応天の門 6巻: バンチコミックス [Kindle]

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  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 島田忠臣 宣来子の父は、自分を唯一無二の存在として認めてくれるからと信じて基経に与しているのだろうか。

    第三十一話~三十三話 源融、庭に古桜を欲す事

    純情な面もあるけれど、「話の通じない種類の大人」として描かれている源融さんは、光源氏のモデルのひとりと考えられている人で、その山荘が宇治平等院であったとは恐れ入る。

  • 忠臣がダークサイドに堕ちていくのが忍びない....
    道真への劣等感からなのか、秘めた自尊心からなのか、怖い怖い....

  • 平安時代を舞台にした科学ミステリー。

    主人公が菅原道真で、相棒役が在原業平。歴史上の人物をキャラクタとして借りてミステリーを展開する、ってだけなのかなと思っていたけれど、6巻まで一気に読んで気がつきました。あぁ、そうか、タイトルが応天の門だもん、応天門の変あたりの政治的陰謀の謎解きでもあるのだね、と(と、知ったかぶりして書いたけど、歴史には疎い私、ググって勉強いたしましたw)。

    怨霊、呪詛、妖怪…。当時は超常現象として扱われてしまったであろう出来事を、科学的な視点と知識で解明していく道真くんがいい感じ。彼も、のちには怨霊だと言われちゃうわけなんですけどねw

著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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