怒り DVD 通常版

監督 : 李 相日 
出演 : 渡辺謙  森山未來  松山ケンイチ  綾野剛  広瀬すず  宮﨑あおい  妻夫木聡 
  • 東宝
3.78
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本棚登録 : 719
感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104106544

感想・レビュー・書評

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  • 俳優さんが皆とてもいい。

    点と点と点が繋がるのかな、、、
    と思っていると、え、繋がらないの?!
    と思いきや、
    しっかり繋がっていた。

    どこにでもありそうな、
    誰にでも起こりそうな、
    でも決して軽いものではなくて
    とても深いところにある、怒り。

  • 別記

  • 自己アイデンティティを考えさせられる映画。
    引きこもりが社会問題になってきている今だからこそ、きちんと自分と向き合うこと、折り合いをつける事の大切さを痛感しました。

  • 本当に人を信じられるか?と問いかけられるようだった。登場人物に感情移入してしまうと、危ない。

  • 3地域でほぼ同時で話は進んでいく。凶悪事件が起こり犯人はまだ捕まっていない。もしかして犯人ではないのと思わせる描き方をしている。共通するのはよそ者がその地域にやってくる。共通するのは過去を多く語らない。何かを背負っている。物語的には面白く観られました。ただ、犯人が分かると同時に3つの話でそれぞれに伏線的な事まで詰め込み過ぎて強引に話をまとめてしまった感がある。

    最初に妻夫木と綾野のボーイズラブのシーンがある。(サービスショット)公開前の紹介ではこれが一番話題になったかも。さほどエロさは感じないし、話が進んでいくうちに、そのシーンもさほど重要ではないと思ってしまう。

    ポスターの7人の俳優陣はそれぞれの話のメインになっている。もう一人、沖縄に出てくる男の子を入れても良かったのでは。最後にすずちゃんに起きた事件を告白してしまうのだろうか。彼も刑に服した後にすずちゃんに会うのだろうか。

    その後がとても気になってしまった。たしかに7人と比べて役者的オーラもなく、演技的重厚感も今一つな感じはしたが、それがすずちゃんや森山を逆に引き立たせて、その後が余計に気になってしまうのではないのだろうか。
    メインの7人は主演クラスだけあり、演技的には見応えを感じました。

  • 人を信じきるのは難しい。
    愛されたい、愛したい、幸せになりたい。
    幸せになれるだろうか、幸せになっていいのか。
    憎い、殺してやりたい。
    狂ってる。
    何が本心なのか、ホントにヤバイのか、
    ダメだ、冷静になれ。
    愛された想い出を胸に。自分を大切に。
    ああ、よかった。大丈夫、幸せになってね。

    ぶつぶつと、いろんなシーンで思ったこと。
    いい映画と思うけど、観るのは苦しかった。

  • 原作は未読。殺人事件が発生し、3人の怪しい人物が登場。このうちの誰かが犯人だろうと推測するわけですが、「こいつが犯人? いや、やっぱりあいつか?」とミスディレクションの連打に翻弄され、なかなか犯人がわからないのです(3人の塩顔俳優をミックスしたと思われるモンタージュ写真がうまいよなぁ)

    もっとも、作者は吉田修一なので、純然な謎解きミステリーではないだろうことは予測できます。案の定、すべての謎が明らかになるというカタルシスには乏しいです(もちろん犯人の正体は明らかになりますが)。たぶん本作のフォーカスは、事件の犯人ではなく、素性のわからない男の登場に翻弄された周囲の人物の苦悩や戸惑いにあるのでしょう。そういう映画です。

    それにしても、広瀬すずが○○○されるシーンは辛すぎた~。

  • 原作の方が良かったけど
    映画もよく再現されていたと思う

    最後泉ちゃんが警察に行くシーンがなかったのが残念

  • 賛否両論あるみたいだけど自分は結構楽しめた。
    結末を知ると、映画内の三通りの話の見方が変わる。
    予想以上に純愛BLだった。
    女の子と田代くんの話が安らかな希望。
    信じることが出来なかった人達と、信じたのに裏切られたある人物の対比は切ない。

  • 実力派のキャスト揃いで、とにかく全員が迫真の演技。
    言葉でなく表情だけでも伝わってくるし、妻夫木聡や宮崎あおいの泣くシーンは、特に素晴らしかった。

    ある殺人事件を背景に、全く異なる3つのストーリーが同時進行で比較的言葉少なめで静かに流れていく。
    日本人の監督&脚本家では実現できない映画。
    また、坂本龍一の音楽演出がとても素晴らしい。
    非力さ、切なさが、音楽とともにひしひし伝わってくる。

    ただ、「怒り」という題名だけはちょっと違和感。
    もっとこの映画にぴったり合ういい題名があると思う。
    この作品のテーマは「人を無条件に信じてしまう心」と「信じている人を疑ってしまう心」だと思うので。

    それぞれの演技を見たいがためにもう一度観たい映画。

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