を構築していき、「真理」に到達する。
    すなわち、絶対的に疑いような無い事からスタートしてA=B、B=CゆえにA=Cという3段論法によって心理を追及していくのだ。
    Descartesなんかは最初の出発点として「われ思う、ゆえにわれあり」ということから出発して彼の哲学を展開したのだ。

    これは「理性」によって世界のすべてを理解でき、解き明かせるという考えに基づく。
    この考え方は科学との親和性が高く、西洋の方が科学技術が発展した理由の一つであるように思う。

    一方で東洋哲学はどうであろうか。
    東洋哲学は西洋哲学と同じように「真理」を追究するという目的は同じであるが、アプローチは180度異なる。
    すなわち、東洋哲学はある日、ある人がぱっと目覚めて真理を発見して、こーゆものだ!ということからスタートする。
    でも、これだと(誰もが思うけれど)その目覚めた人の思考を追うことができない。
    その思考を追うために、あーでもない、こーでもないといろいろ考えて(時には苦行という実践)真理に到達する方法を構築していく。


    筆者の説明はわかりやすいけれど、重要なのは哲学をどのように日常に活用するか、という方がが問題なのだと思う。
    だって悟りを開いても明日から天才になるわけではなく、お金持ちになるわけではない。結局、時間は流れていくし悟りを開いていてもいなくとも何も変わらないのだ。
    別に私はお坊さんになりたいわけではなく、哲学を研究したいわけでもない。
    結局、何か嫌なことがあったり、苦しい時、どうやってこれを和らげるかという問題に解決策を与えるものが哲学なんだろうと思う。

  • 生まれたときは無為自然だろうにどうして自然でいられないのだろうか。

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