リリーのすべて [DVD]

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監督 : トム・フーパー 
出演 : エディ・レッドメイン  アリシア・ヴィキャンデル  ベン・ウィショー  セバスチャン・コッホ  アンバー・ハード 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2017年4月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102512187

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リリーのすべて [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ゲルダの無償の愛が見ていてつらかった。
    リリーの気持ちよりゲルダの気持ちに
    寄り添う形でしか見れない作品だなぁ。
    わたしだったら夫のことをこんなに
    支えられるだろうか、とか
    女装をゲームとして始めさせた自分を
    めちゃくちゃ責めて泣くだろうな、とか。

  • "二人の女性"の描写がとても丁寧で、綺麗な映画だった。

    舞台がデンマーク、パリのせいなのか、いや主演男優がイギリス人のせいなのか....とにかく品があっていい。
    エディの全裸のシーンでさえ、エロさを感じさせない程の上品さ!

    どちらかというと、妻ゲルダの方に感情移入してしまって、夫が女性になっていく葛藤や、自分が愛した夫(男性的な)に会えなくなる寂しさ、切なさに涙。愛しているが故に、苦しい。

    人間模様も美化しすぎというくらいだったけど、やはりエディが演じた"リリー"が、びっくりするほど美しい....

  • 鑑賞後は素直に感動したが、その後、史実を知ってからはその路線で物語を進行した方が良かったような気がした。

    キャストでは、エディ・レッドメインの演技がピカイチで、助演のアリシア・ヴィカンダーは巷の評判ほど凄いとは思わない。
    ハンスの脇役も結構好き(どうせ史実をベースにしないなら、ハンスをキーパーソンにすべき!)

    あとは当時のLGBTに対する偏見をリアルに描き、苦難の歴史を振り返るような演出でも良かったような…

  • 良い… 世界初の性転換手術を受けたリリー・エルベの話 リリーとゲルダがお互い性別じゃなく人として愛し合ってて素敵だった!うまく言えないんだけど、好きなように生きて好きな人が変わらず自分を好きでいてくれるって幸せだと思ったのだ 映像も音楽もこの映画にばっちり合ってる

  • 請求記号:16D121 (館内視聴のみ)

  • 世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話を基に、ふとしたきっかけから男性であることに違和感を抱き始めた主人公の苦悩と、そんな夫を献身的に支え続けた妻の葛藤と愛を描いたドラマ。

    アイナーがリリーとしてゲルダから離れていく様子がゲルダ目線で悲しすぎて。

  • LGBTQの本棚から 
    第5回 リリーのすべて

    今回ご紹介するのは「リリーのすべて」という映画です。
    2015年制作、ですから、まだ新しい作品ですが、テーマは1930年……という凄く早い時代に、世界で初めて性別適合手術を受けたMtF(Male to Femaleの略、男性から女性)のリリー・エルベ、というデンマークの画家の生涯(実話)をもとにした映画です(原作は2001年に発売)。

    『1926年、デンマーク。
    風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を意識する……。
    それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤する。ゲルダも当初はそんな夫の様子に戸惑うが、次第にリリーに対する理解を深めていく。』
    (映画.com http://eiga.com/movie/82988/ より引用)
    という内容です。

    監督は
    「英国王のスピーチ」
    のトム・フーパー。
    主人公リリーを演じるのは「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」
    でも主役を演じたエディ・レッドメイン。

    まだ性同一性障害が知られていなかった1926年、リリーは内科から精神科まで、たらいまわしにされました。
    医者は一様に精神異常、性的倒錯だといい、謎の治療をされたりしてリリーは疲弊していきます。
    苦悩する日々の中で、その時代に珍しく
    「身体を心に合わせる」
    という考え方をもっている医師に出会い、ついにリリーは自分らしく生きる道を見つけます。

    しかし世界初の性別適合手術ですから、半ば実験のようなところもあり、それを知っていてもリリーは、手術を受ける決心をします。
    技法が研究され、かなり安全で安定している現代ですら勇気のいる手術なのに、当時それを受けた彼女はものすごい勇気の持ち主ですよね。

    時代的背景もですが、役者の力量にも圧倒されました。
    優男のアイナーが、リリーへと変わっていくときの表現力は、尋常じゃなく凄かったです。
    姿は男でありながら、中身は女であることを表情だけで表現するところは鳥肌が立ちました。

    また、リリーの妻であり理解者であるゲルダの苦悩も繊細に描かれています。
    愛する夫が女性になっていくのですから、思うことはたくさんあっただろうし、苦しみもしたでしょう。
    いろいろもうわかっている現代でも、ゲルダのように振る舞うことができる人がどれだけいることか……。
    ゲルダは最後までリリーを支え続けるのですから……。

    二人とも、本当に強くて美しい……。

    R15指定の映画なので小中学生は見ることができませんが、高校生からは見られるので、授業の一環として見るのもいいかもしれません。
    授業で見るには衝撃的すぎますか?

