鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ) [Kindle]

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著者 : 内藤了
  • 講談社 (2016年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)の感想・レビュー・書評

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  • 猟奇犯罪捜査班シリーズを読んでいたので、文体に慣れていたということもあってかするする読めた。
    猟奇シリーズでも思ったけれど、人体描写というか、グロテスクなシーンが多いので、この雰囲気でホラーを書いたらきっと怖いだろうなぁと思っていたので内藤さんのホラーが読めて非常に嬉しい。
    とはいえ、内藤先生はちょっとしたラブコメがお好きなのだろうか。
    猟奇〜での比奈子とのび先生のように、このシリーズだと図式では春菜と仙龍ということになる気がするのだけど……。

    それにしても、比奈子の時も思ったけれど内藤さんの描く女性は、ちょっと現代にはいないかなぁ笑と思うキャラが多い(と言っても、本作では若い女性キャラクターがほとんどメインの春菜しかいないが)。
    なによ、とか、〜だわ、とか(ばかばかばかばか!)とか一々古い気がするのは気のせいだろうか。
    比奈子はそこまででもないけれど(少し太り気味なところを気にしているところは現代女性っぽくて思わずわかるぞーとエールを送りたくなる)、春菜は王道ツンデレ系だし。
    20代、30代でこれをやってたらさすがにイタイ人なんじゃないかなぁと思ってしまう。
    ただそういうスレていないところが、共感を呼ぶ主人公なのかなと思ったりもする。
    どこか憎めないというか。
    もう少しリアルさがあってもいいのかなぁと思った。
    一冊読み終わってもまだ春菜のキャラクターを把握しきれていない気がする。
    (仙龍も正直最初に現れた時の印象とだいぶ変わっていて、憎まれキャラなのかいい奴キャラなのかどっちなんだという印象は否めない)

    ストーリーは日本独特の村の因習。
    読んでみるときっとこういうことって本当にあった時代もあるんだろうなぁと思えてホラーなのだけれど、春菜同様切ない気持ちになる。
    ちゃんと結末があるので有耶無耶にならずすっきりとした終わり方。
    ただ、もう少し仕事敵の長坂がけちょんけちょんにやられてくれたらすっきりしたのになぁと思う。
    そういうところに勧善懲悪を求めてしまう。

    仙龍も多分メインで出てくるのだと思うので、彼の今後の命運がどうなるのか気になる。
    次作も出てるので読む予定。(購入済み)

  • 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズで
    お馴染みの内藤了作品。どうやらこちらもシリーズモノで、
    現在2作品がリリースされている。藤堂シリーズにはかなり
    ハマった覚えがあるので、こちらも迷わず2冊とも購入。
    結構期待して読んだのだけど・・・。

    内容はホラーと言うよりも、完全にオカルト。
    幼き頃に雑誌「ムー」や「トワイライトゾーン」を愛読し
    ていた僕だから、それなりに楽しめる世界観は間違いなく
    あるのだが、どうしたことかちょっと取っつきづらい物語。
    後半に入ったところでようやく主要キャラの役割を掴み、
    ラストでそれなりの満足感はあったものの、残念ながら
    藤堂シリーズのようにのめり込むことは出来なかった。

    つまらない、というワケでは決して無いし、キャラを理解
    した上でもう一度読めばきっと違った感想が出てくるとは
    思うのだが、内藤了はもう少しだけリアリティとスピード
    感のある作品の方が良いかも。おそらく続編ではその部分
    が改善されてると思うので、そちらに期待。なんつったっ
    て既に購入しちゃってるので(^^;)。

  • 曳家(移築の専門家)がメインな旧家の呪い的ミステリ。
    因習を解くので、読後感はさっぱり。

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