少女 DVD通常版

監督 : 三島有紀子 
出演 : 本田翼  山本美月  真剣佑  佐藤玲  児嶋一哉 
  • ポニーキャニオン
2.55
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本棚登録 : 87
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013253698

感想・レビュー・書評

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  • WOWOWで録画して観ました。いやだ、素晴らしい。原作の雰囲気も充分に色と音と本田翼ちゃんと山本美月ちゃんが湊かなえさんの『少女』の世界を体現してくれた。女性らしい視点のこれぞ嫌ミスな映像。

  • 原作未読。
    テンポが悪いのと、ちょっと分かりにくい所があったのが残念でしたが、それでも結構面白かったです。
    本田翼さんの演技も良かったと思います。

  • 桜川女学院高校に通う高校2年の由紀(本田翼)と敦子(山本美月)は幼い頃からの親友同士だった。 
    敦子は幼い頃から剣道を習い将来有望と期待されていたが、高校の団体戦でミスをしたことを機にいじめの対象になってしまう。 
    いじめは日に日にエスカレートし、クラスの女子が敦子を集団でいじめても助けることができずにいた由紀は、彼女のために小説を書き始める。 
    けれど、ようやく完成した小説の原稿が何者かに盗まれてしまう。ほどなくして国語教師の小倉(アンジャッシュ小嶋)が文芸誌の賞をとったことを知らされ、由紀のなかに大きな怒りが生まれる。
    そんなある日、紫織(佐藤玲)という転校生がやってくる。彼女から「親友の死体を見たことがある」という唐突な告白を聞いた由紀と敦子は、死体ではなく人が死ぬ瞬間を見てみたいと、夏休みを利用してそれぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行くことに。
    死に囚われた彼女たちは死の瞬間を見ることで何を変えたかったのか。 
    少女たちが抱える闇は思いもよらない結末に向かっていく…。 
    「告白」に続く湊かなえ長編小説が、待望の映画化。
    元教師の祖母の虐待に苦しむ由紀の絶望と殺意、剣道日本一の実績で推薦入学したのに大会で負けていじめが原因でパニック障害になり苦しむ敦子の「死」に引き寄せられながらお互いの存在が救いになっていたふたりの、敦子は由紀が由紀の手の傷について嘘をつき自分を小説のネタにして彼氏を作り別の世界に自分を置いて離れたと誤解し、由紀は敦子が自分から離れて別の親友を作っていったという誤解が、由紀の難病の少年との交流そして敦子の老人ホームでボランティアする時の先輩ヘルパーとの関係を通して次第に溶け再び友情で結ばれるストーリーと由紀や敦子が抱える自殺願望から実際に死の瞬間を見ることを願って実際に死の瞬間を見ることでふたりに起きた変化の青春ミステリーな展開が、由紀が書いた小説を盗作して悪行がバレた国語教師の自殺や援助交際を敦子に唆す転校生紫織が秘めた中年男に対する嫌悪と由紀の難病の少年との交流や敦子のヘルパーの先輩との交流と次第にリンクしていく湊かなえ特有なストーリーが、思春期特有なちょっとした誤解やすれ違いが原因で絆が切れてしまう危うさや男と中年男に対する嫌悪や無頓着に傷つける残酷さを的確に表現したモノトーンの映像や本田翼と山本美月の心の闇を的確に表現した演技で描いた傑作青春サスペンスミステリー映画です。

  • 淡々とストーリーは流れ、ラストに向けて色々一気に回収されてスッキリ。本田翼の演技は良かった。

  • 因果応報。

  • レンタルで観ました。原作は既読でしたが、こんな感じだったっけ…?となりました。
    主役のお二人が女子高生に見えなくて、特に翼さんは演技も無理してるようで…美月さんは声が好きです。
    でもあの頃の不安定さと悪意は伝わってきました。
    因果応報で色々な線が繋がっていくのは面白いところでした。さすが湊かなえさん原作だな、と思う後味の悪さ。
    稲垣吾郎さんは脇役でもされるので、SMAPの頃からSMAPでは一番好きです。今回も良かったです。あと真剣佑さんは眉隠れたら別人みたいだけどやっぱり目力が強いです。
    原作をまた読みたくなりました。

  • 親友の死体を目撃したという転校生の話を聞いて以来、由紀(本田翼)は人が死ぬ瞬間を見たいと思うようになる。高校2年生の夏休みに小児科病棟でボランティアを始めた彼女は、余命わずかな少年たちに近付き自らの願望をかなえようとする。一方、由紀の親友でかつていじめを受けた敦子(山本美月)は、人が亡くなる瞬間を見れば生きる気力を取り戻せると考え、老人ホームでボランティアを始めるが…。

    因果応報をテーマにした映画。一見関係のなさそうな登場人物たちが繋がりを見せ因果応報を受けていく様は観ていて面白いです。
    また、本田翼と山本美月が女子高生に見えないのは残念なところですが、歪んだ心がはっきりと伝わる演技が良いです。
    ただ監督による文学作品のような演出は肌に合わず、効果も有効とは思えなかった為、映画全体の印象はいまいちです。

