BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 謎だらけ。
    事件もだけど厚田班メンバーの動向も気になる。

  • あれれ、終わらなかった、、、 でも次って、死神博士だよね

  • 冒頭で神奈川で去年おきた障害者施設殺傷事件を一瞬思い出しました。

    今回は厚田班の人たちが自分で選んだか否かの違いはあれど、岐路に立っているので時間がとても気になります。
    シリーズの終わりが見えてきたような。

  • 内藤了・藤堂比奈子シリーズ第七弾。
    前作「ONE」でシリーズ最大とも言える事件が解決したため、新章
    へ。これまでの藤堂比奈子シリーズと大きく違うのは、プロローグ
    の舞台が「外国」であること。八王子を根城にしている猟奇犯罪捜
    査班をコレにどう絡ませるのか、お手並み拝見という感じで読んだ
    のだが・・・。

    ・・・いやぁ、お見事。
    やはり前作はターニングポイントだったらしく、今回から構成は
    ジワジワ系へシフトチェンジ。もちろん、すっかりお馴染みの主要
    キャラたちも大活躍するし、これまで通りにスリリングな内容では
    あるのだが、犯人の正体はもちろん、目的すらハッキリしない状態
    のままジリジリ進む物語。こういう場合、下手をすると退屈してし
    まう場合が多いのだが、今作全篇に漂う薄気味悪さは一級品。全く
    退屈せずに読了した。が・・・。

    またやってくれやがったよ、「続きは次巻」(^^;)。そして今回の
    コレはもう続きが気になって気になってしょうがない(^^;)。続編
    はまたもや夏のリリースが予告されているが、正直そこまで待てる
    自信が全く無いんですけど、内藤先生。

    とにかく待つしか無い。ちょっとでも早く出てくれるといいんだけ
    ど。

  • 内藤了『BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』角川ホラー文庫。シリーズ第7弾。

    シリーズを重ねる度に明らかに猟奇度が増している。そもそもの設定がトマス・ハリスのハンニバル・レクター・シリーズを模しているから当然と言えば当然なのだが。主人公の藤堂比奈子がクラリス・スターリングなら、中島保がハンニバル・レクターといった位置付けなのだろう。

    プロローグに描かれた豚による残虐シーンは『ハンニバル』から引っ張ってきたアイディアのようだ。物語の発端となる病院での大量殺人は、2016年に起きた相模原市の障害者施設の残虐事件を思い出させる。

    今回もお馴染みのメンバーが猟奇犯罪の犯人に迫り、なかなか読み応えがある。しかし、多くの謎を残したままの歯切れの悪い結末。次作に続くということだから仕方無いが…

著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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