- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111251381
感想・レビュー・書評
-
(Amazonより)
★インドの<アインシュタインと並ぶ天才・ラマヌジャン>と、彼を見出した英国人数学者。
身分も国籍も違う、正反対の二人が起こした奇跡と友情を描く、知られざる感動の実話!
【ストーリー】
1914年、英国。ケンブリッジ大学の数学者ハーディは、遠くインドから届いた一通の手紙に夢中になる。
そこには驚くべき“発見"が記されていた。
ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘するのだが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。
孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がるのだが―。
昨日観た映画『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』の主演俳優のデーヴ・パテール繋がりで アマゾンプライム字幕版で観ました。
アインシュタインと並ぶ天才・ラマヌジャン...
同等以上の知能の持ち主じゃないと天才を理解することは出来ないんだろうなぁ...
極めて直感的、天才的な閃きによりっていうところが もう無知な私には???になってしまいます。
天才的な人物の実話を基にした映画をいくつか観ましたが まわりからなかなか理解してもらえないという印象を受けます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「インドの魔術師」と呼ばれた天才数学者ラマヌジャンの実話をもとに作られた映画。映画の冒頭だけはインドで撮影されていますが、ラマヌジャンがイギリスに来てからはほとんどがケンブリッジで撮影されていて、美しいの一言です。
ジェレミー・アイアンズがラマヌジャンを見出し、共同研究をした数学者を演じています。そして、冒頭にちょろっとしか出てこないんですが、フランシス卿役を大好きなスティーブン・フライが演じています。
ニュートンレベルと言われたラマヌジャンの天才的な閃きと、それを「下々の人間」に説明しなくてはいけないもどかしさ、トップレベルの研究をしている人間の異なる優しさ、戦争の理不尽さ、異文化を受け入れられない人間の狭量さと見苦しさ、文化の違う国で生きていくことの難しさと素晴らしさ、仲良しこよしをするだけではない友情の美しさ。
そう言ったものが過不足なく詰まっていて、まったく飽きずに見終わりました。
もちろん映画の焦点はラマヌジャンと、彼の研究、人生なのですが。
これだけは書かせていただきたい。
ジェレミー・アイアンズが格好良いです。それはもう、べらぼうに、とんでもなく、床にひれ伏したくなるくらい、格好良いです。
パイプを口に咥える姿も、新聞を読みながら紅茶を飲む姿も、晴れの日に傘をさして歩く姿も、論文を読むために老眼鏡を鼻にのっける姿も、アームチェアに座って脚を机にのっける姿も、中折れ帽をぽんとかぶる姿も、全部が全部、絵になります。
ジェレミーファンにとっては垂涎ものでした。 -
1914年、ケンブリッジ大学の数学教授ハーディのもとにインドの事務員ラマヌジャンから1通の手紙が届く。
そこには驚くべき数式の数々が書かれていた。
ハーディはラマヌジャンをイギリスに招聘しようとするが、彼の地方では海を渡ることを禁じられ、また大学でも身分や学歴を理由に拒絶がおきるのだった。
数学の証明問題って学生の頃に嫌いだった人が多そうだけど、証明の意味や意義ってこういう事。
閃きは天才のなせる技だけど、証明によって誰もが使えるものになるのだ。 -
2017/4/2 私には二つの偉大な“発見"がある―
それは彼の才能と、かけがえのない友情だ。
★インドの<アインシュタインと並ぶ天才・ラマヌジャン>と、彼を見出した英国人数学者。
身分も国籍も違う、正反対の二人が起こした奇跡と友情を描く、知られざる感動の実話! ケンブリッジでの撮影が実現! イギリスの伝統とインドの神秘的な舞台を背景に描かれるドラマチックな物語。
インドの数学者ラマヌジャンと、彼を見出したイギリス人数学者ハーディの実話を映画化した伝記ドラマ。
1914年、イギリス。ケンブリッジ大学の数学者ハーディ教授のもとに、インドから1通の手紙が届く。そこには、ハーディ教授を驚愕させる「発見」が記されていた。ハーディ教授は早速、手紙の差出人であるインドの事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、他の教授たちは身分が低く学歴もないラマヌジャンを拒絶する。
孤独と過労から病に倒れたラマヌジャンのため、ハーディ教授は奇跡の証明に挑むが……。
「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテルがラマヌジャン役を、ジェレミー・アイアンズがハーディ役をそれぞれ演じた。
ラマジャンヌ役のデブ.パラルもハマり役だし
イギリスの数学者ハーディ役のジェレミー.アイアンズも 本当に素敵だった
純粋な数学者としてお互いを高め合う関係にも泣けました。数学の世界は分からないまでも夢中になる姿に感動してしまった。-
shukawabestです。
5年近く前にレビューされていますが、この映画興味湧きました。ゆっくりレンタル屋探してみます。
hiromid...shukawabestです。
5年近く前にレビューされていますが、この映画興味湧きました。ゆっくりレンタル屋探してみます。
hiromida2さん、B級映画お好きですね。僕は10年くらい前までは、映画やDVDを観るのが晩や週末の習慣になっていたのですが、僕のほとんど知らない映画を載せられているので驚きです。2022/03/14
-
-
これはなかなか感動的かつ刺激的な作品。理解力はいまいちだけど、リーマン予想関連の入門書を読むと必ずラマヌジャンの数式が出てくる。え?どうしてそういう公式を思いついたの?と、あまりに奇天烈な数字や主に無限級数の組み合わせが出てくる。この映画から分かるのは、彼の「直感」あるいは「神がまいおりてくる」産物らしい。恐るべき天才!彼の師匠ハーディは数学者に点数をつけるとすればヒルベルト80に対し、ラマヌジャン100だと言っている。弟子には甘いと考えてもヒルベルトと比肩しうる逸材とみている点はとても興味深い。
-
インドの天才数学者ラマヌジャンの話。
自ら考えついた数学の法則を手紙に記し、それが認められイギリスに渡り、ケンブリッジ大学で数学に励むも、差別を受けてなかなかうまくいかない。ただ、ハーディ教授は彼と彼のスタイルを理解し、”証明”という形式を軽視しがちな天才に存分に研究に没頭させ、多くの驚異的な発見を産む(ただし証明しなかったせいで、多くは時間がかかってのちに認められてるようですが)
当時のイギリスではヒンドゥー文化への理解もなく食文化に適応できず、ラマヌジャンはどんどん体を弱らせていき、32歳という若さでの夭折に繋がってしまう。
インドに住み、息子の帰還を願う母の試みも、結果的には彼と最愛の妻との仲を裂く方向に働き、不幸を招いてしまった。
当時途上国から研究をすることの難しさ、を感じる。あんまり明るいこともなく、重苦しい雰囲気の映画です。調べるとラマヌジャンの関連図書って結構あるようなので、一人の偉大な数学者の伝記の、入門編という感じでしょうか。 -
天才。
証明。
最期は幸せだったと信じたい。 -
これも数学者の伝記もの。これまた微妙。本当の意味で主人公の業績の偉大さがわかる観客はすくないだろうから、むっカシイわなあ。人物に普通と違う奇行、病、狂気でもないかぎり。この映画の場合は、英国におけるインド、ってのが物語に厚みを出すポテンシャルなんやけど、生かしきれてるとは言い難い。