ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ - PS4

  • スクウェア・エニックス
3.93
  • (7)
  • (14)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 124
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4988601009782

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『ZODIAC JOB SYSTEM』をベースにHD化を行った作品。
    バトルのテンポ向上、ハイスピードモードの搭載は有難い。
    ジョブシステムも強化されています。
    日本語と英語の音声が両方収録されており、コンフィグで切替可能なのも良い。

  • FFシリーズはオンライン系を除いて、結構遊んだけど、これはシリーズの中でもどちらかというと地味(?)で、人気がないのかな。
    インターナショナルをやって面白くて、PS4で再度遊んだ。ストーリーやキャラクターは好みがあるだろうけど、ラブストーリー要素の強かった8や9よりも、個人的にはこちらの方が断然面白かった。ガンビット方式により、戦術をかつてないほど「自分好み」にカスタマイズできるゲーム性を高く評価したい。一度クリア後に、「今度はこういう布陣を試したい」と、ジョブ変え役割変え、で試行錯誤したくなる。クリア自体は従来のFFと同様に何気にクリアできるが。
    コンプリートは死ぬほど難しい、というか死んでます。難易度高すぎて、未だコンプリートできず。レベル上げだけでは対応できないっス。必死に対応策を練って準備をするが、半月くらい放置してたら、何を準備中でどの敵に何をふるつもりだったかを忘れ、結局クリアできず。それでも好き!!笑

  • 【2018/09/16】クリア感想
     PS2のオリジナル版で数百時間プレイした記憶があります。PS4を買うまで、ゲームを最後までクリアするということは殆どありませんでした。自分はストーリーのためにゲームをしていたので、最後を見てしまえば、今プレイしている感動がなくなると考えていたからです。そのため、PS初代のアークザラッドやアークザラッド3、そしてポケモンシリーズ、FF9と10、これらしか結末を見た事がありません。たとえ何時間やり込んでいたとしてもです。ハマればハマるほど、EDからは遠ざかっていきました。このFF12が、その最たるものだったのです。
     当時PS2を買ってFF12をプレイした時の感動は忘れもしません。FF9やATL3のCGに震えるほど感動していたのが嘘のように、度肝を抜かれました。
     ネットゲームもしたことがなかったため、コマンド性ではないガンビットシステムを採用したスムーズな戦闘と、モンスターとエンカウントしたらそのままのフィールドで戦闘できるこの2つのシステムに、相当のめり込みました。ストーリーそっちのけで来る日も来る日もモンスターを狩る楽しみを見出していたほどです。その時点で180時間……クリアはしない!絶対にだ!そんな声まで聞こえてきそうなほど、勿体ぶっていました。
     それでも何とかクリスタルグランデをクリアし、ゴール直前といったところでした。まだ粘りつつも、もうすぐストーリーともお別れだなと思ってアンニュイになっていたのも懐かしい思い出です。しかしそんな時、事件は起きたのです。
     当時のPS2は初代と同じくメモリーカードを使用したセーブデータ管理方法でした。そのメモリーカードはディスクを入れていなければ、自由にコピーや削除、別のメモリーカードへ移動などもできたのですが、なんと、誤ってコピーするはずのセーブデータを削除してしまったのです……ショックでした。ショックでしたが、マゾヒストなFF12への炎は消えることなく、寧ろ焦らしすぎてストーリーをほぼ忘れていたため、また同じように100時間以上ねっとりとフィールドとバトルを楽しみ、そして遂に……!エンディングを永遠に封印したのです。自分のPS2はFF12専用機と言っても過言ではないでしょう。
     あれから10数年。PS storeでFF12のセールを見た時、ふと「エンディングを見てみよう」そう思ったのです。自分のFF12の旅をそろそろ終わらせてもいいのではないか。
     そうして観たストーリーは、感動的でした。FFの動力といったら恋愛でしたが、登場人物を繋ぐのはそんな薄っぺらいものではなく、個人個人の私利私欲が交差して、いつの間にか抱いていた弱さや不安、憤りを語るようになり、最後にようやく本当の「仲間」になる。彼らを結ぶのは、ストーリーのために定型的に用意された恋愛や友情ではなく、人間的な弱さなのだと思います。
     オンドール公の記録文書として語られる物語は、他のストーリーに比べ、確かに淡々としています。登場人物が薄いという声は聞きます。しかし描かれる「世界」を見ると、そうは思えません。民間人、軍人、避難民、一人一人の声が、登場人物の代わりとなって、その当時の情勢を語りかけてきます。これは、歴史なのだと思いました。FF12は、特別な主人公が特別な力で世界を救い、愛を得る物語ではなく、凡庸でどこにでもいる貧乏な戦争孤児が、歴史の中心となる人物達と出会ったことがきっかけで、生き方を考え、成長していく、そんな物語です。特別な力を持つアーシェが力を捨てる道を選んだ時、FF12は、弱者に寄り添った物語となったのです。
     私はヴァンとパンネロの傍観者的な視点が好きです。自分達では決してどうにも出来ないことを、成し遂げようと決意に進む王女と傭兵がいて、それを否定も肯定もせず、国や人を救うとはなんなのか、生きるとはなんなのか、自分達なりに考えながら歩んでいく。ヴァンやパンネロがアーシェに意見を言うのは、本当に最後の最後になってからです。それは、「何がしたい」のかわからず、どうやって生きていくのか漠然とした不安を持っていた彼らが、彼らなりの生きる答えを出したからです。
     そんな彼らを大きく変えたのは、勿論アーシェでしょうが、ヴァン達から見た「物語の主人公」であるバルフレアとフランもまた、夢の後押しをした恩人に他なりません。また、ムービーで何度も2人に触れ合うのは、バッシュでした。バッシュは海で遊ぶ2人を眺めていたり、アルケイディアでからかったり、戯れる2人のそばにいるのは、いつも寄り添っていました。彼らにとってバッシュは兄のような存在だったのかもしれません。そしてバッシュもまた、2人といることで、弟ガブラスや故郷、失った人々を思い出していたのかも知れません。
     FF12はヴァンとパンネロ、空賊になんとなく憧れていただけの何の変哲もない凡庸な2人が、歴史の中心人物達から、「生きる人々の声」を学んでいくストーリーです。彼らにとっては全てが衝撃的で、残酷で、それでいてキラキラと輝いていたことでしょう。
     そんな2人が見たストーリーを見て考えると、また胸が熱くなるのです。