  • 地元の景色がきれいに映っていて良かった。未成年のモヤモヤした感じが描けていたと思う。

  • 前半は凄く面白かった。
    本田翼演じる美少女がテンポよく吐く毒がコミカルで面白かった。
    そこから文学的に展開すると思いきや、軽いただの因果応報の連鎖ミステリーになってしまい、面白みを失った。

  • 子供でも、大人でも、
    表向きの生き方と裏側の生き方があり
    それが 交叉することで、
    お互いに 不幸を 背負うことになる。
    それは 親子の関係が 
    よき父親 よき娘が、まったく違った姿が
    浮き彫りになることで、
    ニンゲンと言うモノの矛盾した生き物を描き出す。

    桜川高校2年生の敦子/山本美月は、
    剣道で日本一をとったが、
    中学最後の剣道大会で敗れることで、ネットで 炎上する。
    死ねーとさえも言われる。
    そのために、足が悪いような演技をしている。
    敦子の由紀は、敦子をモデルにした小説「ヨルの綱渡り」
    を書いて励まそうとした。
    その小説ができて、学校にもっていき、
    体操の時間に盗まれてしまう。
    その盗んだ犯人が 担任の国語の教師だった。
    教師は、その作品で 応募して、賞を獲ることになる。
    実に、えげつない教師である。
    それに怒った 由紀/本田翼は 教師のパソコンをとり、
    パソコンの中の 
    セーラと言う女子高生とつきあっている画像を
    観ることで、教師の秘密を知り、
    全職員に全生徒の国語の成績表を添付し
    たメールを送信する。
    そのことで、教師は退職になり、さらに 自殺してしまう。

    この教師 小倉と言う男が、
    なんとも言えないほどの破廉恥なので、
    このオトコのからみで、もっと掘り下げた方が面白かった。

    敦子と由紀の友人関係は深まっていくが、
    転校生 紫織が、近づき 
    「親友の遺体を目撃したことがあるの」と言う。
    人が死ぬ瞬間を観たいと思う 敦子と由紀。
    敦子は 老人ホーム。
    由紀は 小児科病棟に ボランティアに。
    複雑に絡み合う人間関係。
    なぜか、裏側を観せたがる 人たち。
    なぜか、余分すぎる展開。
    『因果応報 地獄に堕ちろ』という言葉が、
    リフレインされる。
    高校生を中心にした 心理的 ホラー映画。

  • 結構昔に原作を読んで、内容はなんとなく程度しか覚えてなかったけど、原作都合よすぎだなーと思った記憶もあり。
    映像で見るとやっぱり都合よすぎだなーと。
    そんなにみんな円になるようにつながってるかね(笑)
    小説だとそれが「あーなるほど」とも読めたけど、映像だと嘘くささが増すというか。
    あと映像も抽象的な感じだったね。
    なぜ幼い少女が二人で裸足で道路を走るの?とかそういう事が見てて気になって仕方なかった。
    感覚的に見るならいいのかなーと。
    現実に女子高生とかが見ると共感できるのかもね。

  • 制作年:2016年
    監 督:三島有紀子
    主 演:本田翼、山本美月、真剣佑、稲垣吾郎
    時 間:120分
    音 声:日:ドルビーデジタル5.1c


    夏休み、高校2年生の由紀は小児科病棟でボランティアをしていた。
    夏休みに入る少し前、転校生の詩織が「親友の死体を見たことがある」と少し自慢げに話していたのを聞いて、言い知れぬ違和感とわずかな羨ましさを覚えたのだ。
    由紀は、詩織よりも強く死の瞬間を目撃したい、そのときを誰よりもおもしろく演出したいと考え、残酷にも短い生命を終えようとしている少年たちと仲良くなり、自らの思いを遂げようとしていた。
    一方、由紀の親友である敦子も、由紀には内緒で老人ホームのボランティアに出かけていた。
    陰湿ないじめのせいで生きる気力を失いかけていた敦子は、人が死ぬ瞬間を見れば生きる勇気を持てるのではないかと期待していた…。

  • 観た後、イヤな気持ちしか残らない。

    本田翼ちゃんは、CMだけで良い。

  •  いろいろ繋がってるのは面白かったけど、内容としては・・・。

  • 原作未読。
    因果応報。
    登場人物の繋がりが、なるほどねー、となり面白い。
    で、あの2人はどうなるの? と思わせるラスト。

  • 関係性が全くつかめないままだから泣かれてもぴんとこない。悪い友達の存在意味も不明。

  • 期待してたけど、全くおもしろくなく…
    2人の友情はよかったんだけど。

    ところどころツッコミどころ満載の所もあり
    気になることも多かった。。。

    原作はもっとおもしろいのかなぁ。
    なんかショック

  • 因果応報

  • 原作未読。くそつまんなかった。
    暇があればいつか原作も読もうかと思ってたけど映画見てそんな気持ちもなくなりました。

  • 原作はもっと書き込まれているだろうから面白いのかもしれない。
    ヒロインたちの演技は下手だし、終盤の二人の対話の映像が、サイズと色がアンバランスで汚かった。

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