守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部 [Kindle]

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  • 偕成社
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感想・レビュー・書評

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  • なかなか辛い内容だった。タルシュの攻撃に備え、ロタとカンバルに同盟を結ぶために向かうチャグム。必ずしも願った通りにはならず、途中タルシュの密偵から殺されかけたり、あろうことかタルシュと通じていたカンバルの王の槍にまで殺されかけたり。でも読者念願のバルサとの再会と旅路はやはり熱くなる‼️

  • 前々から読みたかったのにKindle版がいつまで経っても出ないので、しびれをきらして図書館で借りて読んだ。

    周りの国々を次々と征服していくタルシュ帝国。
    それに抗おうとする国々のひとつ・カンバル王国でのお話。

    - 追記 -
    そしてついに出たKindle版を買って久しい今やっと登録(笑)。

  •  バルサとチャグムの旅です。チャグムの命が狙われます。バルサが捨て身で守ります。

  • 守り人シリーズのクライマックス3部作の2番目です。前作で出会った2人の主人公が、1巻以来久しぶりに一緒に旅をすることになります。様々な人々の思いが交差する、いささか壮大な歴史小説になってきています。バルサやチャグムが、不思議な世界を舞台に旅をする物語だったのが、そのようになってきたのが少々寂しい感じがしますが、それはそれで面白く読むことができました。チャグムの成長が著しいのが楽しく感じます。この世界の人々それぞれが、どんな決断をして、どのような未来へ歩いて行くことになるのか、期待しながら先を読み進めたいと思います。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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