ニュースの真相 [DVD]

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監督 : ジェームズ・ヴァンダービルト 
出演 : ケイト・ブランシェット  ロバート・レッドフォード  エリザベス・モス  トファー・グレイス 
  • ポニーキャニオン (2017年2月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013198098

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ニュースの真相 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ベトナム戦争時のブッシュ兵役の公式記録が虚偽ではないかを、ブッシュの2期目の選挙の前に調べるところから物語は始まる。
    調べて行くうちにどうやら虚偽だということが見えて来て、決定的になる文章と証言も現れる。
    が、それがのちにフェイクだということが保守派のブログで出されると、ABC等他のメディアからも信ぴょう性を疑われ、放送した番組「60minutes」のアンカー、ダンまでもが追い詰められる。

    反撃の放送もするが、(出来レースの)内部調査委員会までもが開かれ、主人公メアリーは追い詰めれれる。。。


    いやぁ、これは良い映画やった!
    CBSもどんどんジャーナリズムではなく、会社としての機能しか無くなっていってるだ、それは日本の方が先行してるけど、ジャーナリズムの進んでるアメリカも例外では無いんだということがよく描かれていた。

    「質問をする」、それがどれだけ大切か、
    事実を積み上げ、そこに一筋の真実の光を垣間見させることがどれだけ大変か、しかしどれだけ社会には意味があるのか、
    質問を「しない」ことがどれだけおかしなことなのか。


    会社は常に自社の存続を考える。それも当然のことだ。
    けど、特権を与えられたメディアはそれだけではダメだ。  真実を伝えるこそがその特権を与えられている理由でもあるのだから。


    インタビューを延々と繰り返し、証言をとって行く、それに比べてブッシュの前には慣れ親しんだ記者が並ぶ、そんな光景がすでに2004年にはあった。トランプはそれすら拒否してるけど。

    主旨が何であるのかを次第に忘れ、その人の人間性や政治的趣向、疑惑、揚げ取り、それに終始し、ワイドショー化してしる今の日本のメディア人、本当に大変なのはわかるけど、もう少し頑張れよ、とこれを見てますます思った。

    「60minutes」は報道で初めて黒字が出たCBS番組だと。ワイドショーやバラエティの方が広告収入が高くなる。 が、人々は昔「60minutes」を見た。それが段々イブニングニュースや朝の番組がもっと視聴率を稼ぐようになった。
    時代の流れとともに、人々は報道よりも娯楽を楽しむようになっていってる。 「正しさ」よりも、「気持ちいい」ことにしか興味がないのかもしれない。
    これは、社会の劣化といえば間違いなくそうだと思う。
    人々が見ないから、テレビもつくらない。
    すると、報道なんて人々も存在すら意識しなくなる。
    このスパイラルが今の状況ならば、まず回復するには人々が痛い目を見るまでバラエティ漬けになるのかもしれない。
    社会が機能していないことが自分ごとになり、何が真実か伝えられないようになっていることが誰にでもわかるよになる日が来れば、もしかしたら、「気持ち良さ」よりも「正しさ」が大切だと思う人々がまた現れるかもしれない。

    この映画を見ていると、そういう暗い気持ちになっていってしまうが、まだ我々の時代にこういう考え方があった、という記録に残すには、すごくいい映画だったと思う。

    最後の「勇気を」
    には痺れた。

    役者も演出も素晴らしかった!

  • 聞くはいっときの恥、聞かぬは一生の恥

  • 報道に携わる仕事というのは、常に客観性を求められるという点が印象的だった。実話をベースにした話らしいが、見ていてもあまりピンとくる点はなく、ケイト・ブランシェット演じる女性プロデューサーが救われないラストというのもなんか納得がいかない。真実がいつもまかり通るというわけではないけれど、圧力で真実がねじ曲げられてしまうというのも何だかなと鑑賞後思った。感想がまとまりませんが、こんなところです。

  • 実話に基づいた話ということで、終りにむけてストーリーの流れは容赦がない。
    これでもかこれでもかと絶望と、悲しみが募っていき、救いなどないように思える。報道陣ではない私たちがみたとき、メディアと接するときの注意深さや敬意を考えさせるので観て損はないと思う。

    一番気になったのは一人一人の行動。母が他界しなかったら、彼が話をでっちあげなかったら、この企画を考えなかったら・・・いろんな”かもしれない”が渦巻くけど、後悔などしない。たった一人の行動が世界の情勢すら動かしてしまうかもしれないことに怯えない。それに驚いてしまうし、文字通り”勇気を”もらう。

    ケイトブランシェットと、ロバートレットフォードが素晴らしかった。

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    CBSのプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝を基に映画化。子ブッシュの2004年大統領戦中の軍歴詐称疑惑の話。

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