神のゆらぎ [DVD]

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監督 : ダニエル・グルー 
出演 : グザヴィエ・ドラン 
  • TCエンタテインメント (2017年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474183307

神のゆらぎ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 静かで、でも淡々とはしていない。
    わずかな気の緩みさえも許されることはないようなどんよりとした緊張感の中で話は進む。
    白血病を患ったエホバの証人の信者の青年と看護師である婚約者。
    腸の中に麻薬のカプセルをして密輸する男。
    カジノバーで不倫をしている高齢の男女。
    大金をカジノで失うその上司。
    全く接点のない大人たちこそれぞれれの運命の分かれ道はまさしく神のゆらぎによってどうとでも転ぶ。
    原題の直訳ではないけれど、これはとても考えられた邦題だと思う。

    時系列は少々分かりにくいし、関わりのない登場人物たちのそれぞれの生活シーンは少々退屈でもある。
    しかし彼らの1つ1つの選択がまるで糸をいきあうかのように一瞬にして繋がると、すべてのなんでもないシーンも回収されていき、割としっかりとした骨太なストーリーだったんだなと思う。
    普通ではない人間たちではあるけれど、とてもリアリティがあるし、音楽のない半ば殺風景な世界観のおかげで彼らの微妙な心のゆらぎをしっかりと見せてくれていた。

    「飛行機が落ちるのは全能の神が存在しないからだ。」
    大切な人をもしも飛行機事故で失ったのなら神なんか存在していないのではと思ってしまうけれど、飛行機が落ちることも、やはり神の仕業なのではという皮肉な考えもふとよぎる。
    本当に天国があり、永遠の命がそこにあるのかもわからない。
    神に縋りながら信仰に生きることにしても、信仰など無くても、結局は誰にでも自分の心の中に住む神様が必ずあり、その本意に従うことしかないのだと、じわじわ実感させられる作品でした。

  • 全能の神はいない。

    最後の言葉の「彼」はいったいどちらの彼なのだろうか。

  • まず邦題が秀逸。バルザックの「人間喜劇」に出てきそうな話で、サスペンス風の味付けもなかなか良かった。

  • 信仰と医療や生活 あるいは愛。
    人間の作り出した不条理さや都合 そんなことは 全くお構いなしに起こる出来事。
    人間は生き方を決められる ただ責任を持って 自分の選択を受け入れる そんな映画。

    神様って不思議。
    なんでそんなに寛容じゃないんだろう。
    なんでそんなに余裕がないんだろう。
    それでよく神様やってられるよね。

    神は万能である必要はないと思うけど もうちょっと柔軟性があった方がいいんじゃないかな。
    日本の 節操のなさ やおよろずの 神万歳。

  • グザヴィエ・ドランの演技が新鮮。

    誰かのせいにするのはいとも容易く、
    己のせいにするには覚悟が要る。



    印象的に何度か出てくる言葉

    『飛行機が落ちるのは…
    全能の神が 存在しないからだ』

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