スプートニクの恋人 (講談社文庫) [Kindle]

  • 55人登録
  • 3.85評価
    • (0)
    • (11)
    • (2)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 村上春樹
  • 講談社 (2001年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

スプートニクの恋人 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 自分をリセットしたくて。

    そういう時に、なんか、いいんですよね。

    最近、恋人ができました。久しぶりにできました。

    でも、一人が長すぎたからか、前の恋人とは週末しか会っていなかったからか、前の恋人のことが好きすぎたからか、

    なんか違和感をぬぐえないまま、2か月が過ぎました。


    やったー、恋人ができたー、とか、そういう浮かれた気持ちが、あんまり湧き上がってこないんですよ。わたし、恋人のことが好きなんだろうか。


    正直まだわからないんです。わたし、恋人がいたことはあるのですが、友達から、徐々に距離を詰めていって、恋人になっていったことが多いので、そうじゃないパターンだと、戸惑うんですよ。

    もう、誰かを好きになることなんて、ないんじゃないかと思っていて、それくらい前の恋人のことが好きで、別れてから何年も、「好きだった」と、過去形になってくれなくて、最近ようやく、そう言えるようになった。それまでは、その言葉を発しようとするだけで、涙が出てきていた。


    わたしは、もう、それで十分だと思った。
    もうきっと、一生分愛してもらえたんだと、思った。
    だから、これ以上なんて、望めないやと思った。

    でも、たまたま私をどうやら好いてくれる人が現れた。
    ゆっくり距離を詰めてゆけたらよかったんだけど、ぐいっと来られまして、

    とはいえ、もう一生分愛してもらったんだと思っていたところになお、「好きです」ということを言ってくれる人が現れた。


    人生のボーナスだと思った。
    だから、好いてくれるならば、これから人を好く努力をしてみようと思った。今その途中。

    良いところも悪いところも日々発見の連発で、
    いつもだったら、そういうのを消化したうえで人と関係を結んでいくのだろうけれど、今回は消化しながらというスタンスなので、なかなかなじめずにいる。

    好きになることが、できないかもしれない。そう思いながら人と関係を紡いでいくのは、いいことなのかどうか、よくわからない。悪いことだとしたら、申し訳ないと思う。でも、努力してみるということは、嫌いではないことが前提としてあるわけで、その努力が、少しずつでも伝われば、いいなあ、と思う。


    そんななか、心のバランスをとるかのように手にしたこの本。何度も読み直してしまう。

    正直、村上さんの作品の中で、そこまで好きなわけじゃないな、と思ったのは確かなんだけれど、それでも何度も目を通してしまう。


    特に観覧車のところが好きで。
    いったいどこでそうなったのかを、注意深く読んでいくのにハマります。

  • ぼくが問題を解決して、ミュウの半分がピアノを弾く「あちら側」に行ったすみれを取り戻す話。一方ミュウは自分がすみれの母親であることを隠し、半分側は戻っていないのだろう。ぼくが中途半端な気持ちですみれを待っていたら、行方不明のままだったかもしれない。

  • 20170426
    物語の視点が面白い。言葉の表現が面白い

  • 村上春樹の初期から中期への移行過程の作品だと感じる。この人のほぼ全ての作品に見受けられる「孤独」についての描写についてはさすが。人は孤独だ。

  • 時系列で分かれてるのが良き

全5件中 1 - 5件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

スプートニクの恋人 (講談社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

スプートニクの恋人 (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

スプートニクの恋人 (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

スプートニクの恋人 (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

スプートニクの恋人 (講談社文庫)はこんな電子書籍です

スプートニクの恋人 (講談社文庫)の文庫

スプートニクの恋人 (講談社文庫)の単行本

ツイートする