- Amazon.co.jp ・電子書籍 (179ページ)
感想・レビュー・書評
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少し前の時代なら、家を持つ事が人生のゴールと捉えられていた事は事実であり、高度経済成長と言う時代にサラリーマンは必死に頑張ってきた。都心中心部は集中して、郊外にニュータウンが造成されて一つの町が出来る。そんな造成された町は段々と高齢化になり、町の活気も無くなる事は、何れ廃れていく運命になるのだろうか。当然、家を建てるのは、働き盛りの時代であり、その時不便と感じない事が年月を経て足かせになる事は、これから家を建てる人には考えて貰いたい一つでは。家を買ったら終わりではなく、新たなスタートとなり、その後の計画を考える事が必要と感じさせられる。
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著者は三井不動産等で不動産関係の仕事をしていた方のようである。
最近よくある、不動産の価値は今後暴落していく、といった本。特に郊外の住宅は暴落するだろう、タワマンもスラム化するのでは、といった最近よく聞く主張。そして、麻布や広尾といったブランドタウンを選べば間違いないとのこと。まあ普通はなかなかブランドタウンで住宅は購入できないですけどね。買えないならむしろ賃貸のがいいんじゃないか、という主張でしょうね。
ところで、「親が思うほどに子供は家に愛着はない」というのはちょっと違うのでは、と思いました。自分を考えてみても、実家というのはものすごい思い出の残る、かけがえのない存在です。この著者は、最近の子供はゲームばっかりやってて、思い出といったらゲームのキャラクターで、家ではないのでは、という主張。うーん、なんだか、よく言われていることをそのまま信じている、ステレオタイプな主張ですね。そんな子ばかりじゃないんですけどね。 -
まぁ言われてみればそうだろう。
10年でも事情→廃屋率は結構変わると思う。
それから買っても遅くはない