世界一キライなあなたに ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

監督 : テア・シャーロック 
出演 : エミリア・クラーク  サム・クラフリン  ジャネット・マクティア  チャールズ・ダンス  スティーヴン・ピーコック 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.93
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本棚登録 : 178
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967312423

感想・レビュー・書評

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  • 自分の最期を自分で決めることは大切。他人に最期を決めさせるのはお節介。だけど自分の最期を決めることができる日本人はいるのかな…周りにあわせたり、迷惑をかけないように生きているからね、それも日本らしくて大切かもしれないけど…誰のための人生なのかな〜と時々考えてしまうね。自律をもち自立するのが大人、どう生き抜いたかは最期にわかってしまうかもね…と考えてしまう映画かも〜

    ぜひ〜

  • イギリスの田舎町。ルーことルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)は、お洒落が大好きな26歳の女性。前向きな性格だが、自分の夢にチャレンジすることを躊躇してしまい、仕事を転々としながら、毎日をなんとなく過ごしている。
    そんなある日、働いていたカフェが閉店。失業したルーが新たに得た職は、バイク事故の影響で車椅子生活を余儀なくされた青年実業家ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)の介護役兼話し相手だった。
    期間は6か月。ウィルは元々、快活でスポーツを愛する青年だったが、今では生きる希望を失っており、ルーにも冷たい態度を見せる。
    だが、ルーの明るさは、そんなウィルの頑なな心を次第に溶かしてゆく。やがて心を通わせるようになった2人は、互いを最愛の存在と認め合うようになる。
    そんなある日、ルーはウィルの重大な決意を知ってしまう……。
    脚本も担当したジョジョ・モイーズの小説を映画化。
    エミリア・クラーク演じるルイーザの一緒に外国映画を見たり思い出話に話を咲かせたり競馬場や南の島に連れ出したり前向きで飾らず本音をぶつける率直な明るさで閉ざされたウィルの心の扉を開き新しい世界を見せる奮闘の中でウィルと惹かれ合うラブストーリーは「最強のふたり」ラブストーリー版といった感じですけど、ウィルの選択にルイーザたちがどう向き合うか葛藤し受け止めるラストの展開は、人生は引き返せない選択の連続だから周りの人や一瞬の喜怒哀楽何より自分の意思を大事にして生きることの大事さを考えさせられました。
    ルイーザの個性的でキュートなファッション、ウィルとルイーザの素直で息のあったキュートな掛け合い、切ないけど温かい余韻の後味という意味では「きっと、星のせいじゃない」に並ぶ傑作ラブストーリー映画です。
    明るくキュートなエミリア・クラークの魅力、事故でひねくれたところからルイーザとの交流の中で喜びを取り戻していくところまで演じきるサム・クラフリンの演技が、印象的です。

  • イギリスの田舎町で、ルーは、交通事故で車いすの状態になってしまった青年実業家ウィルの介護と話し相手をする職に就く。
    この映画の良い所は、ルーの成長を描いている所である。
    ルーは個性的だが、あと一歩を踏み出す勇気が持てず狭い世界に閉じこもっている。ウィルを外の世界に引っ張りだそうとする中で、ルーの方が一つづつ新しいことに挑戦し、彼女の世界が広がる。

  • 気づいたら私は独りでめっちゃニヤニヤしてた。
    気づいたら私は独りでめっちゃ号泣してた。

    しっかり生きろ。とにかく生きろ。

    人の気持ちを思いやるのは難しい。
    結局人は自分の人生しか生きられないんだ。
    しっかり生きよう。その日まで、とにかく生きよう。

  • アマゾンビデオ/アメリカ/2016年/シーア・シェアイック エミリア・クラーク

    交通事故で車いす生活となったお金持ちのサム・クラフリン。鬱屈した生活で、高飛車なイジワルな性格になっている。そのお世話係でくるエミリア・クラーク。こちらは笑顔のかわいい天然系無邪気な女性。この段階でこの映画のコンセプトは明らかだが、エミリア・クラークのキャラくターが絶妙。こんな女優さんがいたのかと調べたら「ゲーム・オブ・スローンズ」に出てるではないか。演技とは素晴らしいものだ。さらに展開のしかたが絶妙でストレスなく乗せられる。エミリア・クラークは尊厳死を考えていて、エミリア・クラークは死ぬまでにしたいことをあげて実行させていく。そのことで自殺を思いとどまるのではないかと思うのだが、この種のラブコメだとそれが自然な流れだが、尊厳死は実行される。このオチはどうなんでしょうね。結果はどちらでもいいが、もう一ひねるが欲しいところだ。

