【Amazon.co.jp限定】勇者ヨシヒコと導かれし七人 DVD BOX(5枚組)(オリジナル映像特典DVD DISC付)

監督 : 福田雄一 
出演 : 山田孝之  木南晴夏  ムロツヨシ  岡本あずさ  佐藤二朗  宅麻伸 
  • 東宝
3.80
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本棚登録 : 42
感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。今回は、魔王の弱点を突く7つの玉を持った「玉人」を探し出していく物語。
    日本の山林での戦闘シーンや、時代劇風の宿屋、祠がその辺の神社、そしてハリボテのモンスターに思わず笑ってしまうのだが、これもこの作品の持ち味の一つで、すごくいい味を出している。

    しかし、前回までの2作に比べると、よりドラクエ感が増し、見ていると思わずニヤッとしてしまう。
    そして山田孝之さんが時折ヨシヒコ以外のキャラクターを演じたりもするのだが、さすがは役者さんで、別人に見えてしまうから凄い。
    メレブのツッコミもさらに光っているし、仏のボケもパワーアップ(不倫騒動や学歴詐称問題にも巻き込まれていたw)しており、面白さが増している。ダンジョーは既に頼もしいが(一番まとも)、最後にザオリクやベホマズン、メラゾーマまで使いこなせるようになるムラサキ、凄すぎる!(魔法使いではなく、賢者状態)

    個人的にお気に入りなのが、
    ・第3話 エフエフの村(FFとのコラボ。戦闘シーンもいい感じ)
    ・第4話 ドラクエVのオマージュ(花嫁選択シーン有。木南晴夏さんも山本美月さんもどっちも捨てがたし!)
    ・第5話 ダシュウの村(他局の番組に容赦なく切り込んでいくスタイル。面白かった)
    ・第7話 ミュージカルが圧巻。モンスターまで一緒に踊っているし、ヨシヒコの歌のうまさにも脱帽。爆笑。
    ・第8話 ダーマ神社にて、手違いでヨシヒコが犬になり、そこから携帯電話会社各社のCM状態に。
    ・第9話 ラブライブやら学園モノ満載。
    ・第11話 ジバニャン登場。毎回、ぬいぐるみが狂暴なのだが今回も例にもれず。でもジバニャン可愛い。
    ・第12話 まさかのタイムリープオチだったとは…!
         そしてエヴァンゲリオンの最終回の再現に爆笑。

    最後に仲間の死に怒り涙するヨシヒコの姿を見ると、なんだかんだでパーティーらしくなっており、成長が垣間見える。
    今作は話のまとまりも素晴らしく、今までで一番良かったのではと思う。4も是非出てほしいなぁ。

著者プロフィール

ふくだ ゆういち。ポルトガル・リスボン在住のアーティスト。大阪芸術大学卒業後、デザイナーとして活躍。2020年に生まれて初めて描いた漫画が賞を受賞。2022年2月から株式会社コーバの日常を描いた『工務店の日報』の連載を開始。

「2023年 『工務店の日報』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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