『ユニクロ帝国の光と影』著者の渾身レポート ユニクロ潜入一年【文春e-Books】 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 文春で掲載された時に読もう鼓動か迷って結局読まなかったもの。
    旬も過ぎた感じではあるが購入してあったのでいまさらながら読む。
    元の「ユニクロ帝国・・・」のほうを読んでいないのでなんとも言えない部分もあるが、期待とはチョット違った。
    人材不足やサビ残などブラック企業足る部分が多いが、思った以上に著者はユニクロに対して好意的。
    ユニクロ好きなんじゃない?としか思えない。
    好きだからこそ悪い部分を改善して欲しいんじゃない?
    という感じにしか思えなかった。
    ユニクロ愛ありすぎだろ。

  • ・プロの記者の取材にかける姿勢のすごさを知ることが出来ました。

    ・グローバルな大企業が、必ずしも関わる人達の幸せを前提にしているわけではないということを改めて確認。

    ・取材期間の限界や、経験したことで組み立てていくという内容だったけど、コラムでもいいの+αの情報があるとなお良しでした。

    … ユニクロなら、力を入れるベクトルをちょっと変えるか、増やすなりすれば、いくらでも解決できるのに…、との印象が残る1冊でした。

  • 相変わらずこの著者の本はスリリングでおもしろい。もっと長く読みたい。

    kindle unlimitedにて。

  • 著者が過去に出した「ユニクロ帝国の光と影」でユニクロから損害賠償請求をされた。
    著者が勝訴後、柳井社長は「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。
    うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」とインタビューで答えた。

    ならばと、法的に名前を変えて潜入取材をした著者。
    ジャーナリストとして正しい喧嘩の買い方に感服して読んだ。
    過去にはクロネコヤマトにも先週取材をされている経歴には
    感服を通り越して少し笑ってしまった。

    とても読みやすくてあっという間に読み終わった。
    ユニクロはよく利用するので
    裏ではこういうことが起こっているのかと薄ら寒くなった。
    でも、私はこれからもユニクロを利用する。

  • 文春の編集長の本を読んで購入。週刊文春の記事を採録したもの。いろいろ言われ、いろいろ書かれるユニクロだが、実際に潜入して書くのは大変だと思う。まして50歳過ぎていたらなおさら。きついことばかり取り上げられているが、スタッフの中にはいろいろなよろこびもある筈なので、両面から書いて欲しかった。まあ、週刊誌の記事だから仕方ないのかもしれないが。

  • 「週刊文春」連載記事の第1回と2回を再構成したもの。
    どんな会社でも悪いことではなくても外部に知られたくないもの、見られたくないものはあると思う。
    潜入という方法が受け入れられない。
    同僚として普通に接していた人が潜入しているジャーナリストなど到底許せない。
    (電子書籍 kindle)

  • ユニクロに潜入取材をするために戸籍上の名前まで変更するという徹底ぶり。

    外からではなく内側からみたユニクロ店舗の現場はかなりリアルティがあります。

    こういった取材方式には賛否があると思いますが取材内容は非常に興味深いものでした。

  • 前に、読んだユニクロと、内容一緒

  • 1年以上潜入していただけあって、ユニクロの内情がよくわかります。読み始める前は、悪いところだけをピックアップするのかと思ったが、そうではなかった。
    著者が実際に働いてみて、何が辛いのか、何故ブラック企業だと言われているのかという点について、事実を書いているところに好感がもてました。
    ブラック体制になってしまう根本的な問題を解決するために、客が自分でレジを通せるようにしたり給与アップなどの新しい試みを早急に取り入れるべきだと思う。

  • 「ユニクロは、ほかのアパレル企業と異なり、11月と12月で年間の利益の半分を稼ぐと言われている。」
    「今日やる仕事を今日やるのは作業。明日やる仕事を今日やるのが仕事である。」

    やはり潜入レポは重みがある。
    読んでいて面白い。

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著者プロフィール

横田増生

一九六五年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号を取得。九三年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務める。九九年よりフリーランスとして活躍。二〇二〇年、『潜入ルポ amazon帝国』で第一九回新潮ドキュメント賞を受賞。著書に『ユニクロ潜入一年』『「トランプ信者」潜入一年』など。

「2022年 『評伝 ナンシー関』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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