映画 真田十勇士 DVDスタンダード・エディション

監督 : 堤幸彦 
出演 : 中村勘九郎  松坂桃李  大島優子  永山絢斗  高橋光臣  駿河太郎 
  • ポニーキャニオン
2.92
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本棚登録 : 100
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013239791

感想・レビュー・書評

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  • 舞台を最初に観ようが観まいが微妙な出来栄えだと感じることになると思う。
    というより賛否両論が巻き起こりそう。
    というかわざわざ映画化して欲しくなかった。

    舞台版の映像を1年前に観た時、曇天にまで落ち込んだ気持ちが明るく清々しいものに様変わりしたのをよく覚えている。
    お互いを化かしながら「大逆転」まで運んでいく脚本にいたく心を揺さぶられた。
    映像にすると面白みが欠け、大好きなシーンが沢山省かれているのがたまらなく悲しい。
    やっぱり舞台は一生残る映像とは違ってアドリブが効きやすいから面白く感じるのかなー。

    冒頭のアニメーションとラストの支離滅裂な後日談をどーにかして欲しいし、勇士達を募る場面を「本編」に数えないのが何より許せなかった。
    キャラクターの描写も今ひとつで、海野くんの十勇士志願がなおざりにされていたり大好きな甚八がただの無能なゴロツキにされていたりと物申したいことが沢山。
    勘九郎ちゃんの火だるま大作戦はハラハラした。歌舞伎役者は顔が命。向こう見ずなところがお父さん似だと感じた瞬間だった。

    十勇士のビジュアルもそのほとんどが野武士や荒くれ者なのに立派な甲冑を身につけていたのが気になった。
    唯一許せたのは由利鎌之助の面頬くらいかな。般若をあしらったもので甲冑女子には堪らんと思う。(「マッドマックス化していた」というコメントには笑った)

    映像にして迫力が増したと言われる合戦シーンもあれだけ続くと疲れる。
    1年以上も待ちわびたのに期待外れのまま終わっていくと嘆いていたらボロボロになった親子の場面でホロリと来てしまった。その前で炸裂する爆弾も良い演出だったと思う。

    ボロクソ書いてしまったけど、大切なところはしっかり押さえられていたし見応えのある作品であることは間違いない。
    史実を信じ切って鑑賞すると裏の裏をかかれる羽目になる。

  • 2017年7月時点で観た時代モノの中で一番好き。もともと日本の時代ものって得意でもなければ別に好きでもなかったけど、なかなかどうして面白い。真田幸村の散り際は特に良い。

  •  真田幸村は実は大した武将じゃなかった? 真田十勇士を大胆にアレンジ。

     うーん。絵としては悪くないのだが、話のテンポが変でストーリーが全体的に軽い気がする。いいシーンをつなぐ為だけに映画があるみたい。
     とにかくバランス感が最後まで気になる残念な映画だった。。。

  • 別途

  • 制作年:2016年
    監 督:堤幸彦
    主 演:中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、永山絢人、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、石垣佑磨、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健、加藤雅也、大竹しのぶ
    時 間:135分
    音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ


    関が原の戦いから10年以上経ち、徳川家康は天下統一を目前にしていた。
    豊臣秀吉の遺児・秀頼の母である淀殿は豊臣家復興の妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。
    世にいう大坂冬の陣が始まり、豊臣方の武将たちが次々と大坂城に入城するなか、一際異彩を放つ一団がいた。
    彼らは天下の名将として名高い真田幸村を筆頭とした、真田十勇士だった。
    戦力の乏しい豊臣方の期待は一心に幸村たちに注がれていたが、実は幸村は男前が過ぎるばかりに周囲に勘違いされ、凡庸な武将にも関わらず天下の名将に祭り上げられていただけで、彼が大活躍したエピソードは偶然が重なったに過ぎなかった。
    そこに現れたのが、つまらない世をおもしろく生きるために抜け忍となった猿飛佐助だった。
    己の虚像と実像のギャップに苦しむ幸村に出会い、自分のハッタリで幸村を本物の立派な武将に仕立て上げてみせようと思い立った佐助は、同じ抜け忍の霧隠才蔵など9人の仲間を集め、陰日向に幸村を支えてきたのだった。
    こうして、大坂冬の陣、夏の陣の火ぶたが切って落とされる。

  • なんかガッカリしました。旬の実力のある若手からベテランの出演。一人一人の役柄はハマって一人が突出するわけでなく上手く絡みまとまっていた。ただダシのない味噌汁みたいな感じ。

    コメディとしても中途半端。サイゾウ役の松坂君みたいなカッコいい人がカッコいいまま役も含めて、エンターテイメントの映画としてみれば良いのだろうけど、何か物足りなさを感じるよりかは私には合わなかった。

    ガッカリはしたけど、不思議と後悔的なモノはなく、心地よさがあったりして。

    サスケ役の勘九郎君、このキャラやアップになった時ドヤ顔、ルパン三世と重なって見えた。

  • いやあなかなか面白かったというかメッチャ面白かったよ。
    この史実なんかクソ食らえ感がたまらない。
    いいねえこういうエンターテインメント作品。
    最初アニメが始まった時は作品間違ったかと思ったよ。
    なかなかに面白い演出だな。
    注意書き出るのが遅いからハラハラしちゃったわ(笑)
    終わったあとのエンドロールの荒唐無稽感も非常によい。
    ホントメチャクチャでよかった。
    エンターテインメントはこうでなくっちゃ。

  • 感動てきなシーンもあり、最後はほっこりでした。
    思っていたよりも良い作品でした。

  • 始まりは、そんなに面白いと思えなかったですが、だんだん面白くなっていきました。単純に楽しめる作品です。出演者が豪華です。

  • アニメで始まり紙芝居で。

    新しい真田幸村像⁉︎
    解釈⁉︎
    十勇士‼︎十三⁉︎

    わかりやすく。
    そして、どんでん返し‼︎

    アタシこれ、好き!かも。

    バカバカしいけど、かっこいー。

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