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- / ISBN・EAN: 4959241766229
感想・レビュー・書評
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「いつものジブリアニメ」だと思って親にせがんで観に行った子どもは、目がテンになったであろう。
スタジオジブリが製作に携わっているものの、これはオランダ出身のアニメ作家マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットの作品であり、一般的なジブリアニメとは大きく異なるからだ。
セリフは一切なし。映像詩に近い作品であり、子どもには退屈だろう。
ジブリアニメの映像の情報量に慣れた目からすると、すごく情報量が少ない。
ただ、そのことがイメージの貧弱さにはなっていない。余白が多く、静かなシーンが多いものの、その余白と静謐さの中に豊饒な時間が流れているのだ。
これは映画館で観るべきだったなァ。
大スクリーンで観たら、舞台となる無人島に身を置くような感覚が味わえたことだろう。
物語は神話的というか、まるで日本の昔話のよう。〝物語の原型〟を純粋抽出したようなアニメだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たしかアカデミー賞にノミネートされてて気になった記憶があるけど、ジブリが提携してたんだっけとびっくり
Raftやりたくなってくる
セリフはないけど、無音無声ではない
最初髪の毛が血に見えてビクッとした -
セリフが一切ない実験的な作品。
賛否は分かれるように思う。
そんな作品をジブリが作っているというのが不思議に感じた。 -
ジブリ作品ではあるが初の海外との合作作品となります。フランス・ベルギーの三か国のものですが、やはり微妙ですね。どうせならアメリカとの合作が観たかったんですけどね。
終始無音作品なのですが、ジブリ主体であるならば言葉が難しくて無理でしょうね。
「レッドタートル ある島の物語」
https://www.youtube.com/watch?v=0T3soLrQLfc
難しいなぁ~全く主題の無い作品に感じました。先の展開が見えすぎちゃって、今までのジブリ作品と比べると面白味がない。無人島にたどり着いた一人の男にこいをしたのが赤い亀って……この作品にお金をかけるなら若手にチャンスあげればいいのにとつい思ってしまった -
2020/12/27
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言葉がなくてもわかる映画。
人生について思いを馳せる。 -
無人島、カメ、カメの子供。喋る必要がどこにある!ってぐらい無声であることの合理性。
文句なく素敵な画と、温かみのある愛と命の物語。
考察も楽しいけど、それが野暮に思えるくらい美しい。 -
圧倒的な自然の力を見せつけられた気がした
単調で眠くなりそうな気がしたけど引き込まれていつのまにか見入っていた
亀についての不思議な部分は理解の範囲を超えた
人生を見た -
映像はきれいなんですけどね。こういう説話は昔からあるし、それを映像化してよく出来てたと思います。民話や伝説って不条理なもの、その不条理さ故にいろいろ考えたり心に残ったり。
ただジブリが作る意味はあったのかと、だいぶ不思議に思います。日本の製作スタッフはほとんど関わっていないようだし。
今のアニメに慣れた若い子にとっては、亀に憑りつかれた不運な男の一生、みたいな印象なんじゃないかな(;¬_¬) -
フランス昔話『亀女房』
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幻想的な美しさ
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ジブリ肝入りで製作された海外合作作品。同じマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の短編『岸辺のふたり』も鑑賞してみたが、これでSプロデューサーが出資をアプローチするほどの作品だったかどうか疑問。本作も悪い出来ではないが、記憶に残るほどでもない。CGでフレーミングされた絵づくりも、シンプルな線描に寓意を持たせたかったのかもしれないが、圧倒的な自然描写があるわけでもなく、緻密な動画があるわけでもなく、可も無く不可も無く…。矛盾したりご都合主義だったりする展開も散見され、無人島のリアリティーに拘っているとは言い難いし、かといってファンタージーとしても中途半端。名作『ファンタスティック・プラネット』までもとは言わないが、この作風だったらもっとファンタジーの方に振り切れても良かったんじゃないかな。☆3
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無人島に漂流した男が
同じく漂流してきた女と子供を作り育て暮らした
言葉は無く物語は進み終わる
あの亀は一体何だったのか? -
無人島に漂着した男と島の赤い亀を巡る生と死の物語。
台詞なしで淡々と流れる。
どういう話だったか全く知らなかったけど、こういう話だったのか。
淡々と生命が流れていく感じがして良かった。 -
予告編を見て、さらにジブリということでワクワクして観た。セリフなし。美しい描写。でもとても悲しくなり、心がシーンとする後味が残った。彼は幸せだったんだろうか。どこから来て、島にたどり着く前はどんな生活をしていたんだろう。
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これは難しい物語なのか、素直に人間の0から終わりを観た。で良いのか…
深すぎる!
主人公が島で生き抜く力がすごい。。
人間の生命力も。
亀はとても長生きなんだよね!
そう、この物語はジブリじゃなくておとぎ話。 -
海亀と人間の恋。
とにかく静かな映画。打ち寄せる波のリズムとともに時間が流れていく。何匹も何匹も死んだだろうに、長い年月が流れてもそこには数匹の白い蟹がいる。そしてその蟹たちはいつもちょっとユーモラスだ。
難破した男の視点で始まった映画は、海亀の視点で幕を閉じる。男の死後も、世界はずっと続いていくのだ。だからこそ、島に閉じ込められた男の人生は、決して不幸ではない。むしろ死後も世界はある。個人の幸福というケチくさいスケールではない。死後も世界は続いていくからこそ、幸福が存在するのかもしれない。 -
セリフがないので、おのずと絵と音に集中させられる。想像力を刺激された映画でした。
解釈は受け手次第、といった感じ。
なぜ、亀が女性に???
と途中思ってしまったが、かぐや姫はなぜ竹から生まれたの?と聞いてるようなもの。
これは「おとぎ話」と思えば、奥深い作品として観れるかな。 -
嵐で舟から投げ出された男が無人島に漂着する。
作り島から脱出しようとする男だったが、毎回海底からの衝撃でイカダが壊されてしまうのだった。
男は大きな赤い亀の仕業だと知り・・・。
赤亀は男と離れたくなかったのか、
島を出るのは次の世代へ託す夢だったのか、
息子は緑亀、
などなどよくわからない点が多いけど、想像で補う映画なのかな。 -
しんみり味わいました
台詞のないジブリ製作の外国人作家のアニメ。
これはおとぎ話ですからこれでいいと思う。
しんみりと ひとりよりふたり、ふたりよりさんにんの意味することを
味わいながら、感じながら、考える映画でした。
好きだなーわたしは。
でも、ジブリを期待していくとがっかりするよ。
映画館にて。 -
映画館にて。
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