本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (180ページ)
感想・レビュー・書評
-
「禅は、実践、体験こそが本質で、言葉は重要ではない。」と書かれている通り、実践することに価値があるということを実例を交えながら、禅を紹介されています。禅をされていた著名人の方々のエピソードや、禅的思想、マインドフルネスとの違い等がわかりやすく紹介されております。禅の仕方など実際的な禅の始め方という意味での入門書ではなく、あくまで禅とはということを紹介するという意味での入門書になると思います。
個人的に印象に残ったのは、銀座の「スタア・バー」が出てくるところでした。そのバーのバーテンダーである岸久著「スタア・バーへ、ようこそ」を読みましたが、そこでもやはり禅の修行っぽさが感じられたのを記憶しています。一歩一歩の積み重ねの大事さを再認識させてくれる本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東大大学院出身という異色の経歴を持つ著者が自身の体験を交えながら、仏教や禅の考え方・成り立ちを綴っている。特に一神教や仏教の違い、禅とマインドフルネスの違いは全く意識した事がなく、ハッとさせられた。
ビジネスに通ずる考え・ヒントも多く、ビジネスZEN入門というあえて砕けたタイトルとしたのも納得できる。
「物事を究めるためには、目の前にある短絡的な利益を求めるのではなく、それを実践すること自体が目的にならねばいけない」など、物事の根幹・真理を捉えた内容であると感じた。
全2件中 1 - 2件を表示