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感想・レビュー・書評
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冒頭の4コマが微笑ましくて、これはこれでずっと読んでいたい。は、さておき。カルルクさん家に居候中のパリヤさんの話が引き続き。近い年頃のカモーラさんと友達になり、パリヤさんの感情処理が追いついていないのは明白で。ウマルさんとの婚礼は、結婚できるという嬉しさもあるだろうが、少なからず嫌いではないようで。「そりゃこんなこともあろうかと木だって用意してたに決まってますよ」パリヤさんの照れ隠しが微笑ましいやら照れくさいやら。
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乙嫁語り最新刊発売日!
今回はパリヤさんとウマルのお話が中心。パリヤさんが、なんとも可愛いw。
馴染みのない中央アジアの暮らしを垣間見ながら、そこに暮らす人々の物語を読める乙嫁語り。旅番組とドラマを合わせた感じの楽しいコミックス。なんだか何度も読んじゃうんですよねー。最新刊が出たばっかりだけど、もう次が待ち遠しい。 -
パリヤさんが段々理解されていく話。ウマルさんとウマが合うようでよかった。このように人は収まる時に収まるところに収まるのかなあ。
先にも書いたけど、婚姻前の男女が普通は一緒にいないとか、若くして(現代の基準ではむしろ幼い)婚姻するとか、この辺りは違いを感じるわけです。 -
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表紙から明らかなように,主にパリヤさんとウマルさんの恋の進展物語。冒頭に動物たちとの関わりを描いた「いきものがたり」という番外編。途中でアゼル一行のその後のことなど挟まるが,誰がどこでどうなったところだったのか時間が空きすぎていてそろろそ最初から読み直さないといけない段階という気がした。
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結婚を夢見るパリアとウマルの微笑ましく、ほのぼのとした日常の中で、絆は着実に育まれましたね。何気ない日々の暮らしから、いきいきした人物の造形を見せる森薫さんの手並みはお見事です。そして、遊牧民の文化の掘り下げて紹介してくれます。一年待った期待を上回る仕上がり。このテイストが好きですね。とても楽しく、笑顔で読みきりました。
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添い遂げる幸せとはなんだろうなと思ったときにパリヤとウマルとの間に流れる時間を眺めているとこういうことなんだろうなぁとしみじみと。
恋愛ものとして甘さを加味しつつも、嫁ぐことの意義、パートナーとして一緒に生きていき、共に支え合っていく生活が根底にあり、そのための自立、成長がパリヤ編ではパリヤの不器用さも相まって物語に落とし込められ、丹念になぞられている。
特に劇的な恋愛が行われてる訳でもなく、好きだとか愛しているとかいう甘い囁きもないが、バチッバチッと瞬間瞬間に惹かれ合う瞬間が訪れるシーンはささやかとだが、然しそれはとても力強く濃密に流れている。この瞬間が美しくも尊い。
あのひとのために想い、ああなったらいいなぁこうなったらいいなぁと想いを巡らせ、共に想いを重ね馳せられることになる。いい。
そう思えたのもパリヤがもつ人となりの人徳でしょうね。いやーパリヤ作者に愛されていますね、その分弄られまくりですが…(笑)