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- / ISBN・EAN: 4562474184267
感想・レビュー・書評
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2016年公開作品。訳ありの過去がありそうな男たちが、再起をきして通う職業訓練校が舞台です。男たちが、どのような経緯で訓練校に辿り着いたのかに関心があります。そして、鳥の求愛のモノマネが得意な、やはり複雑な過去のありそうな女。演じるのは蒼井優さん、ニコニコと穏やかな優しい笑顔から急変するあたり、すごいなあと思わせます。全体的に重いんですが、救いもありホッとしました。
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聡のメンヘラ具合に(よく分かる……)となってしまって心が痛くなりました。切れ所が自分でもよく分からなくてコントロールも出来ず、周りから扱いづらいと思われてたことでしょう。
白岩さんも、妻と家庭を壊してしまったという自責で始めは人と深く関わってなかったっぽい気がしました。
蒼井優さんの笑顔の破壊力が凄くて、白岩さんが聡に惹かれていくのも分かりました。一度メンヘラの人の手を離してしまったから、今度こそ…というのもあるかもしれないけど。
職業訓練校でのシーンはいつ満島さんがやらかすかとヒヤヒヤしてました…追い詰められた時の演技は暗くて鬼気迫るものがあります。でも大きくはやらかさないでよかった。。
蒼井優さんの笑顔もダンス?も綺麗でしたし、オダギリジョーさんの全てを諦めてる空気も良かったです。
安藤玉恵さんはもう安心感がすごい。
訓練生の年配の方誰だろ?と思っていたら、深夜食堂の歌を歌ってらっしゃる鈴木常吉さんなんですね。。
ラスト、タイトル通りだったらフェンス越えたのかなぁ。
閉塞感をずっと感じていましたが、ラストシーンは明るかったです。 -
ジョー・オダギリ氏登壇ということで自動選択、ポスターで分かる蒼井優の共演はとりあえず楽しみとしてその他の予備情報はあえて触れずに鑑賞。
だんだんと分かってきた、自分にとってのオダギリジョーのみどころというのはやはり「男泣き」の部分なんだなと。「舟を編む」(2013) での西岡役は強烈な印象として残っており、むしろ「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」(2007) よりも強いかも。本作でもそのここ一番で感情をグッと出してくれる芝居には頭の下がる思い。上映後のQ&Aで受けた彼の印象は思ったより本作での白岩に近いものだったが、まぁ、能ある鷹がとぼけた雰囲気を醸し出しているだけなのかもしれない。
感情の操り方という意味では蒼井優もがっぷり四つ。かわいいだけが売りの女優ではないことを本作では惜しげもなく魅せてくれる。ここ最近は脇役でしか観てなかったけれど今回ぐらいクセのある配役ももっと観てみたくなる。
脇役陣の中でスルーしてしまったのは満島真之介と優香。満島真之介のイカれた演技ぶりは大したもので、最近の彼の作品も観てみたくなった。優香についてはこういう配役がすっと演じれるお歳になったんだなと再認識させられた次第。
映画全体としては鑑賞後の爽快感も幸せ感も50%といったところで、ままならない日常を抱えている大多数の日本人からはある種共感も得られるのかなと。たまにはすこーしうたた寝して、ぼんやりと夢をみてはみたけれど、醒めてみるとそうはうまくいかない現実が待っている、そんな困ったもやもや感を与えてもくれる本作。原作者の佐藤泰志というひとにも俄然興味が湧き、早いうちに手にしてみたいと思った。
あちこちに函館の風景がきれいに収められている。
前回の訪問は駆け足だったので、今度こそはゆっくり訪ねるぞとココロに誓った次第。 -
レビューはブログに書きました。
https://dark-pla.net/?p=3235 -
すいません、テレビ神奈川でやってて、放送途中で気づいて、半分くらいしか見てません。
蒼井優さんの演技に、
見入っちゃいました -
なんかわかる。
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蒼井優はやっぱりかわいい。