ビジネスエリートの新論語 (文春新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 新聞記者だけあって市場調査感というか大衆感覚を心得ている感じがあらためて新鮮だった。
    題材がサラリーマン。当時の司馬さんには自問自答する最大の関心事は自らの職業観であったという念がこもってる。
    この後高度経済成長期を迎える世のサラリーマンたちの精神は司馬さんが創り上げた歴史観とリンクしていく。歴史観の塗り替えが司馬さんと後期の昭和の価値観に合わせて仕立てられたと言っても過言じゃないかもしれない。
    そんなことを想像させる司馬さんの著作でした。

  • 「ー」

  • 【司馬遼太郎、最初で最後の新書を完全復刊!】昭和30年サラリーマン時代の司馬遼太郎が本名で刊行した“幻の新書”を完全復刊! ビジネス社会で働く人々への知性溢れるエール。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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