  • 2017年7月
    初回クリアから12年ぶりに再プレイ、インターナショナルから追加されたっぽい各職スキルパネルと4倍速が神がかってた、すばらしい
    ゲームシステムが過去RPGのなかで断トツの面白さなので、それを4倍速で楽しめるの快適すぎてめちゃくちゃ楽しかったし、パネル解放が楽しくて戦闘やめられない中毒性がある
    FF12オリジナルの頃から言われてただろうけど、今後すべてのRPGは全部ガンビットシステムで良いよ!って思ってたのになんで定着しなかったのか、そこだけが非常に残念
    そんで話もまるまる忘れてたので、とても新鮮にストーリー楽しめました、、特に演出が濃厚な1章
    MVPウォースラ 1章で美しいまま完結したベストオブ松野キャラ
    松野さんのキャラの中で一番美しいと思います、もう何も言えない
    1章でストーリーを堪能したら、2章以降はだいたい薄味でゲームシステムを思う存分楽しむゲームとなります(褒めている)大筋は松野さんの残したプロットに沿ってるんだろうけど、細部の演技とかがまるで消えてるので、話はほぼダイジェスト
    おかげで、FF12は「ゲームとしてシステムを楽しむ面で」とても面白いって再確認できたというか、HD化で再プレイできて改めて良かったです
    ゲームシステムや攻略語りたくなるゲームってゲームとして正しい姿だと思う
    クリスタルグランデとかミリアム遺跡とか、12年前当時プレイしてたときはもう二度とやらんわ^^#って思ってたけど、4倍速のおかげで再プレイできてよかったです
    FF12は間違いなく名作

  • FFシリーズは学生時代にFF8を途中までプレイして、途中で飽きてやめたくらいしか触れてないので、特にシリーズファンというわけではないです。 
    個人的に大好きな別ゲーム(dragonage origins)の戦闘システムと近いシステムという事から興味を持ちました。ちょうどPS4でリマスター版が発売されていたので購入しプレイしてみました。

    ストーリーを簡単にまとめると、アルケイディア帝国とロザリア帝国という2つの大国が世界の覇権をかけて争っている時代。その2つの大国に翻弄される国々に住む人々や帝国側の人々の物語という感じです。 
    主人公はダルマスカ王国に住むヴァンという少年です。プレイしてみて思ったのは、ヴァンがいい意味で傍観者となっているなというところです。一人だけの主人公というよりは、登場人物それぞれが主人公の物語だな~と感じました。なのでパーティーメンバーもみんな愛着がわきましたし、帝国のヴェインなんかも中々やり手だな~と素直に感心してました。
    残念だったのは、ダルマスカ王国と暁の断片に関しての詳しい説明や歴史、各国の詳細な歴史、神様の存在、アルケイディア帝国の内情、ヴェインやシドの考え等をもう少し掘り下げてストーリー本編やサブクエに絡めてほしかったなと思います。
    特にアルケイディア帝国の内情、ヴェインやシドの想い、神様の存在については、正直ちょっと置いてけぼりな感じでした。モンスター図鑑で、一定数対象モンスターを倒すと世界観とかの説明が解放される仕組みになっていましたが、やり込むタイプではないのであまり見てないのでそこは残念でした。
    それと、L3ボタン押し込みで今いるフィールドの全体マップが画面全体に半透明になって表示されるようになっていましたが、キャラクターとか風景が見えにくかったので小さくていいので右下とかに表示してほしかったです。

    戦闘システムについては、各キャラクターが2つまで、好きなジョブを選択できたのも楽しかったです。 それぞれの役割によって行動する戦闘スタイルが好きなので、ヴァンとバッシュは脳筋、アーシェは魔法騎士、パンネロは魔法特化、フランは弓と魔法全般、バルフレアは銃と支援魔法って感じでやってました。
    それと、ガンビットを設定するのが楽しかったです。勝てなかった強敵に、悩んで設定したガンビットで簡単に勝てた時とか、達成感がありました。 この状態異常になったらこのアイテムを使う等、思ったより細かく設定できたのも良かったです。通常戦闘以外にも、モブハントというモンスター退治も面白かったです。 全部は倒せませんでしたが、無性に強敵に挑みたくなったときとかに依頼を受けて倒しにいってました。

    飽きっぽい正確なので最後までプレイできるか心配でしたが、楽しくプレイでき無事クリアすることが出来ました。

  • 今月の1本目。今年の5本目
    久しぶりのff。倍速が便利でした。

全9件中 1 - 9件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×