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- / ISBN・EAN: 4988111251398
感想・レビュー・書評
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将棋には造詣が深いわけではありません。原作も読まずに観ました。松山ケンイチさんの体型は、ガリガリガリクソンを連想させるほどです。坂田三吉と関根名人、大山名人と升田幸三、羽生名人と村山聖。アウトローと正統派。私などは、どうしても破天荒でアウトロー的な方に関心があります。
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原作も同時期に読んだのですが、原作とはまた別ものとしてしみじみ楽しめました。
しっかり青春だったのが良かったと思います。
原作の持つエッセンス、雰囲気を原液として、うすめて飲みやすくしたスープのような映画。
映画という時間制限の中で、原作の良さを表現するという意味で正統的に完成されているのではないかと。
観ていて、甘酸っぱく、きちんと人生を感じられる。
原作はどちらかというと、師弟愛に大きな感動があったが、こちらは羽生さんとの対決側に重きがおかれた映画でした。
私としては映画だけではなく、原作も読んでほしい。
どちらも体験するとより楽しめると思います。
そしてどちらが先でも問題ないと思います。
どちらかといえば、原作からが良いかな。 -
役者魂のぶつかり合いのような映画。
松山ケンイチさんの村山聖もいいが、東出昌大さんの羽生善治もすごい。
現在進行形の偉人を演じるのは大変だろう。
そういえば染谷将太さんは、「三月のライオン」にも出てる。
あちらでは、本作の聖のような風貌であるが、何か意識するものがあったのだろうか? -
棋士たちの、消え入るようで、しかし意思が宿る「負けました」
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多くを語りすぎない
ただひとりの将棋棋士が生きて戦った姿を映した映画だったと思う
説明をはじめるとキリがない将棋の詳しいことは省いているのが好感だった
デカイな
松山ケンイチの村山聖の第一印象は、とにかくデカイな
好敵手で戦友の羽生さんの東出昌大もデカくて……イケメン
ふたりとも本人のイメージを脳内でディフォルメして美化した姿が映像になっているみたいだった
その見た目のでっかさが、ふたりの独特のスケールの大きさ、威圧感、存在感の表れな気がして、心がぶるっとした
原作のノンフィクションは数年前に読んでいた
水道から落ちる水滴の音
意志の強い駒音
少女マンガ好きな一面
森師匠の「冴えんなぁ、村山くん」
印象が強く残っていて、映像で見たいなと思っていたシーンが見れてうれしかった -
「負けたくない」という言葉を何度も言い、死ぬまで将棋と向き合ってきた村山さんを描いた作品です。人生にやり直しはできない、そんな時間はないから、勝ち続けなければ意味がない・・・。病気でもむくんだ体からは想像もできない「生きる」強さを感じました。
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実話の映画化で実際に存在した棋士の話だけに
まずは役者さんたちの役作りがすごいです。
体重を相当増やして臨んだ松山ケンイチ、羽生さんの立ち居振る舞いをそっくり似せた
東出昌大。
他の棋士を演じた役者さんたちも素晴らしかったです。
そしてラストに近づき、聖が死に近づくにつれての鬼気迫るシーンの連続
そしてライバル羽生さんとの対決、将棋ってこんなにも見応えがあるものなんだ
と率直に思えました。
コメントありがとうございます。嬉しいです♪
原作を先に読まれたんですね。
ネットでレビューを読んでい...
コメントありがとうございます。嬉しいです♪
原作を先に読まれたんですね。
ネットでレビューを読んでいたら「原作の方が全然良い」という意見もみられたので、読んでみたいです。いや、でも他に積読が鬼のようにある...と悩んでおります(^-^;
羽生さんとのお食事シーンは「デートじゃん、デートじゃん、大好きな人とデートじゃん」とテレビの前で盛り上がってました(笑)
あ、村山さんが実はゲイだとか言いたい訳じゃないですので、念のため(^-^;
松ケンに限らず、俳優さんの体重コントロール能力ってすごいですよね。『百円の恋』の安藤サクラちゃんとか...。
ぜひぜひ見習いたいものです。(主に痩せる方(笑))
初コメントさせていただきます。いつも
レビュー楽しく拝見させていただいていま
す(^^♪
わたし...
初コメントさせていただきます。いつも
レビュー楽しく拝見させていただいていま
す(^^♪
わたしは大崎善生さんのノンフィクション
小説の方を読みました。
もう、ボロボロ涙がこぼれました。
何度も聖の夢は近づいては遠ざかっていきます。そんな希望と絶望を繰り返しながらも腐
ることなく最期まで勝負の世界で生きた青年
の記録でした。
5552さんのレビューのおかげで、映画の方も観たくなりました♪
コメントありがとうございます。
原作の方を読まれたのですね。
良いという話を他の方からも聞いて、読もう...
コメントありがとうございます。
原作の方を読まれたのですね。
良いという話を他の方からも聞いて、読もうかどうか悩み中です(楽しい悩みですね(^-^))
映画も感動しましたよ~。
村山さんの生きざまに心打たれました。
松ケンの繊細さもはまり役でしたし。
機会があったら是非見てみてください。