脱洗脳教育論 [Kindle]

著者 :
  • コグニティブリサーチラボ株式会社
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感想・レビュー・書評

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  • メモ
    教育という名目で、やってることは宗教と同じ。
    日本人の価値観のベースは儒教にある。
    親、先祖を敬う「孝」は儒教の価値観である。
    「孝」の血筋を大事にするということは、生まれた家系により身分や職業が予め決められているということである。これは、支配層が権力を保持し、秩序を保つために都合が良かった。
    また、血が価値を決めるということは、儒教には差別意識が多分に含まれているということ。


  • 著者が、科学的観点から論理的にわかりやすく説明しているので読みやすいです。
    この本は、自由を求めている方に今までの洗脳を外すためのきっかけや、これから子供の教育について、自由に育てる方法について、具体的に説明してるのでとてもいい内容だと感じました。

  • 儒教の弊害や占領軍から刷り込まれた奴隷としての国家観、教育の問題など、頷ける点は多かった。
    しかし最終章の道州制や「国家は不要、みんな地球市民」的な話ですべてはひっくり返った。所詮、世界は平和で満ちていて、国境なんてなくても地方自治だけでうまくいくんだという考えなのかと。

  • そもそも社会で生きるということが常識の奴隷になるということなので。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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