乙嫁語り 9巻 (青騎士コミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の4コマが微笑ましくて、これはこれでずっと読んでいたい。は、さておき。カルルクさん家に居候中のパリヤさんの話が引き続き。近い年頃のカモーラさんと友達になり、パリヤさんの感情処理が追いついていないのは明白で。ウマルさんとの婚礼は、結婚できるという嬉しさもあるだろうが、少なからず嫌いではないようで。「そりゃこんなこともあろうかと木だって用意してたに決まってますよ」パリヤさんの照れ隠しが微笑ましいやら照れくさいやら。

  • 乙嫁語り最新刊発売日!
    今回はパリヤさんとウマルのお話が中心。パリヤさんが、なんとも可愛いw。

    馴染みのない中央アジアの暮らしを垣間見ながら、そこに暮らす人々の物語を読める乙嫁語り。旅番組とドラマを合わせた感じの楽しいコミックス。なんだか何度も読んじゃうんですよねー。最新刊が出たばっかりだけど、もう次が待ち遠しい。

  • 今までで一番良かった。

    やはりラブがあるとストーリーが引き締まります。

    というかパリヤとウマルのキャラがいい。

    不器用だけど一生懸命気持ちを伝えようとするパリヤが可愛い。

    ウマルはちょっと出来すぎくんだけど、

    この時代は割と何でも出来なきゃ行きていけないのかな。

    ウマルは普通より頭がいいというだけで。

    あとカモーラさんがお友達になってくれて本当に良かった。

    彼女のおかげでパリヤも成長著しい。

    アミルみたいに何でもできる子より、

    こういう凹凸のある子の方が、見てて楽しい。

    ウマルもそういう気持ちなのかな。

  • 前巻に引き続き、パリヤさんとウマル君が微笑ましい。段々と二人が距離を縮めてゆく過程が丁寧に描かれている。
    また、パリヤさん自身が友達も増え、不器用ながらも少しずつ周囲の環境に順応し、自分自身を変えようとしているところが素晴らしい。
    アミルさんとカルルクさんもまた、相変わらず仲睦まじくて良い。アミルさんは、いつも姉さん女房の余裕というか、ゆったりとしたところを感じる。でも、夫のカルルクさんのこととなると、少し余裕を失うほど一生懸命だけど。そこも可愛いと思える。
    パリヤさん、ウマルさんの戦いで破壊された家も新築なり、二人の結婚式も近いのかな?
    昔は今と違い、皆が助け合って暮らしていたと判る。生きてゆくのに厳しい時代ではあっても、良い時代だともいえる。

  • パリヤの師匠との脳内会話に笑った。パリヤよく言った! 協力する中でウマルがパリヤに惹かれていくシーンが良い。大きく進展した二人が微笑ましい。

  • パリヤさんが段々理解されていく話。ウマルさんとウマが合うようでよかった。このように人は収まる時に収まるところに収まるのかなあ。
    先にも書いたけど、婚姻前の男女が普通は一緒にいないとか、若くして(現代の基準ではむしろ幼い)婚姻するとか、この辺りは違いを感じるわけです。

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  • 表紙から明らかなように,主にパリヤさんとウマルさんの恋の進展物語。冒頭に動物たちとの関わりを描いた「いきものがたり」という番外編。途中でアゼル一行のその後のことなど挟まるが,誰がどこでどうなったところだったのか時間が空きすぎていてそろろそ最初から読み直さないといけない段階という気がした。

  • 結婚を夢見るパリアとウマルの微笑ましく、ほのぼのとした日常の中で、絆は着実に育まれましたね。何気ない日々の暮らしから、いきいきした人物の造形を見せる森薫さんの手並みはお見事です。そして、遊牧民の文化の掘り下げて紹介してくれます。一年待った期待を上回る仕上がり。このテイストが好きですね。とても楽しく、笑顔で読みきりました。

  • 添い遂げる幸せとはなんだろうなと思ったときにパリヤとウマルとの間に流れる時間を眺めているとこういうことなんだろうなぁとしみじみと。
    恋愛ものとして甘さを加味しつつも、嫁ぐことの意義、パートナーとして一緒に生きていき、共に支え合っていく生活が根底にあり、そのための自立、成長がパリヤ編ではパリヤの不器用さも相まって物語に落とし込められ、丹念になぞられている。
    特に劇的な恋愛が行われてる訳でもなく、好きだとか愛しているとかいう甘い囁きもないが、バチッバチッと瞬間瞬間に惹かれ合う瞬間が訪れるシーンはささやかとだが、然しそれはとても力強く濃密に流れている。この瞬間が美しくも尊い。
    あのひとのために想い、ああなったらいいなぁこうなったらいいなぁと想いを巡らせ、共に想いを重ね馳せられることになる。いい。
    そう思えたのもパリヤがもつ人となりの人徳でしょうね。いやーパリヤ作者に愛されていますね、その分弄られまくりですが…(笑)

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著者プロフィール

家族支援カウンセラー。1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。

「2023年 『家庭にしのびよる“うつ”に負けない! 悩めるママとカウンセラーの家族をみつめる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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