大学4年間の経済学がマンガでざっと学べる (中経☆コミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 経済学の基礎用語をマンガでわかりやすく説明した本。
    金儲けの手段としてではなく、経済現象の本質を理解したいと思っている人に読んでもらいたいという意味がわかる。
    政治との関係や政府は金融政策で何をしてる/しようとしているのか等、全部を理解できた自信はないけど、読んだ価値はあったと思う。
    実生活につながるような例えや、章ごとに文字での用語のまとめがあって良かった。

  • ざっと学べるのかもしれませんが、期待が大きすぎました。
    ほんとに漫画を読んでいれば、自然と頭に経済学の考え方が入ってくるような物を期待していましたが、挿絵を多めにした参考書でした。
    文章を囲ってキャラに喋らせている雰囲気にしてますが、語尾が口語なだけでした。
    もともと勉強をする気がある方には良い本なのかもしれません。

  • 「限界とは『増加分』を意味する経済学独特の言葉。」(p.233)のように解説が素人目線でわかるように書いてあるので、分かった気にはなる。が、この1冊を読んだだけでは実際の経済学の問題(公務員試験に出るような)は解けないだろうと思う。あくまで「ざっと」学べる本。

    また、個人的にはマクロ経済学の章に入ってからわからない点が増えてきた。
    「仮に貨幣供給量は変わらずにインフレ率のみが上昇したとすると、それは実質的に貨幣供給が抑制されたことと同じ→金融が引き締め気味になる(お金が借りづらくなる)→金利が上昇→投資が減少→GDPも減少という流れ」(p.206)の前段、お金が借りづらくなるとなぜ金利が上昇するのかなど。
    大変恥ずかしながら……。

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著者プロフィール

井堀利宏(いほり・としひろ)
1952年、岡山県生まれ。政策研究大学院大学名誉教授。東京大学名誉教授。専門は財政学・公共経済学・経済政策。
東京大学経済学部経済学科卒業、ジョンズ・ホプキンス大学博士課程修了(Ph.D取得)。東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授、東京大学経済学部助教授、同大学教授、同大学院経済学研究科教授を経て2015年同大学名誉教授。同年4月より政策研究大学院大学教授、2017年4月に同特別教授、2022年4月より現職。
著書に『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)、『政治と経済の関係が3時間でわかる教養としての政治経済学』(総合法令出版)『入門経済学』(新世社)など多数。

「2022年 『サクッとわかるビジネス教養  経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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