  • 豪邸に住みながらもある理由で人生に失望した男が、無邪気な女の子のハートに触れて変貌していく。まるで「美女と野獣」のようなシークエンスだが、主人公E・クラークの、お世辞にも「美女」とは言えないながらも、健気で可憐、表情豊かなその演技は実に魅力的。おとぎ話の現代版としては十分に説得力のある展開なのだが、決して安直なハッピーエンドには着地しないところがこの作品の白眉。賛否ある結末であることは承知した上で、「尊厳」を選択した主人公と監督を支持したい。終盤でもうひと吠え、野獣の慟哭があっても良かったとは思うが。☆4

  • 生きていくって難しい。
    お金や愛があっても、自由が手に入らないなら…どういう選択をするか当人以外、きっと誰にも批判はできない。

  •  失業した女性が雇われたのは半身不随となった金持ちの男性の世話。二人は惹かれ合うが、男性は自らの命を絶つことを決めていたという秘密があった。

     最初はどんな話なのか見えないが、じょじょに話が見えていく。
     どう見ても彼は自殺する必要はなく、幸せすら手に入れようとしてるかのように見えるのだが、それでも死を選択するという部分にストーリー的な重みがある。見終わって心をどこに置いていいか分からなくなる。それがこの映画の意味なのだと思う。

  • はいはい「最強の2人」と二番煎じねー、「愛の選択」なんて映画も昔あったなー、なんて思いながらみてたら、最後が重い展開になってどよーん。病気や障害で厭世的になっていた男が愛のおかげで生きる希望を見出す、なんてお気楽な話ではなかったです。

    では、周囲の愛や励ましがあっても克服できない深い暗闇を持った男の話なのかというと、それも違う。、ある出逢いによって希望を見出したのは「彼」ではなく「彼女」なのです。だからこの映画は「彼女」の物語なのであって、主役はあくまでエミリア・クラーク演じるルイーザなのです。この反転した構図は斬新だったと思います。

    それにしてもエミリア・クラーク。「ターミネーター」の5作目(←見事な失敗作)ではめちゃくちゃ可愛いと思ったんですけど、こんなブサイクだったっけ? 多分わざとブス顔を演じてるんだろうけど・・・。それだけが残念。

  • 笑顔が似合うキュートな主人公のルーが事故で全身不随になった資産家で超イケメンのウィルの話し相手として採用される。

    明るくて、正直で嘘がつけないルーに、皆んなに心を閉ざしていたはずのパトリックも徐々に笑顔になっていく・・・
    といった流れから「最強のふたり」のイギリスの恋愛版?と予測したのもつかの間。
    物語は思い描いていた想像とは違う方向に向かっていることに気がつく。

    そしてラストまで観て感じたのはこれってラブストーリーなの?って疑問。
    この内容、というか結末を持ってしてこのBlu-rayのパッケージと、この題名はちょっと頂けない。

    勿論、賛否両論あるかとは思うけど個人的にはやはりどうも納得いかない結末。
    原作が人気とのことなので、きっとヨーロッパ的の考えとはちょっと違うのかもしれない。
    そしてこれも文化的違いなのか、ウィルの行く末をルーに委ねてただ見てるだけの両親にも少し疑問。

    勿論ウィルのように、何もかも手に入れている完璧だった男が、身体が何も動かなくなるなんて天国から地獄に突き落とされるような気持ちだとは思うけど、なんか無性にムズムズする。
    これって伝えたいことってなに?映画にする意味あったのかな?というのが見終わった後の第一印象でした。

    とはいっても、ラストギリギリまでは全然駄作には見えないのが評価のつけづらい所。
    だって、主人公ルーを演じた、エミリア クラークがちょっともさい感じなのに、見たことないような奇抜なファッションと、コロコロ変わる魅力的な表情を見てるだけで飽きなくて、超イケメンのウィルがだんだん惹かれていく気持ちがよーくわかるから。

    家族全員の生活費を支えなきゃいけないルーが、いくつかのお城を持っているような、嘘みたいに大金持ちのウィルの生活に入り込んで、大人っぽいドレスを着たりバカンスに行くシーンなんかはシンデレラみたいでワクワクした。

    ラストに向かっては結構泣けるんだけど、やはり上記のことでずっとムズムズし続けている。
    この作品は、きっと答えなんかないんだけど、ただウィルと同じ境遇の人には見て欲しくないかなというのが感想でした。

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