    本やマンガは苦手……という人にとっても、映画はLGBTQについて知る、かなり有効なジャンルだと思います。

    2017年5月16日

  • -エディレッドメインの演技がすごく好きなんだけど今回もめちゃ上手い。エルダが精神的に参ってるのにも関わらず、リリーになりたいと譲らないアイガーが段々ムカついてくるんだけど。それもすごく性格の悪い女に見えて来るから、やっぱ演技力凄いなあと思った。
    -アリシアヴィキャンデルはEx MachinaとかJason Bourneですごいシュッとしてた感じだったんだけど、役作りで太ったのか。エルダの序盤のカラッとした感じにはすごく合ってたけど。

    Gerda Wegener: I need to see Einar.
    Lili Elbe: Let me help, please.
    Gerda Wegener: I need my husband, can you get him?
    Lili Elbe: I can't.
    Gerda Wegener: I need to talk to my husband, and I need to hold my husband. Can you at least try?
    Lili Elbe: I'm sorry.

  • アイデンティティとは、なんと気高く大切なものなのか。
    自分として生きることの力強さと、それを支える人の想いがたまらなく素晴らしかったです。
    それに至るまでの苦悩に、涙が出ました。心が揺さぶられました。
    リリーもすごいけど、元妻も素晴らしい。

  • 2016/11/11
    総合点3.8
    監督トムフーパー エディレッドメイン
    アリシアヴィキャンデル マティアススーナールツ
    ←マティアスが若き日のプーチン‼︎かっこえー
    感想は、胸がつまるような苦しさと哀しさで涙。
    レッドメイン始め俳優達の演技は素晴らしいんだけど話自体が私には苦しかった。
    性同一性障害は精神病と言われたり当時の怪しげな治療をされたりマイノリティには壁や偏見が今よりもっともっとあるなか、アイナーはリリーとして生きたくてもう止められなかった。
    それもなんだか解る。自分の中の男女をコントロールするのって難しいよ。だけどゲルダの方に感情移入しすぎてしまってとても哀しかった。
    ハンスに肩を借りたくもなるよ。アイナーを一途に愛したゲルダはアイナーが恋しくなる。わかる。
    リリーは自分に正直に生きたけどゲルダは同速度では生きていけれない。予想外に哀しくて辛い映画だった。他サイトでのレビューで書かれていたようにリリーは自己愛、ゲルダは罪悪感。純粋な愛とは思えなかったや…
    あ!劇中ヴィキャンデルの裸やレッドメインの局部が映るけど2人が画家役のせいかエロさなし。わお、てな位でした。

  • 死への恐怖よりも、自分を殺して生きることの恐怖が優ったんだろう。例え最愛の女性を傷つけることになっても。抑制された光のトーンが場面を美しく切り取る。どこを見ても美しい映像。

  • 1920年代に世界初の性別適合手術を受けたデンマークの風景画家リリー・エルベ(アイナー・ヴェイナー)とその妻で彼女をモデルにした絵で成功したゲルダ・ヴェイナーの愛と友情を描いたお話。

    自分の中に昔からいたリリーにモデルの代わりに女装したことから形になってしまったリリーから目を反らせなくなったアイナー。
    かなり創作も入っているみたいだけれど、エディ・レッドメインの女性らしくなっていく演技がとても真に迫っていて、素晴らしかった。

  • ガーダ・ヴェーナ ファンの私としては、やっとついに願い叶ったりな想いで鑑賞しましたが、観ながらひどく号泣してしまいました。

    私もトランスジェンダーなので、その痛みや苦しみ、失望…普段の馴染み深い感覚をトム・ヒドルストンのちょっとした表情から容易に察してしまい、辛くて何度も声を上げて泣いてしまいました。トランスジェンダーではない彼が、これ程複雑な心的葛藤を演じられるとは、まさに非凡な才能を持った俳優さんだなぁと驚愕。

    そして、ゲルダ(ガーダ)がリリーに献身的に尽くす姿も痛々しく、場面を追うごとに悲しく辛い気持ちがどんどん膨れ上がって行く…。性的アイデンティティに関わる問題は自己の存在の根幹を混乱させ、精神的な生死にも関わることなだけにリリーには他にどうしようもない事だった。とはいえ、置いていかれて後に残されたゲルダが可哀想でならなかった。

    現実のリリーは晴れて男性と結婚し、子宮の移植もした(が、成功はしなかった)ようで…恐らくゲルダも絵の作風からレズビアン指向のある女性だったと思われますし、実際の所は映画とは全く違った状況だったのではないかということは想像出来ますが…。
    もしそうだとしても、危険な手術を繰り返すリリーへの心配はどれ程のものだったのか…想像するに耐え難いなぁと…。

    果たして、ここまでの試練を乗り越えられるカップルがどれだけいるのか?彼女に愛されたリリーは本当に幸せ者だなぁと羨ましく思いつつも、存在の核となる部分に大きな問題を抱えていると(特に性に関する問題は、恋愛関係に大きな支障となる)他者との関係はなかなか上手く行かないものだよなぁ、とシンミリしてしまいました。

    ひどく観るのが辛い映画ではありましたが…トム・ヒドルストンの演じるリリーの憂いを帯びた繊細な美しさや、当時のアールデコ調のインテリアやファッション等、美しい映像の数々は視覚的に非常に楽しめました。

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