コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史 (角川選書) [Kindle]
- KADOKAWA (2017年1月25日発売)
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感想・レビュー・書評
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コロンブスがアメリカ大陸を発見したことで、ヨーロッパとアメリカがそれぞれ得たものは何かについて書いた本。何を持って「交換」と言うのか定義がわからなくなる。起きたのは一方的な搾取。
ヨーロッパ側が得たもの:広大な土地、トウモロコシとジャガイモというカロリー源、唐辛子やカカオのようなスパイスや嗜好品
アメリカ側が得たもの:病気
ついでにアフリカからは人がごっそり奪われる。
ヨーロッパ(=キリスト教勢力)が近代に覇権を取れたのは、人権の概念が無い頃にアメリカを発見したことだろう。
とりあえずAOCのようなゲームが成り立つのは病気の概念が無いからだとわかった。もしあったら双方が接触した時点で勝負がつく。
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