量子コンピュータが人工知能を加速する [Kindle]

  • 25人登録
  • 4.17評価
    • (3)
    • (8)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
  • 日経BP社 (2016年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (122ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印

量子コンピュータが人工知能を加速するの感想・レビュー・書評

  • わかりやすかった。とても丁寧。

  • 量子コンピュータが実用化されて既に発売されているという話を聞き、興味があって購入。

    実用化されているのはあくまでも量子アニーリングという組み合わせ最適化計算に特化した方式の量子コンピュータではあるが、それでも通常の量子ゲート方式では困難な数の量子ビットが実現し、かつ使用している企業もいることに驚いた。

    量子の概念自体がわかりにくいので、量子アニーリングとそれにより最適化計算を解く方法はイメージでしか理解できなかったが(問題を量子ビットで表現し、磁場で擾乱を掛けながら、実現した量子ビットの状態が高確率で問題の回を表現している)、元となるシミュレーティッドアニーリング方自体はまあわかっているので、なんとなく両者の対応関係を頭に浮かべながら理解した。

    量子コンピュータの話が主なので、人工知能への応用の具体的な部分は分からなかった。

    まあディープラーニングにおいて、組み合わせ最適化計算を用いて解かないといけない問題があるのだろう。

    それが従来の方法の「一億倍」で解けるのであれば、確かに人工知能は加速し、今までにない応用分野が生まれてくるのではないかと思う。

  • 量子コンピュータの基礎技術を切り開いてきた著者による解説。わかりやすい解説なんだとは思うが、量子ビットはやはり難しく今ひとつわからない。D-waveが通常のコンピュータとは全く違い、CPUやメモリ、ハードディスク等はなく、むしろ実験装置に近いものだ、というのはおもしろかった。また、D-waveで使用されている技術に日本が大きく貢献していることもわかった。

  • 横磁場をかけて「0」と「1」が同時に存在する状態を作るのが量子アニーリングの特徴であり、そのおかげで効率よく解が手に入るのである

    自他者特許管理のためにアクセス使ってます。ダウンロードした特許データを加工するためにマクロやクエリ使ってます。その計算が遅いのなんのって、あれで待たされる時間が煩わしくてなりません。

    作ったマクロやクエリが宜しくないのでしょうか、PCのスペックが低いのでしょうか。量子コンピューターあると速くなるのでしょうか。

    待つ時間も休憩と思って、イライラしないように気をつけたいと思います。

  • その仕組みから、よく分からないと言われる量子コンピュータが、どの様に人工知能に活用ができるのか?その交わる部分は、どの様なもので、何が起きるのか? この本を読んで、量子コンピュータと言われるものが、2種類(量子ゲート方式と量子アニーリング方式)存在していたと言う事を知った。本書では、量子アニーリング方式を中心に、その仕組み部分にフォーカスが当たっている。

    アニーリングという言葉は、日本語だと焼きなましと言うらしい。これは量子に対して横磁場をかけて少しずつ弱めて行くことで、解を導けることから付けられたそうな。量子アニーリングをベースに作られているDwave社の量子コンピュータは、2000量子ビット程度を使用し、これがキメラグラフと言われるアーキテクチャで接続されて処理をしていて実用化されているという。

    量子ビットは一つで同時に0,1のどちらの状態も保持できるらしいのだが、疑問だったのは、横磁場を弱めていく事で、状態が安定して、0か1が確定し、解が導けると言うところ。これは、計算の前に、ビット間の『相互作用』を設定しておく事が肝で、相互作用が分かっている前提の元で、『最適解を高速に導ける事』が、量子コンピュータという事らしい。

    現在の人工知能のベースとして注目が集まっている機械学習は、大量のサンプルから、微調整をしながら、相互作用(アルゴリズム)を導きだすという事で、結論としては、機械学習で相互作用を見つけて、その相互作用を量子コンピュータに設定する事が出来るって言ってるような… なんか、ぐるぐるしてしまった。


    著者は、共に大学教授の西森氏と大関氏で、物理の先生かつ、『量子アニーリング』の発案者という事で、考え付いた先生達によって書かれている。

    なんか、読解力が足りないからか、量子コンピュータと人工知能の交わる部分がイマイチすっと入って来ない… と、悩んでしまったのだが、この領域は、最先端であり、答えはこれから創り出していけば良いんだな!と。

  • 量子コンピュータについて、イメージとしてわかりやすく説明されている。
    全くの素人でもかなりわかりやすいと思う。

    本書は、過去から理論的な開発が進んでいた量子ゲート方式ではなく、量子アニーリングによるハードが実際に開発された経緯などについても記載がされている。
    日本とアメリカの研究に対する文化の違いや筆者の危機感なども伝ってくるものであった。
    量子アニーリングというのが、どのようなものなのかについてもかなりわかりやすく書かれている。

    当然、量子コンピュータを使えばどんなことができるのかについての言及もあり、未来の想像が膨らむのも楽しかった。

  • 生化学を学んだ私としては物理方面については計算式で理論立てるものだと思っていたがこの本は面白いっと思わせてくれました。

    難しいとなる前にそれ以上の応用技術の可能性に対するワクワク感を受けました。

全7件中 1 - 7件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

量子コンピュータが人工知能を加速するはこんな電子書籍です

量子コンピュータが人工知能を加速するの単行本

ツイートする